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芒種(丹頂アリアムと紫陽花)移ろいゆく水と花

一年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。

移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、emmyと、MayuAraiによるドリンクといけばなを二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしています。

今回は第六十回目の『芒種』、Mayuからのお手紙です。

emmyさん、こんにちは!

今年は例年になく早い梅雨入りで、気温も変わりやすい日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?

先日の「小満」のお手紙、ドライになったルッコラの花ははじめて目にしました。香りは少しスパイシーだそうですね。
こんなに繊細な花なのに、濃厚な味わいというのもなんとも気になりました。


さて、暦は「芒種」を迎えました。
これから夏至までの期間を芒種と呼ぶのですよね。種を蒔いたり、苗を植える時期なのでこのように呼ばれている節気です。
「稽古はじめ」という言葉もありますが、芸能の世界では6歳の6月6日にお稽古を始めると上達すると昔から言われているそう。
6月は何事も種まきにぴったりの季節なのかもしれません。

それにしても今年は梅雨入りが早かったですね!少しでもこの憂鬱な季節を楽しく過ごせるように、と長靴を新調しました。これで夏草に足元が濡れることもなく安心です。


梅雨時季の代表花といえば紫陽花
今回は額紫陽花と、蛇のように曲がりくねった茎が印象的な丹頂アリアムの取り合わせです。

真ん中を取り囲むように青紫の花が咲いている様が額縁のよう


丹頂アリアムはめいっぱい動きを出して
夏の優しい紫色です。


最近はもっぱらemmyさんのアトリエ準備が気になっている今日この頃。「芒種」の種まきの節気に新しいアトリエを始められるという事にこのお手紙を書きながら気が付きました!

ドリンクや作品だけでなく空間全てを作り上げるのはきっと大変な作業でしょう。
素敵な立ち上がりになることを心より願っています。

お忙しい日々が続いていると思いますが、どうぞお身体にお気をつけて。

それでは!


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二十四節気に合わせ、季節に寄り添ったドリンクとお花の交換会をしています。
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emmy

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