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恋愛経験が少ない人ほど、婚活しまくるべし

私自身、一度もモテたことがなく、自分に自信もなかったので、最初に合コンに参加するまでは本当に長い道のりでした。学生時代は暗くて、テンションの高い人や場所が苦手だったので大学の普通の飲み会すら参加するのが怖かったし、ましてや合コンのような“選別される場”に足を踏み入れる勇気などありませんでした。
それでもだいぶ遅咲きで合コンに参加し、その後堰が切れたように婚活をしまくって、めちゃくちゃメリットがあったなぁ、と今では思います。

コミュニケーションが得意な人や、自然と恋愛できたタイプの人は一気に集中してやる方が向いているかもしれないのですが、恋愛経験の少ない人は《とにかく婚活の数をこなす》ことが結婚の近道になると思っています。
どんなメリットがあるのか、ご説明します。

コミュニケーションに慣れる

私自身も、そしてまわりを見ていても思うのですが、恋愛経験の少ない人はあまりコミュニケーションが得意でない人が多いように思います。いわゆる“奥手”というやつですね。
私も人と話すのは得意ではなかったし、むしろ苦痛で、気が重いとずっと感じていました。しかし、婚活に参加すると、イヤでも話さないといけません。話さないと、何も知れないし、何も知ってもらえない。
しかも、です。合コンはまだしも、婚活パーティーなどの一人参加の婚活に参加すると、コミュニケーション上手な人の方が少ない、という現実を目の当たりにします。コミュニケーションが得意な人は婚活しなくても相手ができる・・・ということなのかもしれません。
さて、コミュニケーションが苦手な人同士でどうするか。私は幸いにも、コミュニケーションが苦手ではあったけれど、沈黙で黙り込む方がもっと苦痛、というタイプだったんです。二人とも黙り込むのは耐えられない。というわけで、お相手がもじもじしている場合には、一生懸命話題を考えて話を振りました。
コミュニケーションが苦手な人は、自分から話さないだけでなく、受け答えも最小限、ということが多々あります。こちらが話を振って、それに答えて、おわり。本当は「あなたはどうですか?」なんて聞いてほしいんですが、どうしても一問一答で終わってしまうことが多くありました。(単に私に興味がなさ過ぎた人もいたとは思いますが)
おかげでコミュニケーション力がずいぶん鍛えられたなぁ、と思います。相手になるべく興味を持って、質問して、質問してもらったら答えて同じように質問したり、そこから話を膨らませたり。
いつの間にか、初対面の人と話すことが苦にならなくなっていました。これは、婚活だけでなく日常生活でもとても役に立っているし、コミュニケーションが苦手じゃなくなったことで人格すら変わったような気がしています。
話すことに気負いがないと、自分の素が出せる、というメリットもあります。
コミュニケーションが得意なことは婚活以外にもメリットだらけなので、「婚活を利用してコミュニケーション上手になってやる!」くらいの気持ちで、まずは“婚活”にとらわれすぎず、気楽に行ってみるといいかもしれません。

自分と釣り合う人がわかってくる

恋愛経験の少ない人の何が問題かと言えば、自分にどんな人が合うのかわからないことではないかと思います。
もちろん何人付き合っていたって告白して振られることはあるでしょうが、今までお付き合いした人や告白してくれた人がその後の指標になるのは間違いないでしょう。
恋愛経験が少ない人はこの“指標”がわからないわけで、まずはここを見定める必要があります。
これは何もお付き合いまで進まなくても、婚活をしまくっているとなんとなくわかってきます。婚活を続けていると、好意を持ってくれる人(マッチングアプリでいいねしてくれる人、婚活パーティーで第一印象に〇をしてくれる人・連絡先を渡してくれる人など)が現れます。それが今の指標となるわけです。
“今の”指標、と書いたのは、もちろんそれは変化していくからです。変化させる、というべきかもしれません。
例えば女性の場合、婚活していると「えっ、20も年上の人からいいねがきた…」のような、ちょっと悲しくなるような好意も受け取ることがあります。年齢に関しては男性は年下を好むのでそれほど気に病むことはないのですが、あまりにも好意を寄せてくれる人が自分の思うようなタイプではない場合、自分を改善する必要が出てきます。その繰り返しの中で自分の求めていた相手を見つけるのが婚活、と言っても過言ではありません。
ですので、とにかく婚活をしまくることで今の自分の指標を知る。まずはここから始めることをおすすめします。

何よりも出会いの数が増える

なんと言っても、これが一番大きなメリットです。
もちろん運命の人と出会える確率もそれだけ大きくなると思いますが、とにかく“いろんな人と会える”というだけでもかなり自分にとってメリットになるはずです。
というのも、婚活していると本当にいろんな人がいます。上で述べたように全く話さない人はむしろ大多数で、延々と愚痴を話す人や会っている途中で黙って帰ってしまう人、お金に関する価値観も様々で、私自身、本当に勉強になりました。
婚活でたくさんの人に会ったからこそ、自分なりの基準ができた、というのは、今の旦那さんを伴侶と決めるに当たってとても重要でした。婚活しまくっていなかったら、本当の意味で幸せになれる人を見つけられていなかったかも。

運命の人に出会うため、ではあるのですが、「とにかくいろんな人と会ってみよう!」とちょっと人間観察を楽しむくらいの気持ちで婚活をこなしてみてはいかがでしょうか?

最後に、婚活しまくる際のアドバイス

きっとコミュニケーションが苦手な人にとっては、まず『婚活を始める第一歩』自体が大きなハードルだと思います。
比較的参加しやすいのは、友人と一緒に参加できる合コンや街コンのようなイベント。最初は、友人と参加可能だけど内容的には1対1で会話するようなイベントも避けた方が良いかもしれません。(どちらかが悲しい結果になったときに気を遣うので)
グループで話すタイプのイベントでまずは“場”に慣れる。ある程度慣れたら、その後は逆に友人と参加するのは避けた方がベターです。友人と参加するとどちらかが悲しい結果になる可能性があるだけでなく、一人でないとわかるとお相手が話しかけずらかったり、自分が良いと思った人を友人が否定したりすると気持ちが引っ張られたりして、せっかくのチャンスを見逃すことがあるからです。ただし、婚活は本当にしんどいことも多いので、婚活はあくまでも個人戦をしつつ、愚痴れる友達や悩みを共有できる婚活仲間は必須かなと思います。
あとは、私もよく利用していたのですが、ただ会話するだけのイベントより、そば打ち体験をしたりバーベキューをしたりのような体験型の婚活は自然と話しやすいので最初のとっかかりとしてはおすすめです。

まずは、婚活に対する苦手意識をなくすこと。緊張しすぎず、楽しもう!という気持ちで望んでみてくださいね。

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