Gレコ第15話 感想イラストを描いてみる

YoutubeのガンチャンでGレコ第15話がアップされていたので、感想イラストを描いてみる

【モビルスーツ戦でみんなテンションMAX】

宇宙に出て本格的にモビルスーツ戦をやるんでみんなテンションMAX!
天才クリムもジャハナム操ってノリノリで敵を撃破するんだが・・・

ミックジャック

それ以上にテンションが高いのが、相棒のミックジャックさんです。女性なのに「ヘカテー」で縦横無尽に戦場を駆け巡ります・・・。で、戦闘が終わった後、「空気漏れはありません?」とクリムを気遣う女性らしい一面も見せる・・・・。戦闘が終わった後の「可愛らしさ」と戦闘中の「テンションの高さ」のギャップが魅力的でもあります。
余談ですが、ミックジャックさん、お胸が大きい・・・・
イラスト描いている時は
「こんなに胸大きく描いてもいいかな?」
と思っていたのですが、描いてみると意外とバランスが崩れていないですね・・・、スタイルの良い女性に収まっている感じ
この辺りはキャラクターデザインの吉田さんの力量によるところなのでしょう

【タブーと快楽に挟まれるベルリ】
一方の我らの主人公、ベルリは
「モビルスーツ戦がスコード教のタブー触れること」
「モビルスーツ戦、そのものの楽しさ」
に挟まれているわけです。
イラストで
「アサルトパックの長距離攻撃に照準を合わせる」

ベルリ

シーンを描いてみましたが、ベルリはタブーであるモビルスーツの「アサルト機構」にめちゃくちゃ興味を持っているんですよね、この年頃の男の子らしく。一方、モビルスーツがタブーであることも承知しているから、実際にアサルトパックで長距離攻撃をするときに
「これは牽制なんだから」
「みんな死ぬなよ」
というわけです。
このタブーと快楽の狭間を行き交っているベルリの心はいつしかストレスが溜まり、次回の「ベルリの戦争」で爆発するわけです。TV版ではベルリの心境を直接的に描写するシーンはありませんが、劇場版3の同じシーンでは彼が自分の心境を直接ぶちまけており、よりベルリの苦しみがわかるようになっています

【Gレコにおけるモビルスーツ戦の意味】
Gレコにおけるモビルスーツ戦は他のガンダムシリーズとは異なり、「戦争」ではありません。これはGレコの世界観が「モビルスーツ戦をタブーとして1000年の平和を享受している」であり、皆が皆、モビルスーツ戦をやるのは1000年ぶり、というわけです。なので、「戦争」というよりは「格闘技」に近い感覚になっていているわけです。クリムやミックジャックがモビルスーツ戦でテンションがMAXになるのも戦争、というよりスポーツを楽しんでいる感覚だからです。
「モビルスーツ戦をスポーツ感覚でやるなんてけしからん」、というあなたはGレコの世界を理解せずに、現在の「倫理感」だけで判断してしまっています。クリムやミックジャックにとって「モビルスーツ=悪」、というのは彼らを抑圧している「スコード教」が押しつけた倫理観であり、彼らにとって「スコード教」が押しつけた倫理観=「タブー」は積極的に破ることが正義でもある、というわけです。
一方、ベルリは「タブーやぶりの魅力」も感じている一方で「タブーを守ること」も大切にしているわけです。で、ベルリは、プラス、アイーダもでしょう、「タブー破り」と「タブーを守ること」の均衡点を見つけに行くことがベルリ、アイーダの冒険の旅の目的、となるわけなんですね

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