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昨年12月にいよいよ調子が悪くなったiMacからMac miniに買い換えまして、快適作業中ではありますが、ハードを交換すると中のソフト(アプリケーション)との相性が変わる事態にどうしても直面します。

そして直近で問題だったのがFinale。楽譜をキレイに書いて印刷できるヤツです。Finale25というのを使っていたのですが、なんだか強制終了してしまうので相性があまり良くないのかなと思っていました。作成中に強制終了するほど怖いものはないですし。

Finaleは、僕が大学生の時(30年ほど前)に当時まだかなり高額だったパソコン一式と共に親に無理言って買ってもらったところまでさかのぼります。というか、どちらかと言えばFinaleがほしくてパソコンを手に入れたと言ったほうが正しいです。

PowerMac7600(出典:https://www.pinterest.jp/pin/8373949300609387/)

当時のFinaleはMacintosh…Macにしか対応していないという珍しいソフトでしたので、パソコンもWindowsではなく当然Apple製にする必要がありました。これがきっかけで僕はPC=Appleとなり35年が経ちます。
お恥ずかしいことにWindowsはキーボードの扱い方すらわかりません。どこをどうすれば日本語になるのか、カナになるのか、アルファベットになるのか切り替え方すら未だ知りません。

30年前のFinaleはフロッピーディスクでした。というか、当時のソフトは全部フロッピーディスクで販売してましたが、今の若い方は知らない人がほとんどでしょうね。ファミコンもフロッピーディスクで遊べた時代もありました。
あのガチャっとセットする感じが良いんですよね。

出典:https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/225653

まあそれは置いておいて、少し前まで使っていたiMacと、Finale25の相性が非常に悪くて、ページ表示(印刷する状態の画面表示)にして作業をすると、1アクションごとにギチギチと動きが悪くなっていました。もうこれがすんごいストレスで、五線の間隔を手動で微調整するだけでもめちゃめちゃ時間がかかっていました。

それが新調したMac mini(M2チップ)とFinale27の相性が異常に良くて、スムーズすぎてスクロール表示時(主に入力をするための横に楽譜が延々と続く画面)、マウスを少し滑らせただけで500小節が吹っ飛ぶように移動してしまったり、十分以上スムーズで快適です。かなりの段数がある楽譜に音符を敷き詰めていったらどうなるかまだわかりませんが、少なくとも現段階ではスムーズさに問題はなく、以前の環境よりは圧倒的に良いので、一安心です。アップデート代高かったけど。

さて環境は整えたので編曲を本気でやらないと間に合わないぞ。


荻原明(おぎわらあきら)

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