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新型コロナの猛威のなかで考えたこと。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、全国の学校が臨時休校になるなど、さまざまなところに大きな影響が出ました。

訪問美容をしている私たちも、高齢者施設などへの訪問キャンセルが相次ぎました。残念ですが、施設にいらっしゃるご利用者様の安全のためには仕方がないことです。

ウイルスの猛威に対し、社会のさまざまなところで前例のない対応がなされています。
一方で、普段からこうした“非常事態”に対する備えをしておくことも大切だと思います。
私たちが現在、訪問させていただいているご自宅や施設様に対して行っている対応と対策は以下のようなものです。

 訪問時は必ず手洗い・手指消毒を行う
 訪問時は必ずマスク着用
 法令や条例に則した適切な衛生管理を徹底し、それを強化する
 訪問前に施設側と情報共有をし、体調がすぐれない方には施術を控える
 訪問する美容スタッフは、毎朝体温測定を行い、担当部署に報告。1ヶ月の検温記録を施設に報告、発熱などの症状や体調不良を感じる場合は休みとする
 訪問中に美容スタッフが体調悪化を感じた場合は、直ちに早退。訪問先施設に必要事項を報告する
 昼食はできる限り持参し、施設内でとる

これはインフルエンザ対策などこれまでにも実施してきたもの。つまり基本中の基本です。今般の新型コロナウイルス感染症に対しては、こうしたことをいつも以上に徹底し、十分に注意しています。
ご自宅で介護をされている方などのご参考になればと思います。

■成長のための踏ん張りどころ
さて、この1、2週間は新型コロナウイルスへの対応とともに、いろいろなことを考えました。

もちろん、こんな事態は起きない方がよいに決まっていますが、こうした“非常事態”になってみると、普段は「当たり前」とか「こんなものかな」と思って通り過ぎていたことが、実はそうではなかったことに気づかされたりするのです。

例えば、私たちは「当たり前のことを当たり前に」をモットーとして、訪問美容サービスをよりよいものにしようと努めてきました。

それによって少しずつサービスの質は上がり、訪問美容を志す学生や、サービスを始める美容師さんも増えてきています。でも、道半ばとはいえ、このまま進めばいいんだろうか…? もっと違う部分で実現できることがあるんじゃないか…?

つまり、私にとっても、今は本当の意味での踏ん張りどころ、正念場なのです。訪問美容を取り巻く状況が変化してきているからこその「壁」というんでしょうか。もがいている今は、これがとっても大きな壁に見えますが、きっとこれを乗り越えた先に大きな成長ができるはず。そう信じて、社内の調整を行ったり、一つ一つのサービスを見直したりしてきました。

■真夏はすぐそこ。
いつのまにか6月。

ご経験がある方も多いと思いますが、長年ロングヘアだった方がばっさりショートにイメチェンしたり、髪染めをしていなかった方が一転、明るいカラーにチャレンジしたり、久しぶりにパーマをかけてぐっと華やかになったり。大きく髪型を変える方が増えて、理美容師も特にやりがいを感じられる季節なんです(笑)。

だからこそ、新型コロナウイルスの猛威が一日も早く終息してくれることを祈っていますし、私たちが取り組んでいるサービスのレベルアップを完成させたいと思います。それを体感していただいて、より笑顔があふれる空間を作りたい。

「新しい髪型にチャレンジしよう!」という前向きな気持ちを大切にしたい。

それをきちんとかなえられるように、しっかり耳を傾けてご希望を引き出せし、それを実現したいと思います。一人ひとりが持つ「なりたい」をかなえるのが、理美容師の仕事ですから。

というわけで、皆さまも春に向けた新しいヘアスタイルをぜひ考えてみてくださいね!

最後になってしまいましたが、新型コロナウイルス感染症に遭われた皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。改めて、一日も早い終息を心から願っております。

私たちは感染症対策を徹底的に遵守し、今目の前のお客様の笑顔を全力でデザインしていきます!

サポート宜しくお願いいたします。今後皆様に何か還元できるような企画を行っていきます!