グリーンラッシュとアルコール

ラッパーやレゲエのDee Jayが大麻で逮捕されるたびに、これからどれだけか時間が流れて、それらが合法化された時に、彼らは殉教者のような扱いをされるのか、それとも英雄視されるのかと。

海外で適法化、合法化が進んでも、外圧がない限りは日本でそれらがそうなることは近くはないだろう。タバコは迫害しても、アルコールは保護する方が個人的には理解できないのだが、まあこの国の現状はそうなっている。アルコールの中毒性や、それによる事故や事件と緑のそれの比率考えたら、圧倒的にアルコールが取り締まられる案件と思うが。

そのうち、呼吸するのにも税金が掛かるぜなんて昔話していたら、環境税という形で実現したように、今度は〇ス○ックのかわりに国が音楽からお金を引っ張るようになって、ロックを聴いたら罰金とかなったら笑えないな。脳科学者が教養のための音楽にボブ・マーリーやらビートルズを挙げていたが、ラリラリですけどみなさん。

なんというか、お国が個人の楽しみを制限するのはこの国ではお家芸なのかもしれんが、思想信条の自由やある程度の表現の自由があるだけ独裁国家よりはそれでもマシなんだよな。ひっそりと抑圧をしてくる陰湿さはあるにしてもさ。

ただ、露骨に健康を害したり、他者へ攻撃的かつ犯罪的なことをしでかさないようなもんは、さっさと、解禁するなりグレーな扱いに置くなりすりゃあいいと個人的には思う。中島らもさんだったり、数多のミュージシャンの体験談なんかからのイメージだけどね。

まあブラックジョークを許されるなら、宗教は麻薬である理論があるのに、政権にびっしりな現状を野放しにしてきた人たちが国民の嗜みの有無やら拒否を決めているダブルスタンダードよと思いますけど。

まあ、現状は不法というか違法なんで、あかんことはあかんのやろけど、基準は私からしたら明らかに不自然だし、敗戦後にアメリカさんから押し付けられたもん。いつまで拝んで金儲けに使ってんのとは思うよ。

医療用解禁だが、使用罪を新たに設けますみたいなバカな話じゃなく、フェアに論議したらええのにね。

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