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テレビやラジオ,ネットニュースは連日連夜,オリンピックの話題で持ちきりです。
深夜早朝にライブで見る元気もありませんから,朝から結果映像をみて一喜一憂しています。
さて,今日の読売新聞に作家の高樹のぶ子さんがオリンピックに寄せた文が掲載されていました。

すべてが過剰なほどあふれ,すべてが軽やかに移ろうこの都は,いかにもオリンピックが似合います。残酷なほどの光と影のドラマは,栄光と無念さを世界に刻みつけ,ほんのいっとき戦争や貧困を忘れさせ,やがてこの街は静かにマロニエの葉を散らすのです。

読売新聞(2024年8月1日)

競技が終わり互いに讃え合う選手たちを見ていると,世界は平和かもしれないと思う一瞬があります。
オリンピックの映像を見ながら,この一瞬が永遠になることを祈る自分がいます。