008流noteの歩き方
noteを使い始めて1日経ちました。
正確に言うと、全くの初めてではないのですが、腰を据えてやるのは初めてなので、初めてってことにさせて下さい。
なので、フレッシュな目で見たつもりの、noteの特徴について。
まず「note」を辞書登録するところから
noteって良いサービス名だと思うのですが、普遍的な言葉過ぎて、ググったときに意図する結果が引っ張りにくいのと、note、noteと書きたいときに、大文字だったらshift+で書くけど、小文字表記なので、イチイチ変換したりが、面倒ですね。
なので、「note」っていう表記で、辞書登録することは、まずしました笑
noteの空気を読む
とんがったほうが、目立てるんでしょうけども。
操作・機能に慣れる意味も込めて、noteがどんなところか、みんなが何をしているのか、見て回りました。
とりあえずnote初心者は、けんすう氏のポストを読め。
って感じですかね。
彼が、「noteとはどういうところか」を方向付けていると言っても過言ではないような気がします。
noteで書いている人の文章は、みな彼の模倣に見える。
かく言う私も、このポストの書き方は、日ごろ私が書く文章よりかなり彼の書き方に寄せてるつもりです。
その他noteに特徴的なこと
noteには次のような機能的な特徴があって、
・テキストの装飾がほとんどきかない。
・文章を構造化できない。見出しの階層化、箇条書き、など。
・投稿のカテゴリー分けができない。
・各ユーザーは飽くまでnoteの暖簾の下で発表する。
・クリエイター向けの外部サービスとの連携が多い。
・「スキ」・「フォロー」ができる。
・予約投稿ができない。
その結果、縦スクロール系ポエミー投稿が多く。
できるだけ多くの情報をゴリゴリ詰め込もうとするのは向かないし。なので情報サイトが多くなく。
音楽や絵、写真のアーティスト・クリエイターの参入が多い…彼らはテキストの装飾や構造化は要らないからね。
意外と少ないテキストゴリゴリ系
テキストゴリゴリブログが、事前のイメージほど多くなかった。アマチュア・無名執筆者(あるいはそのブログサービスから始まり成りあがった人)は、はてなのほうが多いのではないか。それは機能的な理由というより、先行者利益というか沿革的な問題というか。
機能が限られている分、筆力で勝負する場になりやすいと思ったのだけど、noteの場合は、自然に集まったのか招へいしたのか分からないけど、バッキバキのプロ・有名執筆者がチラホラ見られるように思った。吉本ばなな氏とか。
簡単に売文できるプラットフォームなので、アマチュア・無名が群雄割拠してたら楽しいと思ったのだけど、超強者が散見される戦場なので、芽が出にくいかもしれないと思った。
となれば、オシャレ写真とポエミーテキストが伸びるのも分かる気がする
noteで割と上位のアカウントが、不倫擁護ポストを書いていて、見れば、文章の論理構造が無いだけでなく(それはnoteの機能的な問題)、内容もそう論理構成を要求される場じゃないんだなここは、と思った。
当たり前だけど、社会通念上、悪とされていることを擁護するのは難易度高い。やるなら、相当ひねった、あるいは画期的な斬新な、そして高度で隙のない論理が要求されるんじゃないかと思うのだけど、そういうのは無くて。
なんとなく雰囲気で、「正論吐くとかツマンナイよね~」みたいなことが書いてあるだけで(でもそれがウケている)。
というわけで、個人的「note」での文章の書き方
結局のところ、頭の中でこねくり回したことを、アレコレ構成考えて複雑な文章を考えるより、机に向かってふわふわと浮かんできたことをパパッと捕まえて、立て板に水的に上から下まで書ききったほうが、良さそう。
読む側の視線が、というか画面が、どんどん下に流れることをイメージして、書く。
もちろん、既に別の場で一定の地位がある人は別だけれども。
冒頭紹介したけんすう氏は、「情報」を売っていくのが読まれるコツだという風に書いていらっしゃいますが、それは多分、いわゆる情報サイトのようなもの(ノウハウを情報量たっぷりで書くとか)ではなくて、個人的経験、一次情報たり得るもの、程度の意味のように思います。
自分はあんまりnote向いてないかもしんないし、これからの人が生き抜いていくにはnoteはタイミングが遅いかもしんない。
私は多分、もっとコッテリした文章をドバーッと出していくほうが向いているというか書きやすいので、noteには向いてないかもしんないと思う。
でもって、ポエミーなシャレオツ記事を出す人は、noteっぽいトレンドに乗っていなければウケないし、noteっぽいトレンドに乗っている人が大量に現われても、みんな均されて覚えてもらえなくなっちゃうので、今から乗り込んでいっても時すでに遅しだろうなと思う。
だいたい、「ブロガー」自体が、古いというか、もう世にブロガーがい過ぎて、食っていったり小銭稼いだりは難しい局面にきているのかもと思う。
コロナ禍で、益々世の中全体を流れるお金が少なくなっていくしね。
noteは初の「フロー型ブログ」なのかもしんない
よく、SEOだのを語っているブロガーが言うのは、「ソーシャルはフロー型、ブログはストック型で~ツイートはその時だけだけど、ブログは蓄積になる~」みたいなことを言ってますが、noteはフロー型・ストック型の折衷型なんだろうな、と思います。
SNS的機能が強く、新しい投稿は次から次へと目の前を流れていきます。
なんとなく心地よく読むんだけど、読後感が良くも悪くもアッサリしていて、残らない。
情報が密でなく多くないので、後から引っ張り出して読もうという事もあまりない。
TwitterやFacebookのようなフロー型のSNSと、従来型のコッテリブログとの中間的な存在なんだろうな、と思いました。スマホ全盛の時代には、それが正しいのかもね。
▼ ぜひ見ていって下さい。「こんなことやってます」です。
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