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【商用車メーカーの海外駐在】

商用車メーカーでの海外駐在について書きたいと思います。

海外駐在と言っても役職/ポジションによって目的が異なります。

駐在先の事業会社の規模や自分の所属していた部によって駐在先でのポジションも変わりますので一概には「こう!」と言えませんが事務系の一般的な海外駐在の役職/ポジションについて説明してきたいと思います。

具体的には海外事業所では↓のポジションがありますのでそれぞれ解説していきます。

・トレイニー (Trainee)
・アシスタント マネージャー (Assistant Manager )
・シニア マネージャー (Senior Manager)
・ゼネラル マネージャー (General Manager)
・プレジデント (President)


・トレイニー (Trainee)

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社内の若手が派遣されるポジション。
25歳位~30歳位までの社員が派遣される。
半年〜1年の間で現地のビジネスを肌で学ぶ・体感するというのが目的。
ただ、何でも屋として雑用とアテンド業務に追われ、下手すると接待スキル強化と体重を増加させるだけの研修になりかねない。派遣される国、派遣先の上司によって仕事内容が大きく変わる。


・アシスタント マネージャー (Assistant Manager )

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30歳~35歳位の社員が派遣されるポジション。
ポジションとしてマネージャーと言う肩書きになりますが部下を持ちません。駐在先の現地人スタッフと一緒に日本人上司/現地人上司からの指示を仰ぎながら業務をこなしていきます。トレイニーがいればトレイニーに雑務やアテンド業務を任せる事が出来ますが、トレイニーが
いないと雑務やアテンド業務も行う必要があり非常に忙しくなる。

・シニア マネージャー (Senior Manager)

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35歳~40歳位の社員が派遣されるポジション。

各部の長として部の目的を達成する為の企画を立案実行する。現地人スタッフや日本人部下を持ち、部をマネジメントしていく。非常にやりがいのあるポジション。

・ゼネラル マネージャー (General Manager)

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各部を纏める部門の長。
40歳以上の社員が派遣されるポジション。
シニアマネージャーと比べると各部の利害を調整や日本への報告業務も多くなり神経をする減らす業務が増えてくる。日本からの指示と駐在先の部下の要求の間に挟まれる。胃が痛くなる。


・プレジデント (President)

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現地の最高責任者。
業績好調、部下も優秀、内部の問題も無ければプレス対応や決済を行うだけで良いが、何か問題が発生していると最高責任者としてそれぞれの課題・問題を解決する為に部下に指示をしたりと奔走しなければならない。

現地で不当に逮捕されてしまったり、身代金目当ての誘拐に巻き込まれたり、現在のコロナウィルスの状況下では最後まで現地に残ったりと、日本では考えられない事件に巻き込まれるリスクもある

纏めるとこんな感じになります。

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以上です!

良いよ商用車メーカー!

商用車メーカーの中の人

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