【旅行記】海外で年越し マカオ・香港3泊4日の旅⑨澳門のウソホント!
みなさんこんにちは。お出かけ大好きTRIP_YUKOです。人生初めての海外旅行から半年足らず。2回目の海外旅行、澳門・香港に行ってきました!
訪れたマカオと香港の感想。事前に聞いていた情報のウソホント!?を記したいと思います。
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■マカオってこんなところだった!
□日本人はほとんどいなかった
周りに聞いてみたところ、マカオに行ったことがある人はほとんどいません。実際、現地では日本人は最初のバスで2〜3組いたくらいでマカオの街なかで日本語を聞くことはなかったです。
日本料理店や、日本の企業や広告もあまりなく海外感がありました。(台湾がありすぎ?)
□人柄が明るく穏やか
コンビニや飲食店で働くマカオの方は、にこやかで、明るくて優しい印象。特に男性が優しくレディファーストを感じました。のんびりしていて、ホッとする空気感。
□分かりやすい英語
英語が使えるのでなんとかなります。標識や案内の英語が、平易で端的な英語が使われていて分かりやすいと感じます。
◆治安面
□治安がとても良い
様々な国からの観光客で賑わうマカオですが、スリなどの不安も感じることはなく、治安が非常に良かったです。
道や施設がとても広いので、セナド広場周辺を除けば混雑も無く危険を感じませんでした。タイパの官也街も賑わっていますが、セナド広場以上に治安は良かったです。
マカオではホームレス的な方も全く見かけませんでした。税率が低く暮らしやすいそうです。またカジノで十分に雇用もあるからかもしれません。
□夜道
私の宿泊ホテルは中心街からは少し外れにあり21時にはお店はほとんど閉まっていましたが、路地に怪しい人が屯していることもなく、ただただ静かな夜の街という雰囲気。
夫と二人で歩く分には全く問題なかったです。日本の都市部よりも治安が良いと思います。
基本的にはリゾート地という雰囲気が流れているように感じました。
□街は常に清掃されている
街は清掃が常にされています。街や道そのものは新しくはないけれど端々まで掃除され、ゴミも落ちていないし、匂いもありません。ローカルなお店も隅々までキレイにされています。ホテルの清掃具合も良く清潔感を感じました。
◆気候について
□全然暑い
冬は朝晩冷えるのでコートが必要と書かれていますが、全くそんなことなかったです。暑い!!半袖Tシャツに羽織るものくらいで十分。ニット生地は荷物でしか無かったです。防寒としてアウトドア系のアウタージャケットがあれば十分。
□大気は霞んでいる
大気汚染の影響か、空気は良くなく霞んでて遠くは見えませんでした。香港よりはマシですが。
◆交通事情
□運転が荒い
他国が運転荒いんじゃなくて日本が優しすぎるんじゃないかと思えてくる。
バスではぶん回されます。道路は車優先。細めの道でもどんどん車が入ってきます。バスのスピードもかなり速い。
よく事故らないなとホントに思います。というか、事故ってました。
□横断歩道がただの線
マカオの横断歩道は、えっ!これが横断歩道なの?!とびっくりするくらいシンプル。縦に線引いてるだけのところが多かったです。
縞模様じゃないと渡りにくい。
□日本車が多く、アルファードだらけ
車は街が小さいためか、意外にも高級車は少なく小回りがきく小さめの車が多い。メーカーはマツダやホンダが多いのが印象的でした。庶民的な感じが日本と似ています。
デカめの車はアルファードだらけ。送迎の車が軒並みアルファードで、日本よりアルファードが走っています。
◆お買い物
□意外にお釣りは香港ドル
ネットでは「香港ドルでの支払いは可能だが、お釣りはマカオパタカ」と目にします。
実際には、香港ドルにちょっとマカオパタカが混じってるという感じ。そこまでマカオパタカばっかりになって困ることはありませんでした。
□コンビニがめっちゃ小っちゃい
マカオのコンビニは、サークルK多め+セブンイレブン。駅の売店くらいの広さしかなく、めちゃくちゃ小さいです。タイパ島の方はまだ数がありますが、マカオ島側はたくさん無いので、パッといつでも買える感じではありませんでした。マカオパスのチャージは意外と困るかも。
◆トイレ事情
□トイレは困らない
トイレが少ないと聞いていましたが、まず町が小さいため、トイレが利用できる施設や駅が近くにあり、散策中にトイレには困りませんでした。
公衆トイレも街なかで良く見かけたイメージです。私は入ってませんが、1度公衆トイレを利用した夫によれば清掃は行き届いていてキレイ。水洗ではなくゴミ箱に捨てるタイプだったそうです。
観光前に行っておく、博物館もなどがあったら利用しておくことで観光中に不便を感じることはないかと思います。
□便座が上がっている
→男性はホント、女性はほぼウソ
マカオの人は便座に座ることを嫌がり、便座を上げて用を足す人が多いと言われています。
女性トイレは、たまーに便座が上がっているという感じでした。男性トイレはほぼ100%上がっていたそうです。
□便座には靴の跡がある
→男性は結構ホント、女性はそんなことはない
便座に靴のまま上がって和式スタイルで用を足す人がいるため靴の跡が付いていると言われます。
男性トイレは結構付いていたそうです。女性は跡はほぼ見かけなかったですし、便座が汚くは見えませんでした。
夫曰く、男性はスニーカーだから跡がつきやすいのでは?と推理。たしかにそれは一理あるかもしれませんが、女性は常に個室を利用するので便座に乗らないというルールが、浸透しているのでは?という気がしました。
□トイレが広い(台湾比)
マカオのトイレで良かったのは、スペースが広いこと。台湾は狭かったのがすごくしんどかった。マカオは日本の商業施設のトイレ程度に広くて良かったです。
□トイレットペーパーは完備(公衆トイレのぞく)
商業施設のトイレはどこもトイレットペーパーが完備で、ペーパー切れもありませんでした。ポケットティッシュは持っていきましたが、使う機会はありませんでした。
□便座の質は良くない
夫がしきりに言っていたのが「便座の質が良くない」。便座が嫌な文化なんだからそりゃそうなるよな。なんていうのかな、、、ちゃちい素材というか。子供用の小さめの便座くらいの質です。
□ウォシュレットは皆無
日本以外でウォシュレットがあるとこは少ないと思いますが、一回も見たことはありませんでした。ホテルにもなかったです。台湾は確か、ホテルには付いていたはず。
便座に座るのが嫌なんだからそんなもん付ける気なんかサラサラ無い、と感じました。
◆観光スポットについて
□世界遺産は3時間あれば見れる
定番の世界遺産だけなら3時間もあれば十分に周ることができます。教会はいくつもありますが、正直だんだんどれも同じに見えてきました。詳しいことがわからないなら、教会は超有名なものだけに絞っても良いと思います。
□ポルトガルの街並みを味わうならラザロ地区
思ったよりも中国の街並みだなぁと思ったのが最初の印象でした。もっとポルトガルの影響が残っていると想像していたので。
ポルトガルの街並みを味わうならラザロ地区。ほとんどガイドブックでは言及されていないので行く人は少ないと思いますが、ポルトガル文化を求めるならオススメです。
□観光資源はあまりない
世界遺産の旧市街、タイパエリア、コタイカジノリゾート以外には観光資源はあまりなく、あとは南部のリゾート地コロアンくらいしかありません。世界遺産やタイパ、カジノは1回行けばいいかなという感じなので、観光のために再訪という気にはならないかな。
治安が良いのでご家族でゆっくり滞在とか、カジノを楽しむといった観光以外の目的なら再訪はアリ。
□世界遺産巡りはシニアには厳しい
マカオは坂が非常に多く、世界遺産巡りをするのであればシニアにはかなり厳しいところです。バリアフリーでは全然ないので、車椅子の方もかなり厳しいと思いました。カジノエリアなら問題なく楽しめます。
□コインロッカーはない
コインロッカーは見かけませんでした。見かけることもなかったため値段も確認できず。フェリーターミナルにはあるらしいですが、そこにあってもって感じですよね。
◆カジノについて
□コタイカジノリゾート
コタイはエッフェル塔やビッグ・ベンなど世界の有名建築物が見れて、きらびやかなエリア。
行くなら、ネオンが光る夜に行ってこそのエリアだと思いました。個人的には、エッフェル塔やビッグ・ベンといったって本物ではありません。あり得ない配置だし、ここでレプリカ見る必要あるのかな〜?と思ってしまった。
カジノの商業施設は、ハイブランドのお店ばかりで買うものなど私は1つもなかったので、どこも一緒だなぁという感想でした。
□カジノエリアに行くならコタイ
カジノがあるのは、マカオ旧市街とコタイエリア。マカオは元からあるエリアで、新しく発展したのがコタイです。コタイのほうが圧倒的に何もかもデカいので、コタイに行っとけばマカオの方は行かなくてもいいかな。
□カジノゲームは面白くなかった
全く面白くなかったです。ギャンブルをしないのでまず、ルールがわからん。
ポーカーやブラックジャックのテーブルゲームは、マカオの最低ベット額は高いそうで、私が見たものでは一番低くても二万円でした。いや、むりむりむりー。そんな根性ない。ポーカー知らんし。
かろうじてやったのが競馬ゲーム。ゲーセンと変わらないので、マカオに来てまですることか?と自問自答。
無料で飲み物が飲める、スナックが食べれてお金使わなくても楽しめる、とネットで目にしますが、特別美味しい物を提供してるわけでも無いので、なぜわざわざさほど旨くもないレベルのもので腹を満たさなければならんのか、と思ってしまいました。それなら美味しい店で食べたいもの。
こういう自分とはかけ離れた凄い世界があるということ。日本にはないカジノを体験することは貴重だったし、行った甲斐はあったけど、面白くはなかったです。もうカジノは行かなくていいかな。
◆感想
マカオいいところでした。なにより治安の良さですね。カジノ=豪勢=きらびやか ってイメージと違って、マカオの人の人柄は穏やかで飾ったりギラついた感じがない。
いい意味で、田舎な良いのんびりさがあってなぜかホッと出来るところでした。カジノ以外は。
清潔感がある街で快適なのもすごく良かったです。一見、雑多そうな下町のお店も隅々までキレイにされていて、日本よりも全然キレイ。外にはいたるところにベンチがありますが、どれもキレイでした。誰が掃除してるんだろ…
世界遺産は、想像よりどれもちいさかったので今ひとつ迫力があるものは無かったかな。観光スポットは多くないので旧市街、タイパ、コタイを訪れてしまったらほぼ制覇。観光スポット面では1度行けば満足。
ホテル代は香港に比べて、安くて広くてきれいの三拍子。ごはんのジャンルも多彩ですし、色んなものが食べれて飽きがこなさそう。
治安面が良いので海外が初めての方や、治安が気になる方にオススメですし、お子さんがいて安心して海外で過ごしたいというご家族や、リゾート滞在にはリピートするくらいのめちゃくちゃ良い旅行先だと思います。
香港とマカオは24時間フェリーも出ているので、日帰りで行くこともできます。香港に行くなら足を伸ばして日帰りで立ち寄るのがオススメです。
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