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doughnut hole 『カルテット』
周縁から、好きなものを「好き」とする。
最近になって、ドラマを観るとき、脚本家の方の名前もチェックするようになりました。理由は同じドラマを見た人とちょっとニッチなポイントで盛り上がりたいからです。(ミーハーですね)
先日、7年前に放送のテレビドラマ『カルテット』を見返しました。脚本は、坂元裕二さんです。坂元裕二さんがそう(ニッチ)なのかと言われれば、そうでもないのかもしれません。
ただ、
「ああ、そのドラマの脚本家、好きなんです。」
「え、私もです。」
「「坂元裕二!」」
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はじまる、攻防戦。(よこしまな気持ちについて考える)
好きなものが同じだったとき、もちろん素直に嬉しくてテンションが上がるのですが、私の場合はそれと同時に相手がどれくらい知ってるのか分からずに心理戦が始まるんです。こういうよこしまな気持ちは自然な会話の妨げになるんじゃないかなと考えていて、、
このよこしまな気持ちはなんでしょう
今のところ考えているのは、実は自分は、好きなものを観ているとき、自分自身の感情やそのコンテンツによって引き出された心地いい思い出を連想しているだけである。つまり、そのコンテンツ自体を見ているわけではない。だからそれを観て楽しんでいるときはさまざまな感情が動くけど、どの感情はあまりにも個人的すぎて、他の誰かに共有しづらいものになるのではないか、ということです。
それが悪いことだとは思いませんが、私は偶然好きなものが同じだったらその場で盛り上がりたいです。
そこで、気にし始めたのが、脚本家の名前、ということです。つまり、そのコンテンツそのものはもちろん、構成するさまざまな要素まで気にかけるようにしようということです。
自分の感情は個人的なものですが、
坂元裕二さんが脚本を書いたことや主題歌である「おとなの掟」、主に登場するのが、俳優メンバーである、松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平だということは誰がみても理解できることです。
それでもいつか、もっと自分に自信が持てるようになったら、自分の感情も交えてお話したいものです。
それだけ。
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