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イレギュラー対応

スタッフサービスでは、1人欠員が出たら1人補充するというのを繰り返してて、プロジェクトごとに案件をもらうということに対しては対応してませんでした。

さらに今回依頼が入ったクライアントは、日本オラクル。
言わずと知れたグローバルIT企業です。
1人でもなかなか候補者を見つけることが難しい会社に対して、10人も。
何とか探してほしいと、コーディネーター部(登録者に対してお仕事を紹介する部署)にお願いしてましたが、かなり厳しいという回答でした。

会社としては、案件が上がってから候補者を出し、事前ヒアリングをしたうえで面談するというのがかなり効率的に仕組み化されていて、横連携も取れ、とても仕事がしやすかったのですが、10人一度に同じスキルの人を集めるというのは、今の仕組みから外れたイレギュラー対応で、なかなか思うように進まなかったです。

結果的に1人も採用されず、この案件は失注してしまいました。
こういうところで対応しきれないのが、今のこの会社の限界なのかなぁと感じてしまいました。

そうなると、次のキャリアアップが途端に分からなくなりました。
スタッフのフォローをしつつ、追加案件をとってくるという今の営業スタイルから、この先どうなるのかが見えなくなったのです。

5年後、10年後。この会社にいても、自分はどういう姿になっているのかが見えない。このまま営業のマネージャーになることもそれが果たして自分の目指すキャリアなのか、ピンとこない。
これ以上ここにいても、「能力のある人が差別なく働ける世の中にする」という世界を目指すにも限界がありそうだと思いつつも、
じゃあ次は何をすべきなんだろうか、という模索の日々を迎えることになったのです。



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