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通信販売の話

今日はお店おやすみ。

雑務や事務作業。
年末からずっと、詰め込んだ毎日を続けてきて
週に1日くらいは余裕をもって動ける日があるといいなあと
おもってようやく5月からそうしてみた。

時計の針がひとまわりするまで起き上がれなかったのだけど、睡眠をとったらちょっと元気がもどった。睡眠をとったらなんとかなる。
だけど、翌日翌々日の仕事を考えるとなかなか深い睡眠とならなくて、疲れが取れない。やすみというのはいい。

「どうしたらあたまひとつ抜けられるか」

ずっと考えていたと前回書いたのだけど、それが現実のものとなった。年末から年明けにかけてのことだった。
なんとなく知らないお客さんが注文してくれるようになって、それからまもなく一気に注文数が増えた。細かくは省くけれど、それが始まりだった。
そこから最近まで、できることすべてに全力投球、開業の時を思い出すくらいの仕事量を行ってきた。
実際は緊急事態措置や蔓延防止措置があって、時短営業をしていたからできたことだったので、宣言が明けたらどうしようかと思いながら仕事していたのだけど、考えてもしょうがない、いまやれることを日々やるだけだと思いながら過ごしていた。

お始めたころ、お客さんが少なかったころ、
増え始めたころ、増えてから、
すこしずつ求められるものが変わっていき、
それによってオペレーションを動かしていく、
同時に変化していくことをお知らせする、

いままでは店舗に来店する方や、お店のことを知っている方
中心にやっていたことを
初めて利用する方、お店のことを知らない方を中心に
やっていくことになって(実際は並行しておこなっている)これが結構たいへんだと知った。

どこまでルール化するか、どこを線引きとするか、
問い合わせひとつにしても、対応だけで忙殺される日々があって
これは通販業務が初めてだからというのだけではなく
「うちのお店の」「通販を利用したいと思う人」への「仕組みづくり」
というのはまさにオンリーワンで、通り一遍のマニュアルでは太刀打ちできない、ということを痛感したし、今も悩みながらやっている。

そのなかで、大事にしていることというか、立ち戻るところというのがある。
それは「自分がどうしていきたいか」ということ。

誰かのため、相手のため、そのために仕事を頑張るというのはもちろん基本なんだけど、自分のなかに柱がないと迷ってばかりで疲れてしまう。
何かを選ぶということは、何かを切り捨てることだというの、しみじみ感じる日々である。
まだ5月半ばではあるが、2022上半期、ものすごい転機であり人生におけるキーとなる時期だったというのは間違いなく言える。

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