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【書評】『「会社員」として生きる。』

私は、18歳から18年間ずっと「会社員」として生きてきました。

私の中で「会社員」という生き方が当たり前であり、会社員としての素晴らしさを意識せず働いていました。


石川和男さんの新刊『「会社員」として生きる。』を読みました。

会社員は、「会社に縛られて自由がない」「飲み会などの付き合いに参加しなければならない」「仕事にやりがいを持てない」「会社の人と仲良くしなければならない」「上司の言うことをなんでも聞かなければならない」


そんなことはないんです



当書を読んだ私は、すべての会社員にこう宣言したい。



「会社員は自由だ!」



残業するもしないも自由、飲み会に行くも行かないも自由、会社の人と仲良くするもしないも、上司の言う通りにするもしないも自由。すなわち、どっちでもいいんです。


当書では、会社員のメリットや、会社員としての生き方、人生の楽しみ方について具体的にわかりやすく書かれています。

当書を読んで得られた気づきとエッセンスをお伝えしていきます。


会社員だけの7つのメリット

会社員だけの7つのメリット。
当書の帯にも書かれています。

その中で最も私に響いたメリットは、


会社の信用を借りられる」こと。

会社の信用を借りられれば、銀行でローンを組むこともできるし、仕事では,時には億単位のお金を投資したり、動かしたりして仕事をすることもできます。

会社の看板を背負う代わりに、世間から
会社に勤めている、ちゃんとした人」というふうに見られます。


このことは、普段、会社員をしている人にとっては当たり前すぎて気づきづらいかもしれません。
私も自分がいかに恵まれている環境であったか、気付かされました。


会社員は、良い働き方も悪い働き方もできる

会社員は定時が決まっています。
仕事が問題なく周り、社内外の人に迷惑がかからなければ、定時で帰ってもいいのです。

当書では「定時で帰ることを至上命令にする」と書かれています。

定時で仕事を終わらせるためには、どうしたらいいのか?
ことことについても当書で触れられています。
具体的なポイントは5つ。

(1)定時で仕事を終わらせる意識を持つ
(2)仕事を細切れにする
(3)仕事に優先順位をつける
(4)時間帯によってやるべき仕事を変える
(5)自分以外の人間にも効率的に動いてもらう


これらをすることによって、残業時間が減ったり、ゼロにすることも可能です。
しかも、すべてを実行する必要はありません。


自己肯定感をあげながら、会社員の生き方を指南してくれる本

当書は、会社員という生き方のメリットを気付かされてくれるとともに、効率よく働く方法、転職、副業の考え方についても書かれています。

会社員という生き方に魅力を感じない人、会社員を目指している人、会社員という生き方が好きな人、また、会社員に何かしら関わっている全ての人に読んでもらいたい一冊です。

当書を読んで、会社員という生き方がさらに好きになりました。
会社員を楽しみつつ、楽しい人生を過ごしていきます。

石川さん、素敵な本を書いてくださり、ありがとうございました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

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