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UNIQLOが店頭で生花を売る狙いとは?

横浜ベイサイドマリーナにオープンしたUNIQLOパーク。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/feature/yokohama/

ユニークな形状の建物内には自然光がふんだんに注ぎこまれ、外にはヨットハーバー。実際に目にはしなかったが公園のような施設もひっついているらしい。
「パーク」というだけあって、只々商品が並んでいるだけではない、楽しさを感じる作りになっている。

その中で気になったのはUNIQLO初という「生花」コーナーかあったこと。

今のUNIQLOはセルフレジを導入している。人件費削減のためのはず。しかし、「生花」を扱うことでそこにラッピング用に人材を確保しなければならない。

なぜわざわざ生花を扱うことを選択したのか?その理由を勝手に想像してみた。本当に勝手なので見当違いの可能性大。

まずシンプルに考えられるのは「アップセル」や「クロスセル」狙いということ。しかし、それならわざわざ消費期限が短い生花ではなく、無印良品のようなレトルト食品でもよいはず。なので本当の理由は別にあると考えられる。

次に想像するのは、「生花」が置いてあることでの心理的な効果か。あらゆるものがある程度の品質で巷に溢れ、コモディティ化が進む中、ユーザーは商品そのものだけでなく、質の良い「購買体験」を求めている。

「生花」が店頭に並ぶことで、明るさを増す店内でショッピングができるのは、とても心地良い「購買体験」になるではないか。

3つ目の理由として考えられるのは、UNIQLOを自分のためだけでなく、「誰かのために」利用してもらおうということ。

UNIQLOはどちらかというと普段使いのアパレルであり、あくまで自分用。ギフトとして購入することは少ないと思う。

そこにUNIQLOの服に花束を合わせてプレゼントするというのはどうだろうか。これまでになかったUNIQLOの利用機会が創出される。

本当の狙いはわからないが興味深い施策。ぜひ佐藤かしわに正解を聞いてみたいものだ。

#UNIQLO #経営戦略 #ユニクロパーク #横浜ベイサイドマリーナ


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