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あえて野球場をオールドレンズで撮ってみた

みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんわ。

先に結論を話させていただくとですね。

野球場でオールドレンズ、むちゃくちゃいいよ!(快晴の屋外に限り)

って話で、今日はそんな話です。



つい先日になりますが、高知県の春野球場でプロ野球のプレオープンマッチ

が開催、観戦に行ってきました。

感染対策を徹底して行うとのことで、チーム関係者をはじめとし、開催にあたって尽力されたスタッフの皆様には御礼を申し上げたいです。

使用機材
本機:Nikon Z6
レンズ:Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 SC VM
現像:Lightroom classic CC(現像のみで色調整等実施せず)

SS1/280  f 2.8

周辺露光が、オールドレンズ独特の、いわゆるイイカンジに落ちてくれてて、なんともノスタルジックな感じ、というか、懐かしい感じ、というか。
なんなら、手前にいらっしゃるオッチャンも良い感じw

合焦点は奥の三塁側スタンドに合わせて、シャッターを切っていましたが、(ほぼ)開放で撮っているため、狙ってモヤっと。
風景を撮ったり、建造物を撮ったりする時は、5.6位まで絞って撮ると、パリッと鋭角に映し出してくれます。

SS 1/400  f4.0

程よく開放、程よく絞っての良い塩梅開放値でもあるf4.0にて。

それぞれ色の違う内野、外野芝生、外野フェンス、そして空。
それぞれが、独特感のある色コーティングがあるのも、オールドレンズの魅力。
特に、外野フェンスのブルー系の色乗りは、コントラストが良い頃合いで抑えられ、独特の「未完成感」の雰囲気感を感じられる一枚。
(三塁側でアップをしている千葉ロッテの選手の写りなど、まさにそれ)

SS 1/500 f 5.6

7回のラッキーセブンにて。

手前にいる、白いライオンみたいなのが、埼玉西武ライオンズのマスコットキャラクター。

男の子がレオ、女の子がライナ。愛されキャラです。レオはバク転の名手。無茶苦茶やりおります。

紹介はさておきにして。

絞って、合焦点は奥のバックスクリーン。しっかり絞れば、それに応じた描写をしてくれる。


SS 1/400  f 4.0

二連戦、初日は千葉ロッテマリーンズの勝利。
先発の佐々木投手が圧巻のピッチングで打者9人に対し7奪三振をおさめ、打線も若き4番の山口選手のタイムリーヒットをからめ、打線が繋がった一戦。
対する西武ライオンズは先発に注目のドラフト一位ルーキー隅田投手を起用し、守りからリズムを作り攻撃につなげたかったが、守りでリズムを作れても、千葉ロッテ先発の佐々木投手を攻略する事ができず、ヒットは散発的に出たものの、チャンスと得点に繋げることができなかった。

と、スポーツライターっぽい総評。

SS 1/400 f8.0

試合後は、恒例の練習。
この光景を見るたびに、「プロ野球選手と言えどもみんな野球小僧なのだな」と毎回思い出されます。

若手、ベテラン問わず、来るべきシーズンに向けて万全の体勢で臨めるよう、入念に基礎練を中心に精力的に行なっていました。

外のサブグラウンドではライオンズのキャッチャー陣が、バッテリーコーチの下、二塁への送球練習を行なっていました。

近所の小学生も練習で使っているグラウンドでプロ野球選手が黙々と練習


プロ野球選手は一見、我々がテレビや野球場で見る姿は華やかで、投げれば我々の歓声を独り占めにし、打てば一振りで惹きつけられる、俗に言うスーパースター、と思いがちですが、実は、そのそれぞれの活躍の裏には、文字通り地道で陽の目の浴びる事もない、膨大な練習量があることを、毎年この春野で教えてもらっています。だからこそ、特に応援をしている球団であれば、その練習していた選手が活躍したり、勝利した際の喜びはひとしおですし、負ければ、もっと応援もしたくなるものでもあるような気がしました。

写真の話のような、自分の野球に対する思いのような話のような、お付き合いいただきありがとうございました。

それではノシ

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