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角川武蔵野ミュージアム「浮世絵劇場」、寄り道で「角川食堂」。

こんばんは。今年も1年終わりますね。やっと今日で仕事納め。パソコンが壊れたり、プライベートで別の仕事が入ったりで企画展などいくつか足を運びましたがアウトプットできないでいました。今日は足を運んでから2ヶ月近く経ってしまいましたが、素敵な経験をしたのでnoteに投稿します。


角川武蔵野ミュージアム企画展「SPIRIT of JAPAN 浮世絵劇場 from PARIS」

筆者が角川武蔵野ミュージアムを訪れるのは2度目。前回訪れたときはオープンしたばかりで、本棚劇場のプロジェクションマッピングを会社の技術ブログに投稿する為のネタを集めることが目的でした。今回は、ここ最近お気に入りの日本版画、さらにポスターに北斎の絵が扱われているプロジェクションマッピングだったので、ぜひ体験してみたく久々の再訪。

角川武蔵野ミュージアム…。訪れたことのある方は分かるかもしれないが、少々アクセスが悪いこと、それ故に感じるミュージアムの異様な存在感に初見は絶対に驚く。東所沢から徒歩で数分の住宅地に突如あらわる隈研吾設計の石の大きな塊のような建物。そのあまりの巨大さと、その上に広がる青空、非現実間に来訪は2回目ではあるが、「おお…。」と感嘆を漏らしながら前回も写真を撮ったのにまた写真を撮ってしまった。

さて、お目当ての浮世絵劇場。その数ヶ月前、別の日本画がテーマの高画質巨大プロジェクションマッピング展に参加して色々と課題を感じていたので、実はそこまで期待をしていなかった。

会場を見ると、展示イメージのように背の高い面がランダムで立っている様子はなかったが、何台ものプロジェクターを駆使し、床へも映し出すことによってかなり没入感があった。また、作品の力だけに頼らず、作品の一部を改悪にならない程度にモーションをつけており、それがまた良い味を出している。音楽も素晴らしく、会場のどこにいても全身でアートを感じることができる。
前回参加した巨大プロジェクションマッピングは、会場を自由に歩いて良いとされていたが、それでもシアター形式の椅子から動けるような雰囲気はなかったので、結局映画館で正面の平面の壁に映像が映し出されているのを見ているのとそこまで変わらないように感じたが、こちらの企画は構成も抜かりなく、上映中に中を散歩してみたり、座ってみたり、いろんな場所から周りの目を気にせずに楽しむことができた。
作品の解説などはなく、終始音楽と共に作品が映し出されるという演出であったため、美術はあまり興味がない人でも退屈せずにライトに楽しむことができるかもしれない。

食堂でこんな本格カレーってある!?
「角川食堂」のカレーセット。

さて、ここまで遠くまでに来たからにはご飯もそこでしか食べられないものを食べますよ、ということで、角川武蔵野ミュージアムの施設内にある飲食店をリサーチ。その中で「角川食堂」というお店があったが、なんとなく社員が食べているイメージだったりとか、社食みたいな料理を提供するイメージがあったので、候補に入っていなかった。そういうところってどんなメニューでも簡易的に料理されていてそこまでこだわりの料理がないことが多い。特にカレーは…食堂のカレーは筆者が苦手なのだ。スキー場のカレーが好きではない。だがこだわりのカレーは大好物だ、気づいたら週に4回くらいカレーを食べていることも多い。(面倒臭い人)

候補にあがったお店を実際見て決めようという話になり、施設内を歩いていると…。おしゃれな広々とした店内の窓際でかなり本格的なカレーを食べている人がいた。なんだこれは…いや、まさかそんなはずが…まさかの角川食堂!

今週のカレーにある3つの選択肢から、柚子胡椒チキンカレーと、イイダコと蕪のスパイスカレーをチョイス。もうこのカレーの名前からして食堂感がない。こんな本格的なカレーを提供しているなら絶対にもっとアピールをしたほうが良い。味も最高だ。様々なスパイスが心地よく口の中に広がる。

店内も広々、インテリアもセンス良く、年間パスポートを取得して定期的にミュージアムとこちらの食堂に癒されに来たり、リモートワークに来ても良いだろうなと思った。かなりこちらの角川食堂に後押しされた感はある。

ぜひミュージアムに行く際は、角川食堂カレーセットを食べてみてください!

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