台風一過とデジタル教科書
心配していた台風11号ですが,今のところ学校や生徒に周辺で大きな被害があったという連絡はありません。先ほど自宅周りを点検しましたが,大きな被害はありませんでした。しかし,強風のため庭の大量の木々の葉が落ちていましたので,掃除をしました。
1日年休でしたからゆっくりとしてます。
今朝の読売新聞(こんな台風の日にも早朝,新聞が届くことに感動しました)に,アメリカの精神科医,ビクトリア・ダンクリー氏が,学校のICT化やデジタル教科書について発言した記事がありましたので一部を紹介します。
教科書のデジタル化について
2024年度から小中の英語科でデジタル教科書と紙の教科書の併用が始まります。
2025年度からは,算数と数学でもデジタル教科書の使用が始まるかもしれません。
子供の精神や身体的な影響も心配ですが,教師の指導上でも問題が起こると予想しています。その1つとして,教師が生徒の目や表情を見ながら授業を進めることが難しくなるということです。
つまり,自分のパソコン,生徒のパソコン,スクリーン,黒板など見るべき点が増え,生徒の目や表情から個々の生徒の理解度が把握することが難しいのではないかと思っています。
現場で働く人を増やすのではなく,生徒一人一人にタブレットを持たせることが本当に良かったのでしょうか。
お金の使い方は間違っていないのでしょうか。
さきほどから,雲の切れ目から陽が差してきました。他の地域の被害が大きくないことを願っています。