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ラガは何しに日本へ?

成田空港でインタビュー&密着決定!

この記事は2024年6月23日公開の最新です。
人気テレビ番組「YOUは何しに日本へ?」で、5月にモビリティーリゾートもてぎで開催された、トライアル世界選手権の様子が放送されるようです。
オートバイには様々な競技があります。その中で一番古い競技とされているのが、トライアル。スーパーマーケットの名前ではありません。
オートバイの基本動作の全てが 含まれている競技です。オートバイに乗っている人でもトライアルを知らない人が大多数、私のTLを見て「モトクロッサーですね」という人は多い。面倒だから「はい、そうです」と言ってしまいます。
トライアル競技とは、簡単に言うと制限時間内に決められたセクション(ルート)を通り、より少ない減点でクリアした方が勝ち、というレース。
このような自然を相手にすることもあれば、スタジアムに人口のセクションを設けインドアで開催されるレースもあります。

トライアルの魅力がいっぱい詰まった専門誌です

現在、強いライダーがいるのは圧倒的にスペイン。でも日本人でもワールドチャンピオンがいます。表紙はアダム・ラガではなく、ハガ・ソンドレのGASGAS EV。
現在、レプソル ホンダチーム監督の藤波貴久氏、通称フジガス。2004年のトライアル世界選手権チャンピオン!
この頃のフジガスは「走るべきラインが白く見えた」と話しています。もちろん、実際に線が引かれている筈はありませんが、極める人というのは神がかり的な体験をしている人も珍しくありません。
裏話で言えば元白バイ隊員、元全日本チャンピオンで世界選手権にも参戦した、黒山一郎氏が、息子を含むトライアルの才能のある子供を集めて、”ブラック団”を作りスパルタ教育。バイクトライアルから教えて世界参戦したうちの一人です。その後オートバイに乗り替えさせて、今でもIAS(国際A級スーパークラス)に参戦しているブラック団出身のプロレーサーが何人もいます。
トライアルは地味ですがとても奥が深い。簡単そうに見えてちょっとしたバランスやメンタルが影響する競技です。なので、プロのロードレーサーでも、トライアルのライディングを学ぶ人もいる位です。
この番組は主要空港にスタッフを待機させて、面白そうな外国人に話しかけるという、ご存じのスタイル。低予算だけれどTV番組では珍しくヤラセなしなのが面白いのでしょう。ほぼテレビを観ない私も毎週観ています。
ここからは、トライアル専門誌”自然山通信”の記事を一部だけ抜粋します。

5月に成田空港に張っていたスタッフの目に留まって話しかけたその人こそ、モビリティーランドもてぎで行われる、トライアルGPの為に来日した、アダム・ラガ選手だったのです!
ラガ選手は世界のトップライダーの一人、今年はシェルコとファクトリーライダー契約をし、もてぎでは1日目3位、2日目2位というリザルトでした。
番組スタッフは初めて聞くオートバイトライアルですが、なんと2日後にもてぎに来て取材を敢行。スタッフを4名に増員して、金・土・日の3日間取材しました。
レースを観たディレークターが「この競技、面白いですね」と言ったそうです。

こんな角度を、こんな岩を、這ってでも登れないセクションを超一流ライダーは軽々とクリアしてしまう。下手で草レースしか経験のない私からしたら、神様以上の存在です。
トライアルブームは1970年代ホンダのイーハトーブから広まり、80年代にTLR200/ TL125が発売されてポピュラーとなり、一時は国内4メーカーともトライアル車を販売していた事もあります。学生の時に友人がTLR200を購入。少しですがトライアル遊びをしていました。
トライアルではマインダーと言って、走るルートを指南したり、秒数をカウントしたり、バイクが落ちそうな時はタイヤを掴んでそれを阻止する場合もあります。そのような時怪我をしないように、マジ軽ナットの保護カバーもとっくに出来ているんですけれど…。
ずいぶん前からナンバーが付けられるトライアルオートバイはほぼ無くなり、あってもいい値段なので中古のTL125を探して手を入れて乗っています。

マジ軽ナットを前後に付けただけで、タイヤが振動をより多く吸収するようになります

エンジンは125⇒170cc、カム、バルブ、ピストン、ピストンリング、ピストンピン、バルブはWPC/Mo2処理をしてローフリクションチューニング。
エキパイはトップレベルの技術を持つ友人のチタン製ワンオフでバッフルも特殊なもの、実用新案を取っていて、なんと5速発進が出来ます。それをS先生にお見せしたら、「本当だ~」と羨ましがられました。
走行テストの途中に、ちょっと山中に入ってみました。

トランスポーターにもそのバッフルが付いています。トルクが増して変速ポイントが変わり、燃費も良くなりました。
その他各部をマジ軽ナットシリーズで除電チューニングをしていて、第一世代から第四世代までを見る事が出来ます。フリマではこのTLをお見せして、除電箇所によりどのような効果があるかを説明しています。
タイヤの徐電だけでも転がり抵抗が減るだけではなく、元々振動が激しいのにボアアップしているから更に振動が増し、どう我慢しても走行9kmが限界でお尻が痛くなってしまう。それがマジ軽ナットを前後タイヤに付けただけで、30kmも連続で走れるようになりました。
その位ゴムの分子の動きが良くなります、タイヤが持っている本来の能力を引き出すからです。マジ軽ナットの本物なら、このような大きな効果があります。
オートバイなら、ミッション用マジ軽ボルトとの併用をお勧めします。
使えば分かる、走りが楽しめますし、ミッショントラブルを予防出来ます。

オンロードだけではなく、オフロードにも是非使って欲しい。全日本に参戦してトライアル留学もした武田選手の知り合いに除電チューニングを説明したけれど、理解出来ないようです。自然山通信にも伝えましたがやはり理解が出来ないようです。
除電は決して難しい理屈ではありません。会社だって仕事(作動)の邪魔をする人(静電気)がいなくなれば(除電)、仕事がスムーズに進むでしょう?
除電のメリットが分からない人はそのままにしておいて、理解出来る個人・企業からお伝えしています。そして7月に新たなステージに入りそうです。
自然山通信の記事によると「YOUは~」の放送があるのかどうかも未定だそうです。
実際に放送するには編集だけではなく、映像の使用許可とか、スポンサーとか、MFJとか根回しも必要でしょう。ご興味のある方は今のうちから予約をされる事をお勧めします。
自然山通信は取扱店(バイクショップ)または年次直接購入のみ。ご興味のある方は検索して下さい。

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