ノルウェーから世界へ 一大ムーブメントを起こしたドラマ「SKAM」とは
SKAMとはノルウェー語で「恥」の意味。
2015年からノルウェーの国営放送局
NRKによって放送されたこのドラマは
北欧諸国を中心に世界各国からも注目を集めています。
SKAMの最大の特徴は
ドラマの中の時間軸が現実世界の時間軸とリンクしてストーリーが進んでいく点。
深刻なテレビ離れが問題となる中、
ストーリーを小出しにネット上に配信することで
”インターネットで観るドラマ”を作った
NRKのアイディアはネット先進国の
ノルウェーの人々をうまく取り入れる
画期的な方法であると思います。
具体的な仕組みは下記リンク参照。
そして最大の魅力はストーリーの内容が
高校生の”リアル”や社会問題に迫っている点。
SKAMは全4シーズンから構成されており
シーズンごとに主役が変わります。
シーズン1の主人公はエヴァ。いじめや友達づくりの難しさに悩む姿が描かれています。
シーズン2の主人公はノーラ。レイプによる脅迫など、残念ながらノルウェーでは見過ごせない社会問題にフォーカスしています。ノーラのボーイフレンド役を演じたウィリアムは女性ファンたちから大きな支持を得ました。
シーズン3は自身のセクシュアリティに悩み葛藤するイサックが主人公。
同性の恋愛模様がごくごく自然に描かれておりLGBTQコミュニティから絶大な支持を得ました。
SKAMの全シーズンの中で最もバズったシーズン。
シーズン4は宗教についてフォーカスされており、イスラムとノルウェーの文化の狭間で葛藤するサナが主人公。
SKAMでは飲酒やドラッグを使用するシーンが多々登場します。
シーズン3においては男子高校生同士の恋愛がごくごく自然に描かれています。
普段目を背けがちな”リアル”を端折ることなくストーリーに組み込んでいるところが視聴者を引き込む最大の理由なのではないでしょうか。
実は私、このドラマにはまりすぎて2017年1月に弾丸ノルウェー旅行をしてきました、、。
(のめり込むとホントとんでもない行動力が発揮される。笑)
時間があるときに旅の様子もシェアできたら 、、
と思います:)
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