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東京ドームが満員になるカード

丸藤vsオスプレイ。 オスプレイの熱愛が導いた、と言われる一戦に対しては「テクニシャン対決」「最高のプロレス脳勝負」といった煽り文が踊っていた。なるほど。似た者同士と言われれば、そうかもと思った。そしてこの似た者同士の一戦は、意外なのか当然なのか、さしたる感情の爆発が起きないまま終了のゴング。丸藤正道25周年にふさわしい名勝負だった、とは語られないのかもしれない。 それはさておき、だ。 このカードが後楽園ホールのメインだったことに驚いた。え? ドーム…とは言わないが、横アリ

    • プロレス雑記#01 NOAH、武道館に帰還す。

      プロレスが好きだ。 自分の青春は何であったか、と思い返せば、プロレスにあった、と結論できる。 それも全日本プロレス、四天王プロレス全盛期。日曜日深夜の全日本プロレス中継、1週間の最大の楽しみがそれだった。インターネットで映像を手軽に見られない時代。週刊ゴング、週刊プロレス、東スポ。活字が平日の行間を埋める。宝島社のプロレス名勝負シリーズは何度も何度も読んだ。一冊目か二冊目か、あれは本当に名著であった。今でも捨てていないハズだ。 三沢が鶴田に挑み、川田、小橋、田上と四天王を形成

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