エンドゥ・トロワ

作家になります。 Twitter→ @endeuxtrois

エンドゥ・トロワ

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マガジン

  • 著:エンドゥ・トロワ

    エンドゥ・トロワが描く小説に関する配信

  • 写真

    「写真家になる!」そう這いつくばって生きていた頃があります。写真・アートへのアプローチをここに綴ります。

  • さよなら「葉子ライト、アップ」

    札幌本郷商店街の50年程続くヴィンテージスナック。 不思議な力を持つママが魅力的♪ ママは、みんなのお悩み相談役。 ところがこのご時世、巷のスナック離れには驚きを隠せません! 「いろいろ行くけど、葉子ほど賑わっているスナックは無い。」 と言うお客さんも居るけれど、四年に一度の誕生日のママでさえ、あとどれだけ続けられるか… さよならまでを綴るノート。 毎晩生まれるドラマがこの店に! あなたも是非一度、足を踏み入れてみては?? 「葉子ライト、アップ」がOPENしている間にね! ーーー 書籍「スピリっチュアル ママ」も販売中! yohco.net

  • 食卓にちょこっとオーガニック

    「すべては、子ども達の為に。」 トロワの畑は、一人でも多くの子ども達に笑顔ある “ 本当の健やかな食事 ” へ向けて発信しています。(トロワ自身は、新得共働学舎のメンバーでもあります。)

  • 重たい扉

    「着いた店に入れない病」という奇異で重篤な病を抱えた私の物語

最近の記事

桜 〜終焉〜

#創作大賞2024 #オールカテゴリ部門

    • ない

      生きるに明確な目的が見当たらない。 ボヤ〜とした景色も見えない。 必要ない? じゃあ何の為の毎日なのか。 見付けようとしても動けない。 コロナは言い訳か。 億劫なのは間違いない。 NAI-NAI-NAI そこが危ない。

      • いつか見た月

        鬱々とした日々からなんとかして抜け出したいと思えど、 身体が心が動いてくれない。 夕方から夜にかけて刻々と空の色が変わっていく時間をじっくりと楽しめる季節。 ぬるい風が心地良く、ビールなんか片手にあると尚良い。 ほら、直ぐそこに空があるだろ? なんで動けない? どうして… 焦りは積み重なっていって、人との距離が詰められなくなる。 そして恐くなる。 わかっている。 わかっているのに。 そうしているうちに月が昇る。 カメラのシャッター押すと、苦汁を吐き出すような音に聞

        • 開いた目は、何も見ていない。

          日を追うごとにどんどん失くなっていくのに、このまま消える事も出来ない。 初めから手にするモノは無かったと気付いても、喪失感だけが膨らむ。 シャッターを押せば、形に残る。 振り絞ってシャッターを押しても、フィルムは入っていなかった。 無意味。 目は何処を向いて良いかわからない。 もうわからなくなった。

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        • 著:エンドゥ・トロワ
          2本
        • 写真
          4本
        • さよなら「葉子ライト、アップ」
          4本
        • 食卓にちょこっとオーガニック
          1本
        • 重たい扉
          1本
        • こども食堂
          0本

        記事

          4年に1度(2/29)のパワーDAY

          「葉子ライト、アップ」の話は、止まりません。 そりゃ何十年も開いてたら、笑いも涙も酸いも甘いも何でもありますよね! なんでも、良く当たると言われる占い師さんに興味深々のママが見てもらったら、お店は勿論「あなたそのものがパワースポットを背負ってるわ!」と驚かれたとの事。 (左・かずちゃん / 右・葉子ママ) 「葉子は、私の癒し。」 「元気湧く!」 「ここは札幌のパワースポット!」 と、いろんなお客さんが言ってるのも、この二人を見るだけでわかる気が… そして、2月29日は

          4年に1度(2/29)のパワーDAY

          サウナー師匠

          空前のサウナブームの昨今。 その火付け役ともなったドラマ「サ道」は見てたでしょうか? 僕は、すっかり影響され「整う」とは何なのか?を初めて体験する為、友人達と札幌・大通にあるサウナに集合する事に。 (「整う」とは、サウナ → 水風呂 → 休憩 を続けることで、突如訪れる快楽の瞬間!のこと。) 胸躍らませ意気揚々と、でも多少緊張もありながら地下街を歩いて向かうと、何やら後ろからオーラを感じる… 呼ばれた訳でもなく振り返ると… ん!? あれ?? かずちゃん!!! 何故今

          かずちゃん降臨

          「葉子ライト、アップ」は、異次元パワーの持ち主ママは、いずれどんどん知っていく事になるので、在籍する女の子をご紹介! 約50年前にOPENした頃からの在籍するピチピチの「かずちゃん」は、アラウンド80の女の子。 その人気は、年を追う毎に増してみんなに愛されるキャラ。 ピチピチの秘訣は、サウナ! そのサウナ歴から、プロの「サウナー師匠」と呼んでも過言ではないはず。 かずちゃんは、主に土曜日に出勤ですが、それ以外は天国に一番近い銭湯「極楽湯」で、サウナ水風呂を何度も何度も繰

          かずちゃん降臨

          食卓にちょこっとオーガニック

          十勝・新得共働学舎で農家になり、農薬や化学肥料を使わない健康な土の上で、子ども達があちこち動き回っては葉や実をつまみ食いする姿を見て、本来あるべき暮らしを感じたのは、30歳を過ぎてから。 学生の頃から「安い物が食べたい物」と、脳内変換するようになっていた考え方とは正反対の生き方だ。 生きるに食べるは不可欠で、その「食」に直結したシンプルな日々の作業は、「仕事」と呼ぶよりも「当たり前」の日常となった。 「おいしい」という感動が、舌から脳で感じるよりも、もっと違う感覚器官で

          食卓にちょこっとオーガニック

          目の前の景色

          文章を書くのは苦手です。 本もろくに読んできませんでした。眠くなっちゃうんです。 学校の読書感想文は、本の前書き&後書きだけを読んで、引っ掛かった一文から後は想像で自分の話に持っていく手法で乗り切っていました。 国語のノート提出では、挿絵を散りばめて描く事で誤魔化す努力をしてみたり… 家族が文字を読んでる記憶を掘り起こしても、新聞の相撲と競馬欄に赤丸付けてる姿しか思い出せません。 遠い親戚は、札幌・円山で貸本屋を営んでいましたが、僕自身は特に文字に関わることがほとんど無か

          入りたいのに入れない…

          「あ〜、閉まってた〜笑」 なんて経験は誰にでもある事でしょう。 でも私は、この経験が特に多い気がしている。 笑いに出来る領域を超えて、かなり重篤なストレスと化している。 この病には名前が無い。 たどり着いた店に何らかの理由で入る事が出来ない病。 こちら側ではなく、お店側の理由で。 「俺も同じだよ〜」と言う話を聞いても、全然悩んでるレベルでは無い。 私は、入れなかった場合「自分のせいだ」と責めるようになってしまい、酷い自己嫌悪となって、既に救いようがない状態となっている。

          入りたいのに入れない…

          写真家になりたかった

          ずっと写真で表現しようと頑張って頑張っていました。 「何を?」と言われると言葉になりませんでした。 「それを写真で…」と立ち向かっていたようで、逃げていたのかも知れません。 写真の仕事から転身して、北海道・十勝「共働学舎新得農場」で暮らすことで生き方を見つめ直しました。 共働学舎は、現代の社会から反するような場です。 でもここは、常に生き方の根本を見つめる場であって、むしろ現在の社会の方が自然の摂理に反した豊かさを追う息の詰まる場だと気付いてしまいます。 農家で生きる道

          写真家になりたかった

          zine 「 スピリっチュアル ママ 」

          スナックで飲んでますか〜? 札幌でオススメのスナックは、なんと言っても「葉子ライト、アップ」。 50年近く営業を続ける下町の老舗スナック。 札幌でもススキノではなく、地下鉄・南郷7丁目駅から徒歩5分程の本郷通商店街にある地元では有名なお店。 昭和の情を感じる夜の店をお探しなら間違いないね。 実は、見たことある人もいるのでは? 全国TVの番組「月曜から夜更かし」「珍百景」にも取り上げられる名店! でも、ちょっと雰囲気が怪しいんだよね。 SHOPカードはこれだもの ↓ 「マ

          zine 「 スピリっチュアル ママ 」

          世の中を少し動かす

          はじめまして、エンドゥ・トロワ です。 新しく買ったノートの書き始めだけは、丁寧な字を意識したり、「綺麗に使おう」と心に決めたりしていた人なので、noteもどうスタートさせるか迷っていました。 実際のノートを人に見せる事は滅多に無かったけど、ここは人に見られる場所。 意識しないではいられない。 さて、何を書こうか? 世界を見渡すと、オモシロい人が多いこと! ネットが広がって、更に趣味嗜好が細分化されてそれぞれに楽しい場所を見付ける時代。 そんな世の中に、僕もチャレンジし

          世の中を少し動かす