合奏授業(東京音楽大学吹奏楽アカデミー専攻)
新年度に入り、今年度の吹奏楽アカデミー専攻の合奏授業も始まりました。
初回は下野竜也先生、2回目は横山奏先生。1年生にとってアカデミーでの初めての合奏で、緊張する場面も多かったと思います。
今年度から吹奏楽アカデミーは中目黒キャンパスで授業をすることになり、写真の大教室での合奏は実質初めてとなります。金管にとってはひな壇が常設してあるので木管楽器が以前より聴こえて少し吹きやすい反面、70人弱で一斉に音を出すのでこの部屋では少し狭く、金管の音圧が池袋での練習時よりも強いようです。
この写真だとわかりづらいですが、今年度新たにテューバが3人入り、先生を入れると5名になりました。ユーフォニアムも現在先生を入れて7名。ホルンパートをバリトンで演奏しているので全員一斉に演奏はしていませんが、それでもこの中低音域の音はすごい存在感。
吹奏楽アカデミーは管打楽器専攻のように各楽器ごとに募集をしているのではなく、吹奏楽に関わる全ての楽器をひとつの専攻として募集しているため、どの楽器が何名受験するか、合格するかが毎年蓋を開けてみないとわかりません。よってこのように毎年興味深い編成になっていくわけで、でもこのような不規則な編成を、どうやって良いバランスにするか、既成の楽譜を工夫して演奏する能力を身につけることもでき、将来学生のみんなが部活動や一般団体で抱える編成に対する問題点をクリアするためのヒントになることと思います。
トランペットパートは新入生が入らなかったので、引き続き2,3年生で頑張っています。荻原は去年まで1stを担当してサポートしていましたが、今年度は極力2ndに徹していこうと思います。
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荻原明(おぎわらあきら)
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