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自己啓発本を利用してポジティブになろう!!!!

バカにされること多いよね

自己啓発本。ビジネス系や人生自体についての本等、数多くの書籍が発売されており、根強い人気のあるジャンルだ。

皆さんは「自己啓発本」と聞くと、どのような印象を持つだろうか。

これはあくまで個人的な感想だが、具体性が無く、内容がふんわりとしていて、複数の本を比較すると書いていることが真逆だったりする。

正直言うと嘲笑の対象になったりすることもしばしばあるジャンルだと思う。○○万部突破とかよく煽りで書いているが、果たしてそのうち何割の人が本の内容通りの行動を起こすことができるのだろうか……。

実際このようなそれをからかうような本も存在する。確かに自己啓発本は説得力を高めるために断言を多用したり、当たり前のことをさも自分が思いついたように言ったり、どうあがいても万人に当てはまらないことを無理矢理一般化したりすることがある。

しかし、自己啓発本はなんだかんだでこうしたほうがいいよ的なことはとりあえず頭の片隅にでも覚えていれば役に立つ事柄があるし、内容も割と最初の失敗パートなどを除けば何かしらの行動をして人生一変! からはポジティブ一辺倒。

たまに存在する当たりの具体性があったり統計的に分析されている自己啓発本は言わずもがなだし、それ以外についても行動を起こすかどうかはともかくそれで気分が上向くのは確かだ。

そこで、今回はそんな自己啓発本を利用して更にポジティブになれる様な読み方を提案する。なお、紙やスマホなどで見る方法だと多少面倒かもしれないが、そこは許して。

こうやって読もう!

自己啓発本を用意

今回は買うのもためらわれるせっかく加入しているのでKindle Unlimitedで読める本を利用することにした。

うおおお!!!!自己啓発!自己啓発!
典型的なやつ。色んな人のあるあるとなっている悪い習慣を挙げて、その解決策、自身はどのように対処したか方法を挙げていく感じの内容だ。
多分世の中には数えきれない程存在する系の本だと思う。

いや、別にこの本を馬鹿にしたいわけではないけど、世の中にそんなにあるってことはやっぱり需要があるんだなと思う。

できることなら媒体としてはKindle等の電子書籍がいいだろう。
一応紙とかでもできるが、ちょっと面倒かも。

メモ帳やWord等を用意

次に、メモ帳やWord、紙が好きならノートを横に用意する。私は紙にわざわざ時間をかけて文字を書くことに意義を見出せない質タイピングが好きなので、Kindleで開き横にWordを用意した。

こんな感じ。

ここからは非常に簡単だ。自己啓発本を読みつつ、こんな感じでメモを取っていくだけ。

本文は見えないし短い箇所の要約なので多分セーフ。

非常にシンプル。もし紙で書く場合はこれをノートに書いていこう。いつもより読書に時間はかかるだろうが、そこは自己啓発本。専門家やプロフェッショナルが分析し、詳細に述べたビジネス本ならともかくインフルエンサーなどが著わした本は流されやすい人忙しい現代人の為に平易で短時間で読める様な内容になっているので、そこまで時間がかかることはないはずだ。

どうしてポジティブに?

ではなぜこれでよりポジティブになれるかというと、この方法で本を読むと内容に集中することになり、結果的に自己啓発本をしっかり読みこむことにつながるからだ。

自己啓発本というのは読んだらやった気になることで有名だが、その効果を最大限発揮したいならそれをしっかり読み込むことが重要だ。適当に上辺だけ確認して読んでいくのも悪くはないが、このようにメモを取りつつ読んでいくことで、より内容を詳細に理解することができる。

そして、自己啓発本の内容は基本的にやったら人生上手くいくよ!ということが書いている。そのため、メモを取るだけでもなんだか人生が上手くいくように感じられるのだ。

実際私が今このNoteを書いているのも、この読書術でポジティブになってキーボードの打鍵が止まらずうずうずしているのが原因だ。

一切関係ないが私のE-typing戦闘能力は387です。関係ないけど成長が見れると嬉しいよね。

ああ、人生成功する! なんか適当なことでも文章が書きたい! 書きたい! そうだ、Noteに書こう!!!!! 頭のおかしい与太話でも……いや、このことをとりあえず書き殴ろう!!!!!

そういうことです。

終わりに

……とまあ、散々自己啓発本のことを馬鹿にしたが、私は自己啓発本全てがダメだとは思ってないし、むしろ好きよりだ。全肯定することはできないが、なんだかんだいって誰かの人生覚書。本の内容のいくらかは人生にプラスになることもあるはずだ。

日記とかエッセイって考えると割と見てて面白い。書いててかつて兄の記した日記を読んで自身の人生が大きく変わったのを思い出した。懐かしい。

というかやった気になるのは他の人の日記を見てその出来事を追体験しているのが理由かな、と思う。今回紹介した方法はその追体験をより印象深くする方法かもしれない。

ちょっと面倒ではあるけれど、気になった人は試してみて欲しい。

メランコリックなあなたの気分が少しでも上向きになるかもしれない。


追記その1

続編書きました。紹介した本『「先延ばしグセ」が治る21の方法』のレビューです。


追記その2

読書術についてこのNoteではかなり軽く書いたのみなので、更に詳細に利点などを追記しておきます。参考までに。

この読書術の利点

  • 読み返しの作業が必要なくなる・かなり省略できる

  • メモをいちいちとるので集中して読むことができる

この二点が本文に挙げなかった主な利点です。

読み返し

当たり前ですが、メモを読めば事足ります。メモ自体の分量は本と比べると相当少なくなるでしょうから、いちいち読み返してここはどうだったとか考える必要がなくなります。

注意点として、メモが不完全な場合本の内容を十全に活かすことができなくなります。メモをする際はそのことを意識して、念入りに書いていきましょう。もちろん、読み返すときのことを考えて情報の取捨選択も大事です。

最初は上手くできないかもしれませんが、不安ならそれこそとりあえず適当な自己啓発本なんかで試してみればいいと思います。自己啓発本はそれを実行できるかどうかはともかく役に立つことが書いてありますし、文章量自体も少なめというこの読書術のチュートリアルにぴったりです。

注意点として、読み返すのですから自分で読み返しやすい書き方をしましょう。一度見ただけで十分な本ならともかく、学習本や技術書とかの場合は知識の定着が成果に直結するので猶更そのような書き方を心がけましょう。

集中できる

この方法は集中力を普段の読書以上に消費します。
読書以上授業未満って感じですね。他の人に教わるよりは疲れないけど普段の読書以上に集中力は必要になります。

そのため疲れている時に始めるのは一苦労ですが、その分集中して読書を行うことができます。

また、情報の取捨選択を都度行いながら読んでいるので、自分の中で自然といる情報・いらない情報の場合分けを行うことができます。この方法を使うとおそらく普段より1.5~2倍は読書に時間がかかると思いますが、定着力は段違いです。

考えてみれば当然ですが、寝る前にとりあえず読む程度でぼんやりしながら読む本と、こうしてPC等の前で集中しながら読む本ではインプット量も違ってくるでしょう。

欠点

欠点として、この方法は本の「娯楽」の側面をやや軽視しています。基本的にこの方法が活用できるのは実用書の類になりますし、国際情勢、政治系なんかは仕事にかかわらない限り娯楽ですからそこまで役に立ちません。

そういうのを全否定するわけではありませんが、やっぱり私はそこら辺の「教養書」を風呂やトイレでダラダラ読んだりする時間も好きです。

読書術を使うとなんだか役に立つ内容を強要されているように感じるんですよね。それが実になければならないという感覚、と言えばわかるでしょうか。

うるせえ!関係ねぇ!俺は本が読みたいんだ!娯楽としての本が!
そんな人には全然お勧めできません。まあ読書術なんて物は大抵そういうもので、本の娯楽としての役割を考えずに「役に立つ」ということを前面に押し出しがちなので致し方ない面はあるかもしれません。

結論

とまあ、色々書きましたが要するにこの方法にも利点と欠点がある、ということです。言葉を書き起こすと書いた内容に引っ張られますし、集中できますし、後々読み返せます。

しかし、一方で純粋に本を楽しみたい場合「役に立つ」事柄を探す行為はただの邪念にしかなりません。

個人的には普通の小説とか好きで読んでる娯楽系の本、国際情勢関連や歴史本、小説、ラノベ等は普通に読んで音楽関連の本だったりとか自身に影響を与えそうな本はこの読書術で読むという使い分けをしようかなと思います。

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