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絶対に別府で温泉に浸かりたいので、成田空港を全力で駆け抜けました。。。

旅慣れしてしまって腑抜けた失敗が発生したので、ここらで旅に対する自戒の念を込めて、今回も旅日記を付けることにしました。
ということで、2022年12月の大分旅日記となります。

自分を自分のミスで追い込み、意識をより旅に没入させることで、より旅を嚙みしめて楽しむという新たなドM手法を開眼させてくれた旅となります。



◆旅1日目:2022年12月24日(土)

◇成田空港から大分空港へ

やっちまいました。油断しました。寝坊しました。。。

乗るはずだった電車が最寄り駅を出発した5分後に起きました。。。
成田空港を「07:30」に出発する便に搭乗予定だったので、約60分前に「成田空港第2ビル駅」に到着する電車に乗車予定だったのですが、起きることが出来ませんでした。。。

旅が始まる前に正念場を迎えることとなり、起きてからずっと頭が真っ白でしたが、外はまだ日が昇っておらず真っ暗でした。
暗く静まり返った冷たい街を自宅の最寄り駅まで疾走していたのは、私です。

とりあえず最寄り駅から電車に乗って車内で到着時間を調べたところ、成田空港第2ビル駅には、飛行機出発の約40分前に到着するようでした。
ジェットスターのHPのご案内には「出発の25分前に搭乗ゲートにお越しください」となっています。
残された時間は約15分です。

そして皆さんご存じの通り、成田空港第2ビル駅から第3ターミナルまでは、結構な距離があります。私が使っている検索サイトだと徒歩11分表記です。
残された時間は約4分です。
保安検査場が混雑していたら詰みます。

ということで、少しでも時間を稼ぐために、成田空港第2ビル駅に到着したら走ることを決断しました。

成田空港第2ビル駅に到着。ここから走ります!
第3ターミナルに向かって走っています!
こいつ、「走りスマホ」しています!
走ったらマスクがズレたので直しています。

ということで、成田空港を駆け抜けました。
「絶対に別府で温泉に浸かりたいんや!」という強い気持ちが、私にいつも以上の脚力を与えてくれたような気がします。

保安検査場も早朝だったこともあってか、それほど混雑しておらず、なんとか出発の25分前までに搭乗ゲートに辿り着くことが出来ました。
起床してからここまで、水も飲んでいない状態です。ぎりぎりでした。

ちなみに、次回の2023年1月沖縄旅では、別の理由によって、再度、成田空港を駆け抜けることになります。
その様子については、また別の旅日記に記録します。たぶん。

ということで、アークテリクスを背負って、成田空港を駆け抜けている奴を見掛けたら、それは私だと思ってください。。。

夕方みたいな早朝
大分まで運んでくれるジェットスター
大分空港内にある足湯(無料)/レンタカーの時間があるので帰りに寄ります

約2時間のフライトはほぼ寝て過ごして、大分空港に到着。
大分空港は「宇宙ノオンセン県オオイタ」というアピールをしているとのことです。何やら大分空港がアジア初の「水平型宇宙港」なのだとか。
難しいことはとびっきり賢い方々に任せておいて、私はレンタカーで別府市街へ向かうことにします。


◇大分空港から別府駅周辺へ

大分の雲は力強い

大分県は初訪問。というか、九州に上陸することがそもそも初めてです。
朝から頭の中が真っ白になったけれど、無事に大分に到着できた喜びを噛みしめて別府駅方面へ向かいます。(大分空港から別府駅周辺までは車で約50分)

とり天発祥のお店が繰り出す貫録

まずは観光の前にお食事をすることにします。
「東洋軒 本店は混む」とのネット情報があったので、「トキハ別府」という商業施設のフードコートに入っている「東洋軒」でとり天を食べます。


◇大分市

お食事の後に向かうのは、うみたまご(水族館)です。
ちなみにチケット購入はアソビュー!での事前購入がお得です!

温泉と水族館が近くにあるなんて、大分県、最高です。
どうでも良い話ですが、私は水族館が大好きです。特にクラゲが好きです。
noteで水族館についてまとめた記事もそのうち書いてみます。たぶん。

喰っていくために身体を鍛えているトド。
トドのダイブを見守るトド。

うみたまごには、トド以外にもカワイイ海獣たちが至る所でたくさん吠えていて、凄く迫力があります。
余裕で3時間は観て回れるポテンシャルの高い素晴らしい水族館です。


◇別府市

最強の分厚いネタを、鮮度抜群で提供してくれる名店

夕食は「亀正くるくる寿司」です。こちらのお店もめちゃくちゃ並ぶというネット情報を得ていたのですが、めちゃくちゃ美味しいという情報も得ていたので、覚悟して訪問しました。
結果的に30分くらいで入店出来ましたが、並んだ甲斐がありました。
とにかく「ネタが分厚く」「鮮度が高い」のでどの魚を食べても、歓喜します!
写真を撮るのを忘れたのが悔やまれますが、写真なんて撮影している場合ではない程、美味しかったということでもあります。
ここは本当にオススメの名店です。
なお、日常的に並びが発生しているようですが、ラーメン二郎に並び慣れている方であれば、この程度の並びは全く問題ないでしょう。


旅1日目の最後は「竹瓦温泉」で別府温泉にようやく浸かります。
140年以上の歴史があるレトロな共同浴場で、大変趣があります。
お湯は熱めで、42~43℃くらいだと感じました。
ちなみに立地は風俗街のど真ん中です!

やよい商店街の天狗。
後頭部のオブジェが卑猥なことになっているらしい。(この記事を書いている時に知った。)

◆旅2日目:2022年12月25日(日)

◇別府温泉

旅2日目。まず朝風呂で不老泉へ行きます。
早朝から地元の方たちで賑わう公衆浴場です。

不老泉/写真の角度が下手過ぎ

不老泉には「あつ湯」と「ぬる湯」があり、私はあつ湯にがっつりと浸かったのですが、身体がしっかりと温まり、入浴後はしばらく汗が噴き出し続けました。12月下旬の外気温の中でも汗が噴き出ました。
あまりにも汗が噴き出るので、宿に戻ってシャワーを浴びました。

朝食はべっぷ駅市場の野田商店で「いなり」と「コロッケ」を購入しました。お値段は驚愕の190円です!別府駅からのアクセスも抜群です。


続いては、別府地獄めぐり観光を敢行しました。
さすがに大分県初上陸で、別府温泉初心者なので、ベタな観光をしておきます。
それにしても「別府地獄組合」って、、、破壊力を持ち過ぎたワードの羅列や。。。

青くて湧いています!
泥んこで湧いています!
赤くて湧いています!

途轍もなく奇観である各地獄ですが、観光地として商業化するまでは、地元の方からは、土地としての利用価値がない見捨てられた場所だったとのことです。
そんな場所を観光地化して大逆転させた発想の転換に驚愕です。

この後、湯けむり展望台にも寄り道してみましたが、こちらの展望台は、日が落ちてから夜景を見に訪れた方が良さそうです。


◇別府駅周辺

昼食に訪問したのは、別府の老舗有名店の「とよ常 別府本店」です。
13時30分頃に訪問しましたが、並びが発生しており、混雑していました。
なお、お店の専用駐車場が満車で、近くのコインパーキングを探すのに大苦戦しました。

とよ常名物の天丼

◇別府温泉

昼食後は明礬温泉の「みょうばん湯の里」に向かいます。
みょうばん湯の里は鶴見山を少し登った高台にあって、別府市街地を見渡せる立地にあります。

別府市街地と別府湾も見渡せます。

みょうばん湯の里では「大露天岩風呂」を利用しました。
「『大』露天なんて大風呂敷広げてんな・・・」と思っていましたが、その名に恥じない立派な露天岩風呂でした。オススメです。


◇別府温泉から大分空港へ

大分空港へ向かう途中の別府湾。

帰りは大分空港を「20:20」に出発する便を予約していたのですが、別府市街から大分空港までの道路状況が分からなかったので、早めに移動することにしました。レンタカーなので渋滞トラブルが怖いですからね。
ちなみに日曜日でしたが、結果的に道路は混雑していませんでした!

ということで、大分空港のデメリットは、県内の観光地までの移動手段として、公共交通機関がバス、またはタクシーしか選択肢がないところですね。やはり鉄道がないとスケジュール管理が難しくなります。。。


◇杵築市(寄り道)

FIRE民の移住地候補として一時期話題となった杵築市です。
株式投資をやっていると、資産運用でのFIREに興味が出て来る方がいらっしゃると思います。私もその一人です。
※「FIRE」とは、雑にまとめると、経済的自立によって労働に縛られない生活をすることです。少なくとも私はそのように理解しています。

私は今年の5月で40歳になりますが、いつまで健康で不自由なく生活が出来るのか、ということを最近よく考えます。10年後には50歳ですからね。結構リアルな年齢です。
・会社労働に生活の多くの時間を縛られている現在の生活にどれだけの価値があるのか。
・労働に差し出している時間と、それによって得られる対価は見合っているのか。
そんなことを考えることが多くなりました。考えているということは、たぶん時間と対価が見合っていないと思いたいからです。
年齢を重ねるほどに、時間の価値が増すのは必然ですよね。毎秒、確実に残りが少なくなるんですから。

そんなことを考えている私ではありますが、固定観念が固着して雁字搦めになっている古臭い思考しか出来ない人間なので、会社労働を辞めることはないと思いますが、FIREには漠然とした憧れを持っています。

で、話を戻しますが、FIREを調べていると、激安家賃の地域の一つとして「杵築市」の賃貸物件事情に触れることがあると思います。
家賃1万円~2万円台の賃貸物件がゴロゴロあるようです。
そんな杵築市が、大分空港までの道中に寄れそうだったので、興味本位で車でぐるっと回ってみました。
が、日が暮れてから訪れたので、ただただ、暗い道路を車で回っただけで、町の雰囲気が全く分かりませんでした。。。
そして、このロスタイムが大分空港での悲劇に繋がります。。。


◇大分空港から成田空港へ

大分空港の足湯の営業時間に間に合わなかった。
興味本位で杵築市に寄り道なんてしたからや。。。
帰りもジェットスターです。
大分ありがとー

という訳で、最後の最後に多少失敗を重ねてしまいましたが、今回の大分県初上陸、九州初上陸の旅は無事終了となります!

大分県は関東圏からでも飛行機で比較的手軽に訪問できますし、観光地もコンパクトにまとまっているので、スケジュールも組みやすいと思います!
※観光地がコンパクトにまとまっているのは重要です!


◆大分旅のまとめ

① 早起きするには早寝しないとダメぜったい
② 「うみたまご」はポテンシャルの高い水族館
③ 「亀正くるくる寿司」はネタが分厚く鮮度が高い名店
④「 みょうばん湯の里」の「大露天岩風呂」は名前通りの立派な露天風呂
⑤ 寄り道する時はもう少し考えろ


次回の旅日記は、2023年1月の沖縄旅(中部編)を記事にする予定です。たぶん。


#旅 #別府温泉 #亀正くるくる寿司

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