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通信・決済・移動・会話・宿泊 この5点をおさえるだけで台湾旅行が、とんでもなく快適になります

私と台湾

2018年~2019年で6回、台湾に旅行に行きました。こんなにもたくさん台湾に行った理由は「安い、早い、旨い」の3つ。吉野家の例のやつと一緒です。

安い交通費も物価も。LCCを使えば往復の飛行機は2万円ぐらいで、新幹線使って国内でどこか行くよりも安いです。物価も、飲食に関するお金は日本よりも断然安いです。

早い:台湾は羽田から3時間ちょい。しかもLCCだと深夜便になるので、行きは寝てる間に台湾に着いてます。更に、帰りも寝てる間に羽田に着くので、そのまま会社に出社することも出来ます(俗にいうエクストリーム出社というヤツ。何度かやってますがまだ何の問題もありません)。
なので個人的には、週末の土日だけ台湾に行くというパターンの旅行でも、存分に楽しめると思っております。

旨い:これが一番の理由かもです。ご飯がとても旨い更に安い。こちらの関しては、別の記事にもまとめておりますので、もしよろしければ見てみてください。
台北に行ったら私が必ず食べるもの5選

なので、台湾について書きたいことも山ほどあります。前置きが非常に長くなりましたが、今回は台湾旅行を、より快適にするための5つのポイント通信」「決済」「移動」「会話」「宿泊」をお伝えいたします。

1.通信:日本のAmazonで台湾プリペイドSIMを買っていく

最近はイモトのWi-Fi等の海外Wi-Fiルーターのレンタルサービスも増えております。自分も出張等で使ったこともあるのですが、Wi-Fiルーターってどうも面倒くさいんですよねぇ。荷物も増えるし、いちいち接続しないといけないし、いつの間にか電池切れてたりするし、それに地味に値段も高いし。1日1,000円ぐらいかかる感じですかね。

なので自分は台湾に行く際には、いつもこちらの台湾プリペイドSIMを日本のAmazonで買っていってます

台湾に着いてSIMを差し替えるだけでそのまま使えます。
(正確にいうと自分は飛行機の中で差し替えちゃってます)
自分と妻のiPhoneも、友人のAndroidも、設定変更せずに本当に「差し替えるだけ」で使えました。もちろん設定変更が必要だった場合の日本語説明書も同梱されております。

通信速度は普通に速いです。日本で今使っているdocomoと同じぐらいの速度。一時期使っていたiijmioやBIGLOBE MOBILE等の日本の格安SIMより、この台湾プリペイドSIMの方が全然速いです。台湾の海外Wi-Fiルーターをレンタルして使ったことはありませんが、きっとルーターよりも速いです

テザリングも問題なく出来るので、タブレットやPCで使いたい場合には、このSIMを差したスマホがルーター代わりにもなります。 
(iPhoneの場合、設定→モバイル通信→通信のオプション→データローミングを「on」にしないと、台湾で4Gが入らないようです。これも同梱されている説明書にばっちし書いております。)

そしてびっくりするのが、この台湾プリペイドSIMの値段。Amazonの値段は多少変動しますが、だいたい700~800円です。この金額で5日間容量無制限でデータ通信ができます。データ通信専用SIMなので通話は出来ないのですが、そこは割り切ってます。
(中国語が話せないので、台湾で電話をするような事象は基本的には発生しないとと個人的には思っております。一緒に行ったお友達とはLINE電話等でデータ通信を使って電話することも出来ますし。後述にもありますが、電話で何かを予約する際にはホテルのスタッフの方々にお願いしたら、だいたい代わりにやってくださいます。)

自分はAppleStoreで購入した、最初からSIMフリーのiPhone8を使っておりますが、docomo等のキャリアのiPhoneでも6s以降のものであれば簡単にSIMロック解除が出来ます。そうすると、この台湾プリペイドSIMも使えるようになります。SIMロック解除についてはこちらの記事が分かりやすかったです。


最後にこちらの台湾プリペイドSIMを使う上で絶対に忘れていただきたくない点がひとつ。こちらの台湾プリペイドSIMは、SIMを抜き差しする用の「ピン」が付属していないので、そちらは忘れずに持っていってください。せっかくSIMを持っていったのにピンがなくて、使うことが出来ないなんて悲しいことになりませんように。(自分はパスポートケースに常に入れてあります)。

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 -おまけ:スマホのSIMの抜き差しについて

SIMの抜き差しについては、一見敷居が高く思えるかもしれませんが、本当に簡単です。ピンを使って、トレイを抜き、SIMを入れ替えて、トレイを戻すだけです。小学1年生でも出来ます。最悪ピンがない場合でも、そこら辺にあるゼムクリップでも出来ます。保証が無くなるとかでもありません。


個人的には、Wi-FiルーターよりSIMの差し替えの方が断然便利だと思います。通信が一切途切れることなく、LINEの通知もリアルタイムで来ますし、Twitter、Instagram、Google Maps等も日本にいる時と全く同じように使えます。外国にいることを忘れてしまうぐらい快適です。

2.決済:悠遊卡を台湾に着いたらすぐに購入&チャージする

悠遊卡(ヨウヨウカー)は台湾版のSuicaです。

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空港内で購入・チャージすることができますので、台湾に着いたらすぐに手に入れることをお勧めします。桃山国際空港でも松山空港、そして高雄空港でも売っていました。

桃園国際空港から台北市内へのMRT(地下鉄)、台北市内のMRT、一部タクシーといった交通機関で使えるのはもちろんのこと、日本と同じようにだいたいのコンビニや薬局でも使えます
コンビニで使えるのは大きいですよねぇ、水を買ったり、ビールを買ったりと旅行中は毎日行きますもん。レジで「ヨウヨウカー」と言えば、ほぼ100%伝わります。

一方で、先述したようなザ台湾フードといったような普通の飲食店等では、悠遊卡は使えないところが多いです。専用の非接触処理専用の端末を入れる必要があるため、大規模なチェーン店でないと導入が難しいのだと思います。一方で今日本でも流行り始めているQR決済であれば普通の飲食店でも使えるところもちょこちょこあるのですが、Alipay等の中国資本のサービスしかないため、日本人には使うのは難しいです。下記のエントリーにうまくまとまっておりました。


自分は毎回1,000台湾ドル(約3,500円)ぐらいのチャージを空港でして、行き帰りの空港へのMRT()・市内MRT・旅行中の生活雑貨(水・ビール等)で使い切る、ぐらいの感じでしょうか。

 -おまけ:日本円から台湾ドル換金について

ちなみに換金は、自分は「コンビニATMでクレジットカードのキャッシング」が一番お得で便利だと思っております。方法についてはトバログさんがうまくまとめてくださってます。

普通に換金をする場合には、日本の空港ではなく、台湾の空港で換金することをお勧めいたします。レートが全然違います。

 -おまけ:台湾でのクレジットカード決済について

「決済」について最後にもう1点。台湾でもクレジットカードは使えますが、基本的にVISA一択だと思ってください。他のカード(私はメインのカードがAMEXなので、VISA以外だとAMEXのことしかわかりませんが)は手数料が高い等で、だいたい使わせてくれないか、プラスの手数料が取られます。
また海外旅行慣れしてる人ならば当たり前のことかもしれませんが、海外でクレジットカード決済する時に聞かれる、「日本円で決済しますか、それとも台湾ドル(or現地通貨)で決済しますか」については迷わず「台湾ドル(or現地通貨)決済」で。日本円決済の方は、手数料がものすごく含まれるため、レートが全然違ってきます。詳しいことはこちらを参考に。


3.移動:Uberを使う

日本ではただのハイヤー配送サービスなだけのUberですが、台湾ではアメリカと同じようにライドシェアサービスとして普通に使えます。Uberの使い方等についてはこちらをご参考に。

 

台湾のタクシーの運転手の方は英語が喋れない方が多く、またGoogle Mapsの住所表記も国際標準の書き方なので、目的地を伝えるのも一苦労。 でもUberを使えばアプリ上で目的地を指定できるので移動が本当に楽になります。もちろん現在地まで迎えにも来てくれます。
値段も普通のタクシーと同じか、少し安いぐらい。あと双方評価のシステムなので普通のタクシーに比べて車内もとても綺麗です。そして運が良ければ、BMWやベンツ、レクサスといった高級車が配車されることも。

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日本で設定していけば、そのまま台湾でも使えます。いきなり海外で使うのはリスキーなので、日本で1回ぐらい使っておいてからの方がいいかもしれません。予約→乗車→到着→決済の仕組みは、日本もアメリカも台湾もほとんど同じですので。

あ、台南はUberのサービス提供エリア外でしたのでご注意を。台北、台中、高雄では普通に使えました

日本でもにライドシェアサービスとしてのUberが使えるようになればいいのにと、台湾に行ってUberに乗るたびにいつも思います。そのぐらい便利です(Uber Eatsは日本でもめちゃくちゃ便利に使わせてもらっております)。

でも日本でもライドシェアとしてのUber解禁の兆しが??これは個人的にも継続的にウォッチしていきたいと思います!


また、こちらの招待コード【p9m97】を使えばUberの初回乗車が無料になりますので、ぜひ使ってみてください(優待額は国・都市によってことなるようです)。

 -おまけ:Uber(もしくはタクシー)を使うタイミング

台湾はMRT(地下鉄)も非常に充実しているのですが、Uberが便利すぎるので、Uberをメインの移動手段にした方が旅行は快適なものになると思います。

なぜなら台湾はクソ暑いから。台北でも那覇より緯度的には南に位置してますので、GWで日本の真夏並の暑さだと思ってください。そして湿度も高いです。少し歩くだけで結構汗びっしょりになりますので、なるべくなら冷房のしっかり効いたUberを使ったほうがいいと思います。
(タクシーは冷房が弱かったり、タバコくさかったりすることが時々あります)

といいつつも、自分は普段でも旅行中でも歩くのが非常に好きなので、目的地をGoogle Mapsで調べて、「徒歩20分以内もしくは2km以内」であれば基本的に歩いてます。台湾に行くとたくさん食べてしまうのでその消化にもなります。また、歩いてる途中で、面白い建物や美味しいお店等との素敵な出会いもあったりするので。
下の写真は台北101の近くで偶然見つけた面白い形をした建物。1部屋20億円のマンションです。こういう出会いが旅行の醍醐味ですよねぇ。

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4.会話:Google翻訳の会話モードを使う

新光三越やBreeze等にある比較的高級なお店の店員さんやホテルのスタッフ、そしてHOOTERSのお姉さん(笑)は英語が通じますが、街中にある普通の飲食店では英語が伝わらないことも多いです。

一応、自分自身、学生時代に第2外国語で中国語を取っていたので、「トイレ=厕所(ツーソー)」「ビール=啤酒(ピージウ)」「1、2、3…=イー、アー、サン…」ぐらいはわかりますが、それら以外はまったくわかりません。

なので会話で困った時にはGoogle翻訳の会話モードを使っております。

台湾プリペイドSIMを入れたスマホでGoogle翻訳を立ち上げ、マイクボタンを押して話しかけるだけで、瞬時に台湾語の文字と音声に翻訳してくれます。精度もものすごく高い。しかも交互に話して、まるで翻訳者をはさんでいるかのように会話することも出来ます。まわりが騒がしいところでは、文字を見せてもいいし。

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Google翻訳の詳しい使い方はこちらを参考に。


 -おまけ:覚えておけばなんとかなる台湾語

台湾語(中国語)は漢字表記なので、日本人なら漢字がわかるから大丈夫だろうと余裕ぶっこいていると痛い目をみます。自分は学生時代の卒業旅行のときに「台北」が台湾語表記だと「臺北」だということがわからず台北駅を普通に通りすぎ、1時間電車を乗り過ごしました。。。以下、自分が覚えた便利な台湾語です。

食関連
-卵:なぜか「蛋」と表記されてます
-牡蠣:甲殻類ではないのになぜか虫偏で「蚵仔」
-ビール:「啤酒」(ピージウ)
-弁当:違うほうのベンで「便當」
-お持ち帰り:「外帶」(ワイダイ)、店内で食べる:「內用」(ネイヨン)
-(食べきれなくて持って帰りたいので)包んでください:「打包」(ダーパオ)

乗物関連
-新幹線:「高鐡」
-電車:「火車」
-長距離バス:「客運」
-短距離バス:「公運」 
-駅:「站」 
-駅のプラットフォーム:「月台 」

その他
-DON'T、やっちゃダメ:「非請〜」「請勿〜」
-割引:「折」割引後の値段になります(例:85折→元の値段の85%、8折→元の値段の80%)

5.宿泊:台北の東京国際飯店に泊まる

台北にある東京国際飯店さんも台湾旅行の強い味方になってくれます。 場所もなかなかよいところ。林森公園の近くです。


部屋はこんな感じ。広さは普通ぐらいですが、とても綺麗です。お値段は2人で1泊15,000円ぐらい。

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この東京国際飯店をおすすめする理由は、スタッフさんが日本語を話せてホスピタリティも抜群にいいからです。

スタッフさんは皆さん台湾の方ですが、ほぼ全員日本語が話せます。ホテル名に「東京」と名付けるだけあります。そして、みなさん日本が好きだからなのか、とても親身に接してくださいます。気さくな世間話はもちろんのこと、レストランの予約もお願いすればしてくださいますし、旅行のプランニングの相談にも乗ってくれます。

自分たちが台中にある「レインボービレッジ」に行く相談をした際には、行き方を教えてくださっただけでなく、「台中には宮原眼科という面白いところもあるから是非行ってみて」といったように、プラスアルファで提案を行ってくれたりもしました。レインボービレッジはもちろんのこと宮原眼科も素晴らしいところで、東京国際飯店さんのおかげでとても良い旅行になりました

ちなみに台中のレインボービレッジと、

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宮原眼科

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台湾のことを知りつくした日本語を話せる方が常に近くにいるのはとても心強いですよ。 東京国際飯店さん、台北に行った際にはぜひ使ってみてください。




以上になります!なかなかのボリュームになってしまいましたが、上記の5つさえおさえておけば、本当に台湾での旅行が快適になると思います!

諸々、参考になればと。

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