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【京都駅からの日帰り旅行】月ヶ瀬梅渓(7時間30分、帰り遠回り)

 ※月ヶ瀬口から出る臨時バスは運行期間が限られているので、今年度は既に終わっている可能性があります。年によって内容が異なる可能性があるので、下調べをしてから行くことをお薦めします。

 先日のリベンジ。その日は奈良から行こうとして、失敗。
奈良からバスの本数が少なくて、間に合わなかった!
今日はJRの月ケ瀬口駅から参ります。
だいぶ暖かく、いや暑くなってきましたよ。

9:33 JR奈良線(みやこ路快速奈良行き)出発
 奈良線も外国人観光客の方、いっぱいです。
皆さん伏見稲荷でしょうか、宇治でしょうか。半々といったところです。
花粉で車窓が霞んでいますね。
宇治で降りない人も多いので、奈良まで行くのかな。伏見稲荷、宇治、奈良なんて、かなりゴールデンルート、複線化に納得です。

10:12 JR奈良線 木津駅着 
→10:28 JR大和路線 木津駅発(快速加茂行き)


 木津で乗り換えです。乗り換え時間16分!
トイレ、アルコール消毒や石鹸がないので、気になる人はウエットティッシュ持っていくと良いでしょう。加茂まで一駅ですが、結構距離があります。
電車は空いてますね。

10:34 JR大和路線 加茂駅着
→10:40 JR関西本線 加茂駅発(各駅停車亀山行き)
 加茂で乗り換えた亀山行き(1両編成)は混んでます。何とか全員座れたって感じでしょうか。高齢の方が多いですね。皆さん、おそらく行き先は一緒でしょう。電車が動き始めました。ディーゼル感がありますね。



 川沿いを走ります。一駅が長い!笠置で結構降ります。駅の近くに珍しい形をした橋が見えますね。笠置と大河原の間に水力発電所でしょうか、ものすごく景色が良い所がありました。大河原と月ケ瀬口の間はなかなか電波が届きませんね。

11:02 JR関西本線 月ケ瀬口駅到着
 月ケ瀬口駅に到着。歩道橋で反対側のホームに移り、改札です。尾山口行きのバスが待っててくれています。


11:20 三重交通バス(尾山口行き)出発 420円? ※臨時バス
 駅出た所は道が細くて結構怖いですね。竹田城までの道を思い出します。運転手さんが上手いからこその運行👏途中お茶畑があったり、月ヶ瀬カントリークラブを過ぎると、月ヶ瀬梅林入口の看板とともに沿道に多くの梅の木がお出迎え。

11:35頃 尾山口バス停着
 白いテントのある所が終点でした。どうやら臨時バス停のようです。バス降りたところからどう歩くのか全くわかりません。少し上ると、八王神社前に「月ヶ瀬梅渓入口」と左向きの矢印があります。殆どの方がなぜか反対方向に向かうので、少し合ってるのか心配でした。

11:45頃
 道なりに歩くと時々小さな梅林があり、やがて駐車場と売店2軒が見えてきました。塩分控えめという梅干しが売られていたので買おうか迷いましたが、その少し先に月ヶ瀬梅渓入口の門が見えたので、とりあえず入ることにしました。ちなみにこの先もお土産物屋さんが色々あるのですが、お店によって少しずつ内容が違い、もう一度その場所に戻ってこれるか分からないので、欲しいものは見かけた時に買うといいです。

 梅渓入口まで来ると人がたくさんいるので、少し安心しましたよ。先日近鉄奈良駅の観光協会で頂いた月ヶ瀬梅林のチラシには月ヶ瀬全体の地図は出ているのですが、それ以上細かい地図が載っているチラシはなさそうなので、細かい地図は現地の看板に頼ると良いのかもしれません。

11:58頃


 入ると結構勾配がすごくて、これは結構大変かもしれません。迷路みたいな細い道を道なりにどんどん行くと、やがて名張川の雄大な眺めとともに求めていた風景(梅渓)が見えてきました。一目八景(一目で八つの風景を楽しめる?)という展望台みたいな所から見るとまた一段とすごいです。

 お店がたくさんあって、何を買おうか、何を食べようか迷います。とりあえず先に進むことに。

12:13頃 

 しばらく歩きながら梅渓を楽しんだ後、公園の入り口が見えてきました。ここもまたすごい。梅溪以上の梅の木かも!さっきから思いますが、白梅、紅梅、黄色い梅、色々な種類があり、それがまた見事です。

 公園には階段があって、それを3段階くらい登りきると(結構大変)、全体を見渡せます。またこれがすごい!登った所で持参したお弁当食べている人がたくさんいます。ワンちゃん連れも多いですね。登るのも大変だけど、降りる方がもっと大変。気をつけながらステップを踏みます。降りたら、梅園の真ん中あたりにある、今度は1階がトイレの2階にある展望台へ。暑いから屋根付き、しかもトイレ付きの展望台はありがたいですね。

12:30頃
 展望台を降りて、講演北門から帰る手もありますが、まだノー土産のままです。お腹も減りました。元来た道を戻ります。そして、このまえテレビでやってた烏梅を売っているお店で、烏梅と梅干しの小さいお試しセットを買って、海老ラーメンなるものを食べることにしました。店内日陰で食べられてありがたいです。

 そんなことをしているうちに狙ってたバスを逃したので、また梅渓を彷徨うことにしました。一目八景にももう一回行ってみたところ、足元のアスファルトが梅模様になっていたのですね!

 あまりの暑さに抹茶ソフトを食べて、タイの人に干し椎茸の食べ方聞かれて説明したり、色々なお店に行って、梅干し、日の菜漬け、月ヶ瀬漬け(梅干しを紫蘇で巻いて甘く煮たもの)、干し椎茸など買いました。味見させていただいたひげ茶と干し柿とこんにゃくも気になったけど、盆栽買ってる人もいましたね。

13:55頃
 すぐ着く場所だとはお土産物屋さんから聞いていましたが、現地の状況が分かず、暑くて疲れたので、バス到着1時間半くらい前に尾山バス停目指して下山を始めました。「行政センター」目指していけば着きそうです。下山途中に梅を漬けていた大きな樽が2つあり、中腹や降りたところにもお店が何軒もあって、建物も風情があり、さっき上にあった姉妹店みたいなお店もあったりして、結構賑わっています。下から登ってくる人もたくさんいますね。車で来て、どこかの駐車場からでしょうか。登りがきついので、皆さん結構大変そうです。

14:05頃
 暫く歩くと尾山のバス停です。
日陰を探して反対側奈良行きのバス停付近で待ちます。奈良行きの方が出発が後なのに、25人くらい待っていましたよ。待っているバス停の椅子の並びがあまりにも車道に近いので、他のお客さんと心配していました。

14:56頃 三重交通バス(上野市駅行き)出発 680円
 上野市駅行きのバスに乗る人は3人くらい。そのうちのお1人としばし会話を楽しみました。こっちの道のほうが月ヶ瀬口からより平坦です。途中、工業団地があったりして、いつの間にか三重県伊賀市に入っていました。伊賀上野城らしきお城も多くに見えてきました。川があり、その周りが地平線が見えるほどに開けていて、とても気持ちのいい地形です。バスの進行方向左側に座っていればもっと良い景色が望めたはず。右側に座ってしまった。残念!

15:29頃 上野市駅バス停に到着
 お城から少し行った所にある上野市駅に着きました。バス停は駅前の新しい建物の前にあり、その建物に「観光協会」「土産」と書いてあったので、とりあえず駅前の像の写真を撮り、上野市駅に電車の時間を確認しに駅に行き、切符を購入して、あと15分あったので先ほどのビルに戻りました。中にはトイレがあり、観光協会でパンフレットを頂き、ヤマザキのコンビニでお土産を買いました。

15:48 伊賀鉄道 上野市駅発(伊賀上野行き)
 伊賀鉄道の上野市駅には「忍者市駅」と大きく書いてあります。松本零士さんゆかりなのか、駅前にメーテルと鉄郎の像がありますね。銀河鉄道999と忍者のコラボって感じのピンクの電車です。車内も忍者をモチーフに様々な工夫がされています。どこが忍者っぽいのか、探してみると面白いですよ。伊賀上野駅までは数駅乗るのですが、その間、お城の形をした水門?もありましたね。

15:55 伊賀鉄道 伊賀上野駅着

 伊賀上野駅到着です。ここからJRの関西本線です。伊賀鉄道と同じホームの延長にJRの駅があります。先ほど降りた月ヶ瀬口駅から2駅先に行ったただけなので、さっきの1両編成の電車が来るはずです。来そうな気配がありませんが、まだ到着まで30分くらいあるので仕方がないでしょう。それにしても、この駅も跨線橋などちょっとしたところに忍者がいました。「芭蕉の故郷」って書いてありますね。上野市駅前の像は松尾芭蕉だったようです。

→16:19 JR関西本線 伊賀上野駅発(各駅停車 亀山行き)
 新幹線じゃないのに「名古屋方面」とあるあたりに夢がありますね。電車は「3番線」とありますが、あまりに人がいないので、一応駅員さんに確認しました。3番ホームで待ちましたが、椅子がたくさんあり、周囲は先ほどと同様、平地で開けており、天気も良く、ホームには3人くらいしか人がいないので、気持ちよく待ってました。そして、来ましたよ、1両編成の紫のやつ!昔シャープのテレビで有名になった亀山行きです。

 今回は残念ながら、亀山より手前の柘植で乗り換えです。関西本線沿線は行きの笠置や月ヶ瀬口とは全く異なり、結構開けていましたが、柘植駅付近で両側が山な感じになりましたね。林を分け入り進んでいく「ザ・単線」といった雰囲気です。

16:36 JR関西本線 柘植駅着
→16:46 JR草津線(各駅停車 京都行き)発
 柘植に到着したら、前方にカクカクした山が2つくらい見えます。鈴鹿山地の一部でしょうか。帰ったら、地図で調べないと。柘植駅のホームには結構たくさんの人がいました。


 ここから乗る草津線京都行はなんと4両編成!京都まで直通で帰れるんかーい!1時間16分でした。最初空いていて、「甲賀ってもう一つの忍者の里じゃん!」なんて思っていたら、近江鉄道と信楽高原鉄道の接続駅である貴生川あたりから徐々に混んできて、草津から京都までは普通に通勤ラッシュとなりました。比良山地に沈む夕日が素晴らしかったです。

18:02 JR琵琶湖線 京都駅着
 お疲れ様でした!