見出し画像

夢から生まれたダマヌール:古代から受け継いできた課題とは?

ダマヌールの創立者たちには、古代から秘教で受け継いできた課題がありました。「地球にはまだ誰も触れたことのない大切なシンクロニックラインのポイントがある。それを人類のために確保して使えたら、人類がもう一度、覚醒に向かって進んでいき、新しい可能性を生み出せる」というものでした。彼らはシンクロニックライン4本が交わる場所を見つけて、土地を購入し、コミュニティーを創り始めていました。

1978年8月の暑い土曜の夜、スピリチャルリーダーのファルコと他の10人ほどの仲間たちは、火を囲んで座っていました。みんなはその作業はいつから始めるのか気にしながらも、あまりに偉大なプロジェクトだったので、開始するためには何かサインが欲しいと思いました。ファルコの指示で、みんなで手を繋いで天に向かって想いを送りました。

すると、1〜2分後に見たこともないような大きさの輝く星がゆっくりと流れました。金色の尾を引いた星は、金粉を落としながら目の前に現れたのです。「山を掘り始めるのは今だ!」というポジティブなサインでした。ファルコの言葉は深甚で意味深長であり、ミーティングが終わったとたん、仲間の二人はそばにあったツルハシで指示されたところを掘り始めました。

一晩中熱心に掘り続け、朝になって交代し、24時間を通して作業は続けられました。その作業は、自分の中を掘るのに等しいもので、さらに団結と友情を強くする楽しいものだったそうです。掘り進めたトンネルは長く狭いように思われましたが、作業は疲れることがなかったそうです。専門家もいず、できるはずがないと思われていた作業は、2ヶ月ほどして最初の一区切りのゴールに達しました。

最初に完成した部屋は青の神殿と呼ばれ、不可能と思われた偉大な夢を自分たちの手で実現する第一歩となり、手作業で掘った青の神殿は、仲間たちの想いのエネルギーで神殿と呼ぶの相応しいフリークエンスになったそうです。そして、手応えと勇気を得て次の水のホールへと進みました。地球を取り巻くシンクロニックラインの河の4本が地中深く交わる場所に、人類の神殿はこうして造られたのです。

さて、蛇足ですが、神殿というと宗教と思われる方がいらっしゃいますが、ダマヌールは宗教ではないです。宗教は教義があり、それに従うことが求められます。ダマヌールでは知識を学んだら、それを鵜呑みにするのでなく、「なぜ?」と疑問や質問を持つことが大切とされています。疑問や質問などは学びを深めたり、成長や進化の鍵となることが多いからです。

人類の神殿はダマヌールの人たちによる終結した芸術表現の最高傑作です。私が初めてイタリアのダマヌールの人類の神殿を訪れたときは、「地球上に、こんな現実が実際にあるのか?」と非常に驚きました。人類の神殿を訪れたり、神殿でメディテーションをすることは、素晴らしいエネルギーと繋がりを持ち、私たち自身の精神的な成長の可能性に入ることです。

https://www.damanhur.jp/人類の神殿/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?