忘年会と浮かれ気分に、あえて気を引き締める
まもなく2023年が終わる。仕事納めの日も近づいてきて消化試合のような気持ちになってきている。来週末には忘年会もあり、クリスマスのプレゼント交換もするため、ある金額以内のものを用意するようお知らせが回ってきた。
そこそこ大きな規模の忘年会になるため、収容人数が100人近い店の貸切である。
私はそういった飲み会の幹事の役目を任されたことはないため、いつぐらいから店の予約をしたり準備をするのかは知らないけれど、それなりに大変だろうと思われる。
人数が多いため、席次なども決められていたり、もしくは、くじなどを用意しているかもしれない。仕事をしながらそう言った雑務というのは、好きでなければそこそこストレスになるのではないだろうかと思われた。
忘年会の次の週も仕事ではあるが、人によっては休暇をとっている人もいるので、おそらく職場は閑散としてくるだろう。私は次年度はこの職場にはいない身なので、着実に店じまいをしていかなければならない。
数年働いて、やめる時が近づいて初めて忘年会に参加する理由は、交流目的というより、会場となる店が美味しいフランス料理であるという話に惹きつけられたからである。
ところが、ここ数日、味覚障害の症状が出ていて、何を食べても、何も食べていなくても、歯を磨いても、ずっと口の中が甘味を感じている。これは、忘年会までに治るのであろうか。
何かの病気の症状のような気がして、一抹の不安がある。しかし、それ以外はここ数ヶ月では最も健康ではないかと思われるほど元気である。
とにかく、味覚障害は置いておいて、忘年会に参加してみようと思えるほどには、年末の雰囲気の中、浮かれている自分がいることに気づいている。
おそらく、仕事をもうやめるという解放感が前倒しで来ていて、今年の大半心が折れそうになりながらもやってきたことに目処がつきそうだからだ。
人は解放感を感じているとき、大きな失敗をする可能性が高まることを私は経験上知っている。
残り少ない勤務日数のカウントダウンだからこそ、
気を引き締めて行かねばなるまい。
ここからは、いつも以上に慎重に丁寧に仕事を進めよう。
出会う人にも丁寧に対応しよう。
今していることが来年の私につながっていく。
明日も仕事。
もう寝る時間が近づいてきた。
明日は未来の私の人生の第一歩。
良い1日になりますように。
気づきをありがとう。
出会えた全てにありがとう。
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