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仕事と教育活動

建築において教育活動がセットである。

建築を行うことは私的な行為ではない。公的なものもあれば、公共の場にさられつづけるものが建築である。そこにはコミュニティや環境にも影響を与える。人里離れたコミュニティも環境も関係ないと思われる立地においても広い視野で考えれば同じ地域であり、同じ環境への配慮が必要である。マクロな視点が全体に与える影響を考えないといけない。そしてそこには生活がおこなわれている訳であり、その一部を形成している。その中には学業に励んでいる者もいる、これからの将来に展望を抱いて社会に飛び出そうとしている者がいる。かつてもわたしたちもそうであった様に。その社会を間近に感じているのが、建築という行為である。リフォーム、新築、住宅、ビル、店舗様ざまあるが、建築に関わっていない人生などないであろう。

そこは 社会のインフラでもあると思う。トイレットペーパーの様に毎日関わる訳ではない、しかし、重要な時にいつも大きなお金と決意が必要な重要なインフラである。そしてそこを希望する人は数多くいる。設計、現場、調査業務、特に実務的職人の数は全ての業界の中でも多い。

突き詰めるのとどんな業種でも当てはまる。

そして、この事を全ての社会人が意識できるか。意識し始めれば、地域コミュニティはさらに楽しく、人財の溢れるものになるだろう。


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