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【雑談】 共通点が垣間見えたとき、その一瞬

「インディゴお好きなんですか。」と声をかけられた。住んでいるところの近くにある書店でのことである。ちなみにインディゴ、というのはバンド indigo la End の略称だ。一日怠着で過ごすことにしていたため今日はバンドTシャツを着ていたので、それを見て尋ねたのだろう。

そんなに目立つ柄ではないので、このTシャツを着ていたことで声をかけられたのは初めてのことだった。そもそもバンドの話を持ちかけられたのが久々のことだったので、頷いた後に「このTシャツ自体は5、6年前に買ったもので」ということを口走ってしまった。なんだか今は最前線のファンではないことの予防線を張っているようでおかしかった。と、同時に、好きな曲のひとつやふたつ話題に出してもよかったかもしれない、と反省してしまう。

好きなものの、好きな理由というのは漠然としていることが多い。なんとなく心が揺さぶられるんだ!好きなことを理由づけしてしまったらそれこそ「好き」であることの可能性が狭まってしまうんじゃないか、とまで思ってしまう人もいるかもしれない(かく言う私もその1人だ)そう思う反面で自分がそのことを好きだという気持ちを誰かと共有したい気持ちもある。

「好き」を共有するならば、それを言葉にする必要がある。

ともあれ、今日は誰にも会わないであろう一日だったので、声をかけてもらって素直に嬉しかった。なんの気なしに着ていたインディゴTシャツ。案外人は他人の服装に目をやっているんだな、とも思った。

さらに、これは余談だが、先日PayPayを入れたばかりだったため電子決済を挑戦した。バイトとして決済を受け入れる側(レジ)をしているときは、なんの気なしに「そちらのQRコードに読み取りをお願いします。」と言っていた。電子決済が初めての人にとっては、読み取りまでの導線が意外とわかりづらいということを知った。実際に経験してみないと相手の気持ちに寄り添うことはできないんだなあ、と少しだけ襟まで正す羽目になった(笑)

ちなみに、買ったのは、サン=テグデュペリの「人間の土地」。これから読みます。読んだことある人、よかったら感想教えてください🐣

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