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都内散歩① キース・ヘリング展と六本木周辺散歩

東京はコンパクトなので
ついつい歩いて色々まわってしまいます。

今回は麻布十番駅から六本木ヒルズ〜赤坂見附の
散歩記録になります。

自分としてはそんなに長距離ではないので
ちょっとした散歩😊
こういうちょっとした散歩で色々見て廻れるのが
東京のいいところだなと感じています。

今回の散歩コース
直線で行くと徒歩約1時間です😊

麻布十番駅

南北線の麻布十番駅から今回はスタート。

麻布十番駅5a出口からすぐに
麻布十番商店街があります。
商店街の色んなお店を見ながら
目的地である森アーツセンターギャラリーがある
六本木ヒルズを目指します。

昔からのお店や新しいお店が融合していて
いつ来ても移り変わりを感じる商店街。

特にコロナ前と比較すると
色々お店が変わっていたり…。
一方で変わらないお店をみると
なんだか嬉しくなって
ついつい覗いてしまいます😊

今回は年末に行ったこともあって
更科蕎麦のお店では外で年越し蕎麦を
販売していたりお店の前には大行列が。

美味しいと聞いていて食べてみたい…
そう思っていつも食べていないので
2024年中に絶対食べます!(まずは堀井さんに)

六本木ヒルズ

10分もかからず…六本木ヒルズに到着。
六本木ヒルズは意外にも⁉︎
ゴールデンウィークが混んでいるのです。
でも他の期間は窮屈にならない程度の
人混みなので閑散した都会で好きです☺️

テレビ朝日の建物を横目に六本木ヒルズを
上がって森アーツセンターギャラリーへ。

キース・ヘリング展の鑑賞。
休みの日だったので混雑を懸念していたのですが
それ程混みあわずゆっくり鑑賞できました。

森アーツセンターギャラリーの入り口

キース・ヘリング展

東京は2024年2月25日までの展示ですが
その後兵庫、福岡、名古屋、静岡、水戸と
各地を巡回する今回の展示。

よく大手町駅に美術展の広告掲出があります。
そこに貼られたキース・ヘリング展の告知。
なんか観たことあるけどどんな人だったっけ?
それくらいの知識しかなく…あのポップで
カラフルな絵に惹かれて観に行ってきました。

入り口で配布される作品紹介にも
ちょっとした仕掛けが😊

今回も音声ガイドを。
磯村勇斗さんが穏やかな語り口で
案内してくれました。

キース・ヘリングとは何者か。

キース・ヘリング (1958-1990)
アメリカ北東部ペンシルベニア州に生まれる。
1980年代初頭にニューヨークの地下鉄駅構内で、使用されていない広告板を使ったサブウェイ・ドローイングと呼ばれるプロジェクトで脚光を浴びる。
アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアと共にカルチャーシーンを牽引し、国際的に高い評価を受ける。日本を含む世界中での壁画制作やワークショップの開催、HIV・エイズ予防啓発運動や児童福祉活動を積極的に展開したことでも知られる。

90年にエイズによる合併症により31歳で死去。

キース・ヘリング展公式サイトより
ニューヨーク地下鉄のドローイング作品
グラフティが流行していた時代で落書きは禁止行為
素早く描くことが必要でチョークを選んだ
黒い紙に白い線だけで描く
わかりやすくて目にとまる作品

1980年代のニュヨークを生きたヘリング。
地下鉄のドローイングから始まり
表現する場を得て世界での活動が
広がって行った矢先の病気。

肩車でどんどん積み上がっている人
誰一人同じ感じがしない
さまざまなバランスの取り方がある
カラフルに描かれた花
黒以外の色は垂れていたりする
そのままなのが即興性を感じる
蛍光塗料を使った作品
ここでは暗闇で光る作品を鑑賞できる

だからこそ伝えられること、
伝えたいこと、
考えてほしいこと、
その全てを作品に残し、
繊細な表現者として愛されていた。
多くの作品を通じて31年という
短い人生で多くのことにチャレンジした
そんな彼の生き様をほんの少し覗かせて
もらったそんな展示会でした。

《南アフリカ解放》
白人支配者による黒人に対する
広範囲な人種隔離政策
アパルトヘイトの問題本質を
わかりやすい表現で伝えている
《沈黙は死》
ゲイコミュニティへのエイズ関する偏見を
政府に訴えた作品
見ざる言わざる聞かざるの人の姿が。
あらゆる社会問題に対しわかりやすい表現で
訴え続けていたことが感じられる作品群

今からほん40年くらい前なのに
制限されていることがこんなにも違うのか。
現在の表現方法の自由さから考えると
この作品が生まれた時代でいろんな意見があった中
こういう表現はかなり斬新で、でもわかりやすく
だからこそ多くの人を魅了していった
そうそういう過程を感じました。

《楽しさで頭をいっぱいにしよう!本を読もう!》
頭の中に色々な楽しいことが詰まっていて😄
《イコンズ》
光り輝く赤ん坊それを囲む犬や天使の版画
キース・ヘリングと言えばこの作品が思い浮かぶ
《無題》
死期を悟ってから描かれた作品
それまでの手法とは異なり入念に構図をねり
下地の線を残したまま描かれている

ほんの少し生きる時代が違うだけで
生き方が変わってしまう。
今という時代だからこそ今の生活が
成り立っていることそれを感じるために
自分は美術鑑賞をしているのかもしれない。
そんなことをふと思いました。

《赤と青の物語》
自由に絵のストーリを描けるように
子供たちに向けた作品
表現が自由にできなかったことの
制約があったからこそ
その表現方法を…子供たちに。。

東京ミッドタウン

六本木ヒルズを出てご飯を食べようと
東京ミッドタウンに。

六本木ヒルズから5分くらいの場所にあり
日比谷線の六本木駅から
大江戸線の六本木駅まで地下通路でつながっていて
雨の日でも歩ける一方で
同じ駅でも5分も歩くとなると
違う駅名にしてほしいと思ってしまいます。
まだ、、永田町とかに比べると近い方なので
文句言ってはダメですね😂

六本木ヒルズに比べるといつも混んでる印象の
東京ミッドタウン。
そんな人混みに疲れ🤣結局食べることは諦めて
赤坂見附駅に向かいました。

赤坂見附駅

東京ミッドタウンから赤坂見附駅に向かう時に
檜町公園を通ります。

冬はスケートリンクができていたり
春には桜が綺麗な公園です。
都会のど真ん中にある緑。
そんな違和感がある緑を感じられる公園を
通り抜けTBS建物がある赤坂駅に。
そして…日枝神社を横目に赤坂見附駅に。

今回はここでゴール!

半日の散歩でしたが寄ろうと思えばもっと
色々な観光スポットがある六本木・赤坂周辺。
また春先に桜を見ながら欲張って皇居まで足を
伸ばし散歩をしたいなと思いました!

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今回も読んでいただきありがとうございます。
東京散歩はよくしているので
また東京の散歩記録も実施できたらと思っております。

次回は京都旅の報告をする予定です!
引き続きよろしくお願いいたします。

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