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創作大賞2023発表で個人的に思ったことのつぶやき

note創作大賞2023の発表記事で、フォローさせて頂いてるせやま南天さんの作品『クリームイエローの海と春キャベツのある家』が見事に受賞されているのを見て、なんだか嬉しくなった。きっとあの作品は受賞するだろうなと勝手に期待していた。

アメリカ生活を始めて、英語スキルの向上という平坦ではない道をたどるなか、「日本語の誘惑」に溺れるのを恐れて、日本語コンテンツを意識的に遠ざけている時期があった。

そんなとき、ふとせやまさんのあの創作作品が目に留まった。読み始めたら、するすると心地よく文章が入ってきた。なんだろうあの感覚は?と振り返ると、ある種の癒しのような感覚だった。心地よく耳に響く波音を聞き続けているうちに、だんだん気持ちが整っていくような。

読み手のライフステージやコンディション、そもそもの好みで受け止め方は様々あると思うけれど、きっと何かしらに疲れたり壁にぶつかっている多くの人が、こんな形での安らぎを求めているのかもしれないとすら思った。

人を健やかにする温かい食事、家族や日本の原風景、ひたむきな気持ち、足元にある日常。小さくて儚いけれどそんな確かなものに丁寧に向き合っているこの作品を読んでいくと、心の中に春風が吹いたかのような、清々しい気持ちになれた。

いつもの投稿もままならないような私が創作大賞の感想など恐縮とは思いつつ、なんだか嬉しい気持ちをそのまま書き留めていくうちにこんな投稿になってしまった(後日消してしまうかもしれません。。)。

渡米後はnoteの投稿にも交流にも時間が取れずもどかしさもあったけれど、自分なりのペースで周回遅れながらも、noterさん達の記事をゆっくり読んで色々感じたり元気をもらったり、時に深いところで響きをもらえてたり、noteって世界は面白いなと改めて思った。

最後に、せやまさんはじめ受賞者の皆様おめでとうございます。これからのますますのご活躍応援しています。

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