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【旅行記】松前〜北広島の旅GW2023 ②松前城と海苔だんだん

 みなさんこんにちわ。お出かけ大好きTRIP_YUKOです。今年のGWも北海道に旅してきました!

 盛岡で前泊し、2日目はいよいよ北海道へ上陸。本格的に旅行のスタートです。

6:54 盛岡駅発 北海道新幹線

 北海道へ陸路で上陸するのは今回が初めてです。羽田→函館便は数があまりなく、価格も高いので1番早く着ける新幹線で行くことにしました。選択肢が増えるのはありがたいですね。

新函館北斗行き はやて

 北海道新幹線の楽しみの1つは「青函トンネル」に入る瞬間。ところが…実際の青函トンネルよりもかなり手前からトンネルに入ってしまうため、青函トンネルに入ったのか?入っていないのか?が全く分かりません。
 車内の電光掲示板でお知らせしますと言っていましたが、それも確認できず知らぬ間に青函トンネルは終わっていました(笑)

 北海道新幹線に乗って分かったことは「乗っても青函トンネルは分からない」。

8:54 新函館北斗駅

 新函館北斗駅に到着。駅の周りにはこれと言って特になにもありません。
 キモカワ系で有名なゆるキャラ「ずーしーほっきー」のオブジェにテンション上がる!

北斗市のゆるキャラ「ずーしーほっきー」

 レンタカーを新函館北斗で借りて、新千歳空港で乗り捨てるプランです。
 今日の行程は松前城を経由して、宿泊先のせたな町まで245km。高速が無いため、ドライブだけでも5時間はかかるタイトなスケジュールです。

10:15 道の駅 みそぎの郷きこない

 新函館北斗駅を出発して最初に出会った道の駅に立ち寄りました。こちらの駅は「北海道じゃらん
道の駅満足度」で4回も総合1位に輝いている
人気の道の駅だそう。この日も第2駐車場に案内されるほど賑わっていました!

 行列ができている塩パンのお店や、GWイベントも行われていて新鮮な海産物など見ているだけでもとっても魅力的です。でっかい活カキが5個入って850円は安すぎる!さすが北海道!

知内産の活カキ、安すぎる!

 焼き牡蠣を食べるか迷う…。中サイズだったので一旦スルー。(食べときゃよかったと最後まで後悔!)

知内産の朝採れホタテのフライ

 なんか1つくらい朝ごはんに、と「個数限定 知内産朝採れホタテフライ」を購入しました。
 これがめちゃくちゃ美味かった!!!貝柱がフライになっているのですが、むっちゃくちゃ大きくて分厚い!!そう、こういうのが食べたかった〜と感動しました。

■11:45 昼食:海苔だんだん

 今回の旅のメイン目的の1つが「海苔だんだん」。大泉洋さんと戸次重幸さんが出演する北海道のローカル番組「おにぎりあたためますか」で訪れていたのを見てからというもの、食べてみたいと思っていたグルメです。

温泉旅館 矢野の併設レストラン

 海苔だんだんが頂けるのは「温泉旅館 矢野」のレストラン。大変な人気店ですが、少し早かったのかギリギリ待ちなしで席に着くことができました。

 海苔だんだんとは二段ののり弁のこと。地元産の風味豊かな海苔を使ったシンプルかつ至高のグルメ。松前のグルメというよりは、温泉旅館矢野の名物です。併設のレストランであれば「海苔重」で頂くことができます。

憧れの海苔だんだん

 蓋を開けた瞬間、海苔のとってもいい薫りが広がりました。小鉢には松前漬けも付いていて松前を堪能できる定食です。量はけっこうたっぷりあるので女性や年配の方には多いかもしれません。
 のり弁が大好きな夫は大変満足していて、今回の旅行で一番美味しかったのが海苔だんだんだったそうです。長年の目標をひとつ達成できました!

■12:15 100名城スタンプ最難関 松前城

桜の名所 松前城

 ランチのあとは「松前城」へ。桜の名所としても有名な松前城では、桜まつりが行われていました。 
 ソメイヨシノは時期が過ぎてしまったようですが、遅咲きの桜が満開。再び桜を見られて嬉しい!

 海苔だんだんに続き、旅の最大の目的は「100名城スタンプ」を押すこと。わざわざ松前城まで遠回りしたのはスタンプが理由です。
 
約15年前から100名城スタンプを集めています。松前城が96個目のスタンプ!全国巡ってきたけど、松前城が最難関の城だと思いますね〜。

 松前は海に面した地域。外国船内払いの命を受けた松前城も海のそばに建っています。桜の名所として有名なのでてっきり山あいを想像していましたのでちょっと驚き。
 お城からすぐに大海原が見える景色は唯一無二で、気持ちが良い素敵なお城でした。

城内から海が見える

■12:55 松前藩屋敷

 松前城内とセット券になっていた松前藩屋敷にも立ち寄りました。松前城のすぐ近くかと思いきや、結構な坂を上まで約10分登らねばなりません。
 別で駐車場があるので、行かれる方は車で行くのが良いと思います。

江戸時代、幕末の城下町が体験できる

 施設の内容は、元箱根にある「箱根関所」とほぼ同じです。奉行所や番屋、商家などの建物が再現され、中には暮らしや仕事の様子を再現した人形が展示されています。
 うーん…箱根関所は、その場所にある意味があるけど、ここは、ここにある意味があまり感じられなかったので、イマイチだったかな…。

13:25 せたな町を目指してドライブ

 松前城を出発し、宿泊先のせたな町を一路目指して西海岸沿いをドライブ。左手に大海原が見える絶景、変わらぬ風景がずっと続きます。強風を利用した風力発電の数がすごいです。

左手に大海原を眺めながらのドライブ
風力発電の風景が続く
風車、風車、風車

14:20 道の駅 上ノ国もんじゅ 

 約1時間のドライブ、久しぶりに現れた道の駅「上ノ国もんじゅ」。こちらの施設からの眺めが絶景!ストロベリーとミルクのミックスソフトがとっても美味しかったです。

大きな窓から海が一望できるビュースポット

 外には散策路があり、断崖と海、奇岩、遠くに見える山々が楽しめる絶景スポットになっています。 
 ずーっとこの絶景を見ながらのドライブだったので麻痺してましたが、写真を振り返ると絶景ですね〜。

散策路「神の道」
風が強くなければ行ったんですけどね…
奇岩はこのエリアの名物

15:00 江差町 いにしえ街道

 江差追分で有名な江差町。観光スポットに立ち寄りました。昔の雰囲気を残した町並み「いにしえ街道」には歴史的な建造物があり、観光スポットになっているようです。

いにしえ街道
北海道新聞社 江差支局

 特に観光スポットとして有名なのが「旧中村家住宅」です。ニシン漁で栄えた商家で国の重要指定文化財に指定されています。商家ということで鰊御殿では無いようですが、大変立派なお屋敷でした。

旧中村家住宅
旧中村家住宅
奥にもとても広い

 いにしえ街道は、なんだか不思議な町並みだなぁと感じました。旧中村家住宅のような伝統的な日本の家屋がある一方で、洋風な明治建築があったり、町のイベントでキッチンカーが来ていたり。いろんな時代が交錯している町並みが印象的でした。

17:30 せたな町立公営温泉浴場

 せたな町に無事に到着!夕日の時間に間に合いました。お宿に入る前に町立の温泉浴場でひとっ風呂。お仕事終わりの地元の方たちで賑わいます。公営温泉浴場なので400円くらいとお安いのも嬉しい。シャンプーやボディソープは備え付けてあります。

せたな町立公営温泉浴場

18:30 夕日スポット 三本杉

 せたな町のシンボル「三本杉」は大きな3つの奇岩。夕日スポットとしても有名なスポットです。
 残念ながら天気が良くはなく、水平線に沈む夕日を見ることはできませんでしたが、エモい、ノスタルジックな夕景を楽しむことができました。

三本杉と暮れゆく夕日
2つの岩の間に沈む夕日

 今まで一度も訪れたことのない檜山地方を走破した1日。他の地域ともまた雰囲気が違う。北海道って本当に広い。


□当初のプランと、振り返り

 この日の行程はほぼプラン通りになりました。
ゴールのせたな町が遠いため、到着することが最優先。道路は渋滞はしないものの下道かつ一車線しかなく、遅い車が前の方にいると追い越すのは不可能でした。実はせたな町に向かう途中、がけ崩れのため通行止めになっており、約17kmほど迂回もしています。  

 ただ、それらの予定オーバーは吸収できたので無理な行程では無かったようです。

 ランチの海苔だんだんが、たまたま待たずに入れて提供が早かったのが助かりました。
 どうしても着くことが優先なのでプラン以外のスポットにあまり立ち寄れなかったのは残念かな。特に江差町はもう少し散策したかったですね。 

2日目(当初の予定)
6:54 盛岡駅
8:55 新函館北斗駅
9:30 レンタカー
11:30 温泉旅館矢野(ランチ:海苔だんだん)
12:00 松前城
16:30 せたな町 泊

2日目(実際の行程)
6:54 盛岡駅
8:55 新函館北斗駅
9:30 レンタカー手続き
10:15 道の駅 みそぎの郷きこない(滞在15分)
11:40 温泉旅館矢野(ランチ:海苔だんだん)20分
12:00 松前城(45分)
12:55 松前藩屋敷(10分)
13:25 松前城出発
14:20 道の駅 上ノ国もんじゅ(15分)
15:05 旧中村家住宅(10分)
15:15 いにしえ街道散策(20分)
17:37 せたな町立公営温泉浴場(35分)
18:25 三本杉岩の夕景
18:40 せたな町内 民宿泊

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