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"Rock Paper Lies Plus" について

最近少し実演する機会があったため、軽く感想的なのを書きます
(今まで名前を挙げてた割にレビューは書いてなかったはず)

実演を見たいって人が何人かいますし、1月28日の研究発表会という名の自主公演で実演する可能性もあります。

なお、いつもの如く特に種明かしとかはしません。


Rock Paper Lies Plus

"Rock Paper Lies" に他の人のアイディアなどが追加されたことで "Plus" とついています。

もし、"Rock Paper Lies" を持ってなくて興味がある方は最初からこちらを購入すれば問題ありません。

原理的に近いもので "V2" がありますが、 "Rock Paper Lies" の方が現象として高度であり、且つ "Plus" で追加された手法だと事前に論理パズルだと分かっていても一見不可能に感じます。

Rock Paper Lies の現象:

「演者が見ていない状態で観客2人にジャンケンをしてもらい、 演者は少しの質問でその勝敗を当てる」

端的にいうとこれだけですが、重要なポイントは次の部分です。

  1. 事前に観客2人に嘘をつくか本当のことを言うかを決めてもらう。

  2. どちらが嘘をつくかは自由に決めて良く、両方が嘘をついても良い

じゃんけんの勝敗が決する手は6通り存在し、また演者は観客のどちら(或いは両方)が嘘をついているか事前に分からないところなど、V2よりも複雑な現象となっています。

ただ、複雑と言っても「じゃんけん」自体は馴染み深いものであり、テーマとして分かりやすく勝敗が明確であるため、単純なウィッチ・ハンドよりも良いと個人的には考えています。

1/2 で当たる ウィッチ・ハンドをするのに、ルールを決めて質問をするのは大袈裟すぎますし、V2を知っているけど演じてない人の理由は大体これだと思っています(言い過ぎ)

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