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人類は物理世界を脱ぎ捨てるか。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000182357.html?fbclid=IwAR06WtgTlSWWtACFeffjqg-BWMuw4ELiYrbEZXG0CzpCdMMBa5G_tHq619k

まあこういうことだったりするんですよね結局。
自粛もロックダウンもする必要なんてなかった、
と結論付けるのは時期尚早ですが。

にしてもメディアの報道の非対称性はひどすぎる。
たぶんこのニュースもテレビなどでは
小さくしか扱われないでしょう。
NHKですら。いやNHKこそか。
放送法もガン無視で偏向報道しまくりですよね。

メディアが情報操作をし始めると
必ずやばい方向に向かいます。
戦争前とかそうだったわけですよね。

なぜ報道が偏るかというと、
まあ政治的な圧力がかかってたりするわけですが、
つまりそこには誰かの意図があるということです。

ぶっちゃけ為政者にとっては国民が
コロナに恐れおののいてくれてる方が
とても都合が良い。

今まで悪だとされてたようなことも
「人命を守るため」という金科玉条を振りかざせば
一転して正義になります。

ここに逆張りする勇気のある政治家はいない。
というかフルスロットルで順張りすれば
情報弱者からの票が集まるという
ボーナスステージなわけです。

それでいて今までできなかったような
ドラスティックな政策をぶっこめる。
無制限緩和とかね。赤字国債の直接引き受けとかね。

FRB、ECBに続いてやっぱ日銀も
やりそうな雰囲気ですね。

通貨の価値を国主導で暴落させて、
いよいよ「マネー」というコンセプトを
終わらせようとしてるように見えます。

とりあえずの経過地点としては、
国が仮想通貨を乗っ取りにいくあたりを
目指す画なんじゃないかと思ってます。

日本で言うと、
まずは大企業の内部留保を吐き出させる。
GDPの1年分とかありますので、
これはおいしいですよね。
吐き出させたらインフレと増税で回収です。

内部留保のない中小零細企業には借金させる。
パソコンに打ち込んだ数字を
日銀→銀行→企業と移動させるだけなので
とても簡単なお仕事です。

回収できないのは織り込み済み。
消費がなくなるのに借金返せるわけないです。

でも薄めたお金を撒いただけなので、
痛くもかゆくもないです。

物価は上がるので担保で回収すればOK。
どんどん薄めてどんどん貸し出し、
インフレを起こして搾り取るサイクル。

事と次第によっては企業と一緒に
潰れる銀行も出てくるでしょう。
それも織り込み済み。

もともと信用創造でゼロから生んだものなので
これも痛くもかゆくもないです。

そもそも銀行はすでに破綻してるような
ゾンビ的な状態で生きてたりします。

貸し付け先の企業の多くがゾンビだからです。
借金がないと存続できないってことです。
ムダな企業ってことですね。
これが淘汰されるのは摂理でしょう。

世の中にはサラリーマンよりもお金のない
一部上場企業がゴロゴロあります。

そんな企業がなぜ生きていられるかと言うと
銀行がお金を貸すからです。

銀行は日銀にお金を預けると
マイナス金利でお金を取られてしまうので、
ゴミのような企業にもお金を貸します。

価値を生み出している企業なら
借金にも意味はありますが、
価値を生まない企業がなぜか借金できて
延命してるわけですね。

こんな企業はちょっとしたことで
潰れるリスクをはらんでますので、
どこかで綻びが出た瞬間に
連鎖的に銀行ともども破綻するでしょう。

OKです。
そんなときは銀行を安く買いたたいて
国有化して海外にでも売るでしょう。
前にもやってるしね。

1000万円以上の預金とかあれば
返還義務もないので二度おいしいです。

満を持して1000兆円にものぼる
国民の預金にもアクセスできます。

このスキームで政府の借金は
めでたく減っていきますね。

さらに紙幣のリニューアルで
タンス預金もごっそり持っていきます。
抜かりはないです。

給付金をばらまく時は
マイナンバーカードの普及率を上げて
課税漏れもカバーです。

なんやかんやとバレないように
遠回しなことをしますが、
要するに国民の資産を抜いていって
政府の借金をチャラにするという構図で
当たらずとも遠からず
ってとこなんじゃないでしょうかね。

新世界が始まるのはそのあとです。

政府の借金は踏み倒すこともできるけど、
そうすると国家破綻シナリオなので、
その後の展開にはつなげづらいです。

国の信用力はどうにか保持して、
その信用を土台に仮想通貨を
作っていくんじゃないでしょうか。

デジタル円ですね。
「デジタル円と交換できるのは
各国が保証した通貨だけですよ」
みたいなことを言えば、
一撃で仮想通貨市場を吹き飛ばして
散らばってた価値をすべて
手に入れることができます。
まあそう簡単ではないでしょうが。

中国が先んじてデジタル元をスタートしますが、
さすが一党独裁だと動き早いです。

これが伸るか反るかが
国家仮想通貨の分水嶺にはなりそうですが、
中国の場合はすでに現金はほとんど出回ってないので
下地ができあがってます。

企業が仮想通貨を発行していく流れは、
Facebookのリブラが方向転換したことで
ちょっと下火になりそうなんですよね。

なので結局は巨大銀行とか国とかが担保していくという、
これまでの構図の進化版に落ち着きそうな感じでしょうかね。

リブラはどうなるか見てみたかったので
ちょっと残念な感じはありますね。

あと、原油が暴落しましたが、
これはなんとか損を抑えて売り抜きたい
という勢力が多いでしょうから、
戦争リスクも出てくるかもですね。やば。


とりあえず、
とんでもない時代に入りました。

なんか、一周した感があります。

奴隷制度のような
昔のヒエラルキー構造が
リバイバルするような気がします。

一次産業が覇権を取り戻す
ような気もします。

テクノロジーを駆使した結果、
お金の存在しなかった時代の
等価交換が再現される気もします。

まだ、もっと先のことまでは
想像を巡らせてはいないんですが、
でも、なんとなく僕らはこれから、
体を脱ぎ捨てていくような気がしてます。

物理世界を捨てる、というか、
物理世界は最低限度に維持して、
情報世界に活動空間を
移動していくんじゃないかと。

奇しくもコロナ禍によって
それが始まってますもんね。

「会社という物体はいらないんだ」
ということにようやく
多くの人が気づき始めた。

というか頑としてそれを認めなかった
古い利権構造がようやく
方向転換を余儀なくされた。
そして国すらそれを主導した。
そんな時代です。

会社を脱ぎ捨てた後は、
体も脱ぎ捨てるのは
時間の問題かもしれません。

ていうか僕の脳のけっこうな割合の部分は
すでにスマホとPCに持ってかれてますし。

昔のSFマンガや映画などでは
未来人はだいたい
ダサい銀色のボディスーツ的な服を
全員おそろで着てますが、
そういうことなのかもしれませんね。

物理空間を飾り立てることに
価値がなくなるのかもしれません。

「価値」とは何かという哲学が
求められることになりそうです。

それもまた、古代ギリシャ時代への
回帰現象にも思えます。

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