% ストーリー

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自分は逃げてるくせに上から目線で言わないで
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なんでか、なんでか、やたらとNHK22時からのドラマ。『% パーセント』が予告の時から録画されていた。
で、初回もなんでか録画になってたんだけど、私はあまり見る気がしなくて、消した。

それでも昨日寝ようとしたら、このドラマが始まって…眠いから録画して寝た。
で、朝から先にこっちを見た…

あー、必要だったんだ。神様、降参です…

私は中学校の時の顧問の先生のお子様が知的障害があり、歳も近かったので、
いつのまにかボランティアに参加していた。

思えば、うちの叔父は脳性麻痺があったので、半身麻痺の家族がいることも特段おかしいとも思ってなかった。

中3の時に脳疾患で倒れ、それから高次脳機能障害でB型就労、時々無職のいとこもいる。目に見える麻痺は無い。が、それこそ感情にセーブが効きづらい。
特に寒暖差や音に敏感で食べ物も好みのしか受け付けない。匂いも繊細だ。

でも間近にいるから、息子も娘も特段気にせずに一緒にゲームしたりしてる。
食べる時に別室に行くのに娘はなんで?って聞いたら「べつに」「ふーん」それで終わりだった。
特別な配慮とか気遣いとかは要らなかった。

このドラマは車椅子の16歳の少女を主人公にしてドラマを作り上げる若手女性プロデューサーの話。
なのか?

ちょっと違ったらごめん。ゆるして。

人間はなんでも美談にしたがりません?

無意識のうちに障がいがある人に対して特別な気遣いとか心配り、とか気負ってないか?

そしてそのドラマに視聴率はついてくるのか?
ドキュメンタリーではなくドラマを見たいのか?
一筋縄ではいかない。水野美樹がカッコいい。

冒頭のセリフはこの前ドラマの中での台詞。

この言葉を去年、娘に言われたことを思い出した。
高校受験という多感な時期に、親心から心配。というか口を出し過ぎた。
不安を押し付けようとしていた。
当事者が本当は1番考えて悩んでいるのにね。
つい、大人になると、未来や過去に囚われて、今を見失いがちになる。
だからこそ、私は夢を持ちつつ、いつも空想や妄想の友達とともに、
それをゆるし合える仲間達と今日を、今を歩んで生きたい。

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