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モヒカンの朝

髪を切る。数ヶ月ぶりに、伸びていた旧ツーブロック部分を伐採したら、歌舞伎の連獅子のような、モヒカンverの田嶋陽子先生のような髪型になってしまった。

わかりやすい清潔さを求めるのであれば、季節に背いた坊主にすれば良いのだけれど、心身ともに負荷に弱っている身としては清廉さよりも苛烈さを求めてのツーブロック再開であったのだ。

一般的にツーブロックにはチャラさだとか、輩の雰囲気が漂うが、私の場合は世紀末感とヒャッハー感が出てしまうので、グれたコウテイペンギンというか、弱りかけパンクスのような見た目になる。褒められたものでは無いが、貶される謂れもない。

まあ、髪を下ろしていると変則のマッシュルームヘアーといえなくもないが、それにしても歌舞伎感は出てしまうのよな。いずれにしてものモヒカンと歌舞伎のマリアージュか。

人は見た目が○割とかいう言葉があって、それに当てはめれば、このモヒカンもどきも阻害されてしまう方の割合になるんだろうけど、1度やってみたかったマンバンが結えるまでは耐え忍んで行こうと思っている。

坊主なんていつでもできるが、遺伝子的に髪は砂漠化していくのがわかっているので、多少の無理はしょうがない。普段からオールバックで結んでいるわけでなし、勘弁してほしい。

しばらくは、また寒さに怯えながら切ったばかりの刈り上げをさすりながらの日々になりそう。暖かくなるのが先か、髪が伸びるのが先か。さてさて、、、。

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