拷問椅子様椅子
ライスワイフたちは
銃火器を持った
スノーマンズ兵たちに連行され
謎の一室へと監禁されてしまった
ホッキョクはライスワイフに
すかさずツッコミを入れた
そしてすかさず
スノーマンズの兵士から注意を受けた
最早兵士がどこに居るのかも
分からないくらい視界が頼りにならなかったが
自分たちは後ろ手に縛られて
床に座らされていて
その床がひんやり冷たいことだけは
身に感じていた
途端に明かりがパッと点くと
三人の眼前には
謎の装置が現れた
それはまるで
拷問椅子の様相だったが
肉体をいたぶる為の装置は
どこにも見受けられなかった
むしろ普通に座る為の椅子に近かった
三人は口々に自分の感想を述べた
するとスノーマンズ兵は
銃火器とはまた別の
妙な器具を持って来た
何やら大きめのタンクには
液体の様なものが入っており
そこから蛇腹のホースが伸びている
蛇腹のホースの先には
口がついており
謎の液体を出す為のもののようだった
すると突然
スノーマンズ兵は
その謎の器具をおもむろに構え
床に向けて発射した
床にはみるみるうちに
氷造りの棺桶のようなものが生み出され
三人はその奇妙ながらも
綺麗な物体に心を奪われていた
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