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ビジネスは戦争

こんにちは、うっちです。
今日はちょっと重い話です。

「ゆるいビジネス」

を提唱している僕ですが、
実際のビジネスの世界は
けしてゆるくありません。

なめてかかると死にます。
比喩表現ではなく、
本当に命を失うということです。

日本では年間2〜3万人の方が
自殺しています。

そのうち2割程度は経営者です。

つまり年間5000人くらいの社長さんが
自ら命を絶っているわけです。

1日に換算すると10人以上ですよ。

今もこの2時間以内に1人の割合で、
自殺しているんです。

信じられますか?

多くの場合、お金が理由です。
日本の企業は半数以上が
赤字経営だからです。

経営が立ち行かなくなっても、
従業員に少しでもお金を残すために
自分に保険金をかけて自殺したり
するわけです。

たしか自殺でも1年経てば
保険金がおりますので。

コントロールしきれないほどの
リスクを背負った結果、
死に追いやられてしまうこともある。

悲しいかな、
これがビジネスの真実です。

僕が言う、

「ゆるくビジネスしましょう」

というのは、
取るリスクを、自分が余裕で
コントロールできる範囲に抑えて
おきましょうということです。

1万円を投資して失っても、
飲み会を1回我慢すれば
大丈夫かもしれない。

でもこれが1億円とかだったら?
命で帳尻を合わせなきゃいけない人も
出てきてしまうんです。

1億円くらいのお金は、
店舗でビジネスしようと思ったら
初期投資として普通にかかるお金です。

スタートした瞬間にこれが
負債としてのしかかります。

これは教訓です。

命がけでリスクを取って
ビジネスをするのは、やめましょう。

今の時代、
その必要もないからです。

亡くなった方には申し訳ないですが、
ネットでビジネスをすれば、
初期投資はほぼゼロです。

読みを誤らなければ、
大きな負債を抱えることもありません。

投資がほぼゼロで、
月利30%以上稼げるビジネスがある、
ということを、
困っている社長さんに教えてあげてください。

今はITの恩恵で誰でも
自分だけの市場を作れる時代。
そうすれば、利益率90%だって
現実的に可能なんです。

ただ知らないというだけで、
命を失っている方もいるはずです。

たかがお金で命を捨てなきゃいけないとか
悲しすぎます。

そんな社会は終わらせましょう。

と重い内容になりましたが、
なぜそんなことを考えたかと言うと、
この動画を見たからです。

https://youtu.be/Q6Hu9RzyoLI

この35年くらいの、
家庭用ゲーム機市場の情勢の動画です。

動画自体はかなりかるいノリで、
笑いの要素を込めて、
ゲーム産業を戦場に例えて
コミカルに描いているんですが、
僕はあまり笑えませんでした。

ビジネスはよく戦争に例えられますが、
実際に戦争だからです。

「キャンペーン」「ターゲット」
「戦略」「戦術」など、
用語も軍事用語からきています。
方法論も戦争のものが転用されます。

そしてこの戦いに負けることは、
文字通りの死を意味することもあるんです。

ゲーム市場では、セガという会社が
大敗に次ぐ大敗を喫しました。

一般庶民は過去を振り返って笑いますが、
当時の最前線は死に物狂いだったはずです。

この壮絶な戦いは、
プレステで覇権を握ったかに見えた
SONYほどの会社をも債務超過に
陥らせるほどでした。

話が大きいので、僕らには
関係ないかに思われがちですが、
そんなことはないです。

僕らも物販をしていれば必ずライバルがいて、
終わりなき価格競争の地獄が待っていますよね。

資本主義である以上、
必ず市場原理が働きます。

勝者が利益を総取りするのが常であり、
だからこそどの会社もリスクをとって
てっぺんを取りに行くわけですが、

残念ながらこのゲーム市場の場合、
勝者はいないと言わざるを得ません。
振り返れば屍の山だけが残りました。

そしてこれからのビジネスは、
これまで以上に何が起こるかわかりません。

テクノロジーの進化の速度が
半端じゃないからです。

昨日の常識が明日は通じない可能性があります。

だから、戦わなくていいです。
価格競争もする必要ないです。

それよりも、いつでも逃げられるように、
準備しておいてください。

物販をやっている方は、
やりながら次の一手の準備をしてください。

いま稼げているなら、
その利益は次の一手に投資してください。

マネーゲームで一時的に稼げても、
最後に残るのが負債だったら
意味がありません。

本来ならその利益は、
命をかけなければ得られないもの
だったかもしれないと
肝に銘じましょう。

先人達の尊い犠牲があったからこそ、
僕らはパソコンやスマホ、インターネットを
使えて、手軽にビジネスがてきていることを
忘れてはいけません。

これが自分自身の力だと
勘違いしてはいけません。

自分への戒めも込めて、
書いておこうと思いました。


(独自コミュニティでの過去の記事より)

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