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「1分で話せ」 著:伊藤羊一

先日読んだ本で良かったものを紹介します。

タイトルにあるようにYahoo! アカデミア学長の伊藤羊一さんの本です。
伊藤さんは、ソフトバンク社長の孫正義さんに認めさせたすごい方です。

ある日、「自分の話ってわかりやすいのかな」と
そこでネットサーフィンしました。数ある本の中からこの本にしたかといいますと…

新社会人になり、プレゼンをする機会が増えました。また、大学時代とは違い自分の考えを1分から3分でまとめて発表しなければなりませんでした。この短い時間で相手に伝わるようにしたかったからです。

読んだ感想は、

なるほど。

です。

伊藤さんがこの本で言っていたこと

「動いてなんぼ」

伝えることが重要ではなく、行動させることがゴールということでした。私は相手に伝えることが先決だと思っていたが実際はそうではなかったのです。伝えることが大切ではなく、実際に行動に移してもらうことが重要であることです!

具体的に1分間で話すにはどのようにすればいいのか
それは、ピラミッドは3段で構成することです。
結論、根拠、具体例の3段で構成します。
一つの結論に対して根拠を3つ、そして具体例を一根拠に対して2つあると良いという事です。

これら2点が大きなポイントです。
では、なぜ大切なのでしょうか。

それは、人は話の8割を聞いていません。聞いていないというと語弊がありますが、耳を音声が流れているいわゆるBGMのようになっているのです。

ですから、1分で簡潔にまとめて伝えて行動してもらうのです。

先ほどから行動してもらうと言っていますが、人を動かすには何をするのか。

それは

左脳と右脳の両方に働きかけることです。

左脳→ロジック→理解してもらう
右脳→情熱→行動してもらう

そのためには、1分間でスッキリ・カンタンにまとめることです。
これは、スライド(資料)でも同じことが言えます。数字で示すより、グラフの方が傾向が分かりやすかったりしますよね?

とにかく、わかりやすく、行動してもらうことを考えましょう。

ここで考えると言う意味を学びましょう。

考える
自分の中にあるデータや自分の外にあるデータを加工しながら結論を導き出すこと

わかりましたか?
自分が伝えたいことをわかりやすくするのです。逆にわかりにくいとはなんでしょう。

話が伝わりにくくなる4つの話
1.プロセスを話す
2.気を遣い過ぎる
3.自分の意見とは違うことを言う
4.笑いを入れる

1.プロセスを話す
話の過程は必要ない、結論のみ話す

2.気を遣い過ぎる
A案のココがいい、B案のココがいい
結局どちらが良いのですか?賛成なのですか?
となります。

3.自分の意見とは違うことを言う
この案のココは良いけど…ココは悪いところだよね…だから?

4.笑いを入れる
お笑いの笑いではなく、ロジックを入れること
例)この提案をお勧めしたい理由は、これとこれとこの部分です。

この4つで相手はもう何を言ってて、何を伝えたいのかわからなくなります。そうするともう話を聞きません。

ですから、話を3段構成で話します。
そして、スッキリ・カンタンです。

人前で話す4つのポイント
1.視線
2.手振り
3.声
4.間合い

1.視線
しっかり聞き手を見る

2.手振り
多少、動きをつける

3.声
「相手と対話をするように」声を届ける

4.間合い
話の区切りで、普段より3秒ほど早く、間を取ってみる

相手の立場に立って話す→リトルホンダをつくる
実際に相手の席に座ってみて、俯瞰で話すイメージを持つことが大切です。

最後に超一言で包み込む!
話の内容が思い出せるように、そして頭に残るようなキーワードを用いることです。
この本で実際に出てきた例は、「キチリクルン」つまりは、きっちり来るからというサービスです。

相手の頭に残るワードを投下する事はとても効果的と言えます。

長くなりましたが、この本で学んだ事は以下の3つです。
・話はスッキリ、カンタンに3段構成
・話し方も大切
・行動してもらってなんぼ

参考になれば幸いです。


maru
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