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【旅行記】母と行く鹿児島4泊5日の旅③仙厳園と知覧武家屋敷

 みなさんこんにちは。お出かけ大好きTRIP_YUKOです。12年ぶりの母(シニア)との鹿児島の旅。折り返しの3日目は、島津家別邸の仙厳園と知覧をめぐりました。

7:00 コインランドリー

 3泊以上ならコインランドリーを挟むのが、私の旅のセオリー。ホテルの洗濯乾燥機は威力が弱くて乾かないので、街なかにあるコインランドリーに行きます。朝食前にコインランドリー放り込んで待ち時間中にホテルバイキングへ。洗濯物を回収したらそのまま出発です。

9:30 仙厳園

 仙巌園は島津家の別邸迎賓館としても利用された御殿と美しい庭園があり、桜島を一望できるビュースポットとしても人気です。

桜島を一望するビュースポット

 仙厳園は中心街からあまりアクセスが良くはない(バスの便が少ない)ため、私も未訪問。長年行きたいと思っていた目玉スポットでした。

 お殿様の御殿というだけでなく、産業革命を支える反射炉と工場も敷地内に設けられた場所。日本の産業振興を語る上で欠かせない重要な施設なんです。

御殿
反射炉跡

 このような歴史から、2015年に世界遺産登録された「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の1つでもあります。そのため外国からの訪問客も多く見かけました。

日本の近代化ヒストリー

 正直言って、私が初めて鹿児島を旅行した15年前は仙巌園はそれほど有名ではなかったと思います。 
 桜島の絶景と、何と言っても世界遺産登録されたことが近年、仙巌園の知名度を押し上げたのではないでしょうか。

御殿の中庭

 仙巌園の敷地内には、藩政時代のような建物を模したお土産物屋さん軒を連ねます。
 郷土料理が頂けるレストランや、展示を兼ねた伝統工芸品・薩摩切子のショップなど。洗練された新しい建物があり、非常に良い観光施設です。
 かなり新しいので、これらの施設は世界遺産登録関連で建ったのだろうなぁという気はしました。

薩摩切子のショップ
高くて手が出ません。

 土産物屋のエリアにあるカフェで名物の「両棒餅(ぢゃんぼ餅)」を頂きひと休憩。 JAFカードを入口で見せると両棒餅の引換券がもらえます。

両棒餅

 仙巌園は見学する場所や、土産物屋休憩するスペースも多いため、かなりの見学時間がかかります
 尚古集成館という薩摩藩の貴重な資料な収められた博物館も見どころの1つ。残念ながら私達が行った日は改修中で見れませんでしたが、それでも2時間を要しました。

風鈴

 仙巌園の周りには他にも工芸館や異人館もあり、ぜひ立ち寄りたかったのですが時間がなくて諦めました。庭園とお屋敷見るだけだから時間が余ったらどうしよう…なんて不安は不要でした。

12:50 ランチ:高城庵

 鹿児島市内から80分、知覧に到着。

高城庵

 武家屋敷でランチが頂けるという「高城庵(たきあん)」さんに伺いました。武家屋敷でご飯が食べられる機会なんてなかなかないですよね。 
 食べログでも評判のお店ですが、この日は平日だったのでさほど待つこと無く食べられました。

立派な武家屋敷

13:50 知覧武家屋敷庭園群

 知覧は薩摩の小京都とも呼ばれ、風情ある町並みが続く武家屋敷通りが有名です。数年前の大河でも撮影ロケ地として多く使われたようで、あちこちにロケ地の看板がありました。

知覧武家屋敷庭園群

「これだけ長い距離武家屋敷が続くところも珍しいね。」と母。たしかに…。ちょっと脇の小道を覗いても石垣の町並みが続きます。これほどまでに一帯が武家屋敷なのは知覧が1番かもしれません。

知覧型二ツ家民家

 知覧武家屋敷庭園群は、土産物を買う場所がほとんど無く、平日とはいえ屋敷の見学のみという印象でした。10年前に来た時は、軒先で素敵な包装の知覧茶など売っていて賑わっていたような記憶なのですが…。
 その当時、お住まいの年輩の方がなさっていたと思うので10年も経てば、引退されてるかもしれないですね。少しさみしい気持ちと月日の流れを感じました。

14:50 知覧特攻平和会館

 「知覧」の地名が知られている一番の理由は太平洋戦争の特攻基地であった歴史です。
 こういった施設が私は苦手なのでカフェタイムにして、母だけ入館してもらいました。この資料館は遺品や特攻に飛び立つ前の手紙など、じっくりと見て回る展示物が多いため、所要は大体1時間と言われています。
 私はこの数日間見れていない芸人さんのYouTubeかTVでも追っかけるか♡…と一息。
 ふと、気づくと隣に母…!😲 あれぇ!?
どうやら私を待たせてるからと思ったらしく15分で出てきてしまったようです。

19:30 夕食:うなぎの末よし

鹿児島の名店「末よし」

 今夜の夕食は、母の好物でもある「うなぎ」!鹿児島で人気のうなぎ屋さん「末よし」へ。
 実は、鹿児島県はうなぎの養殖が盛んで生産量が日本一なんですよ〜。

うな重とうな丼を注文

 この旅行の食事でうなぎが1番美味しかった!鰻はふわふわしていて身も厚い。関西風と関東風のいいとこ取りな感じ。鰻そのものが旨い。
 鹿児島のグルメはたくさんあるけど、これからはうなぎがイチオシになった瞬間でした。

 なんとか今日も無事に行程を終了。ほんとにケガなく事故無くたどり着けて良かったです。。。
 いよいよ明日は鹿児島のシンボル・桜島と、最後の宿泊地・霧島へ向かいます。

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