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成長するために、たいせつなこと

人生100年時代。生きていれば、たくさんの出来事がある。
生きていく中で、自分の意見や考えが変わるのは当然であり、必然。
というか、成長しているからこそ考えも意見も変わっていくものだ。


一方で、心理学の分野では「一貫性の原理」「認知的不協和」という言葉があり、人は過去の自分の考えや発言と現在の行動が矛盾していると気持ち悪さを感じる。自分の過去の考え発言が呪いのように今の自分を縛り付けることがある。


私も以前は生きるために仕事をしているのだから、仕事に精を出すのは当たり前だと考えていた。仕事をしているときが自分が一番イキイキしているし、仕事のスピードや品質を他人に対しても強要していたときがあった。


でも、結婚して、子どもも生まれて、守る人ができて大きく変わった。
20代の10年間の考えがここ数年でまったく違った考えになった。

それは「仕事よりもっと大事なことがある」こと。
たとえ仕事であっても、人には得意不得意があって、不得意なことをやる場合、スピードも質も下がる。誰がやってもスピードや質が低下しない「仕組み」を作ることが大事だということに気付くことができた。

この記事を読んでくださっているあなたもきっと自分の過去の考えや発言にとらわれてモヤモヤを抱えてしまったことがあるのだと思う。
過去の考えや発言を否定することは過去の自分を否定しているようで少し気が引けるかもしれない。

また、自分の過去を知る人からは「前に言ってたことと違うじゃん!」とツッコミが入ることもあるだろう。

そんなことを言われたら、このように返そう。


「いろいろ学んで経験した結果、考えが変わりました!過去の自分は未熟でした!」

人生に絶対的な「正解」は存在しないと思う。
年齢や立場が変われば、自分の正解も変わる。
自分の「今」のベストな選択は時の流れとともに変わるものなので
一貫性なんて必要ない。

今までも、これからも過去の自分との一貫性は捨てて生きようと思っている。

参考書籍
『ストレスゼロの生き方』(Testosterone
著)

今日はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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