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大阪市城東区の今は無き「鴫野駅前トップセンター」の内部写真を見れるのは宇宙のネットでこの記事だけという噂

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 大阪市城東区の「南鴫野商店会」を後にし、JR鴫野駅に向かっていましたところ……何か気になります。

【南には】南鴫野商店会

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 このテントの骨組みがなかったら素通りしていたかも知れません。

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 何やら奥に続いていますし、床にはタイルが……市場?

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 部外者が入って良いのだろうかという雰囲気が全開ですが……?

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「いらっしゃいませ」と言ってくれているし、行ってみよう! 注意されたら素直に謝ればさすがに警察へ突き出されることはないでしょう。

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 並んだ店名看板が、ここが市場であったことを教えてくれます。店名看板の電話番号が当たり前に3桁4桁なところにときめきますね。

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 足元に何かあると思いましたら、一昔前のMicrosoft Officeで作ったんやろなというような警告が。通路の真ん中に貼るってことは通路に駐輪する人がいたんですかね。
 ところでここは「トップセンター」というのですね。右下は塗り潰されていますが「平成19年5月7日」と書かれているように読めます。日付の下は……? 「トップセンター」ではない管理組合や管理会社があったということなのでしょうかね。

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 広い市場ではないようです。靴屋さん、豆腐屋さん、寿司屋さんともう1軒で突き当りです。

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 ショーケースなどの設備はすっかり撤去され物置き状態。万国旗が懐かしくも寂しい……。

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 市場はコの字型になっています。靴屋さんの出入口から入って、左に曲がります。
 奥は薄暗いね……。まぁ普通に考えたら蛍光灯代や電気代は営業されているお店でワリカンなわけで、営業されているお店が少なくなったら1店舗あたりの負担も増すわけで。そりゃ節約に励みましょうとなりますよね。
 万国旗や造花だって撤去するにも労力が要りますし、ゴミ袋は誰が買うねんという話にもなりますしね。何をするにもお金が要るのよねー。

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 奥は子供の遊び場でもあるようです。

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 さらに左に曲がって、もう1つの出入口を向いたところ。八百屋さんが通路の両端に商品を並べられていますが、元々両端がお店なのでしょうかね。空いてるから使ってもええやろというものなのでしょうかね。ちょっと気になりました。

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 少し進んで奥を振り返ったところ。お茶屋さんも営業されています。

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 もう1つの出入口は果物屋さんでした。

 ちょっとわりと衝撃的で、建物の外観を見ることをすっかり忘れていました。帰宅して調べましたら建物は「鴫野センタービル」、市場の正式名称は大阪市小売商業地図によりますと「鴫野駅前トップセンター」とのことです。

 もうちょっと検索してみますと2016年頃まで果物屋さんの向かいは精肉屋さんで、2021年2月にはお茶屋さんが移転されたようです。お茶屋さんの記事の写真を見ますと、八百屋さんは既に撤退され、果物屋さんも営業されていなさそうな感じです。そして……

 あ、跡地……?

 跡形もなくなっちゃったみたいです。

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