田渕ひさ子の狂気は終わったのか

こんばんは。めがねです。

さて、ちょっと物騒なタイトルから始まる今回のテーマ。田渕ひさ子について語らせていただきます。結論から。田渕ひさ子の狂気は終わったと考えています。何もアユニちゃんとアイドルバンドをやったから書いてるわけではありません。あれはあれで素晴らしい。僕はナンバーガールにおいても田渕ひさ子の狂気は終わったと思っております。あの「TATOOあり」の田渕ひさ子はもういません。でも悲観するのはまだ早い。田渕ひさ子は新たな境地を切り開いているのです。若さゆえの初期衝動から田渕ひさ子にしか立てない境地へ上り詰めているのです。

ナンバーガールは別格か

でも、ナンバーガールは別格だよ、という方も多くいらっしゃると思います。ですが個人的な見解から行くと向井秀徳、中尾憲太郎はいい意味でも悪い意味でも変わらない、アヒトイナザワは社会人をやりつつ復帰に向け猛特訓したため初期衝動を保っている。では田渕ひさ子は？ナンバーガールを楽しんでいる。まるでポールウェラーのように進化と深化をし続け、他3人をおいてけぼりにしているのです。

聴いていただければわかると思うのですがもう職人芸。向井秀徳の狂気を楽しむかのようにナンバーガールと対峙しています。

田渕ひさ子はどこへ行くのか。その問いに対し僕が思うことはどこにも行きません、ということです。さっきと言っていることが違うじゃないかと怒られそうですが田渕ひさ子は「ただそこに生きてある」のです。そこはとてつもない深淵の世界であり、誰も辿り着けない境地へと一人で突っ走っているのです。

田渕ひさ子へのギターオファーは多いかと思います。そして田渕もそれに応えるべく、また楽しむべくいろいろなユニットに参加しています。

名曲、ひこうき雲カバーへの参加

小谷美沙子は彼女が発掘し大事にしてきたアーティスト。お姉さんのように慕っており小谷からもta-taでの参加を依頼をされております。後半に行くにつれてひさ子さんのエモいギターがさく裂していくこの曲。もうたまりません。

猫背矯正中

ひさ子さんは小谷さんから猫背は直しなさい、と言われているようです。僕もすごい猫背なんですよね…

挙げたらきりがありません。ひさ子さんのギターは玄人好みするがゆえに引っ張りだこです。

今圧倒的人気の「みのミュージック」での評価

音楽系ユーチューバーで一番人気のみの君のランキング企画でも異彩を放っております。

あのね、ジョニーマーやレイヴォーン、ジョンレノンより高い順位って(笑)もう凄いとしか言いようがない。みのくんも言っていますが、彼女のエフェクターボードは世界一キレイと言われています。ギターキッズだけではありません。もうたまらんです。

（こちらは彼女のコンパクトセットです。）

今後の田渕ひさ子

そこで最後に彼女はどこへ行くのか。もちろんいろいろなアーティストを発掘・共演し（喧嘩もしているようですね）広さも増やしていくのでしょうが、個人的に一番のキーとなるのが彼女の作ったバンドtoddleにあると思っています。彼女のこだわり気質を遺憾なく発揮できる場所なのです。実際は練習の鬼であるひさ子さんは自分で作ったフレーズをも簡単に弾きこなし軽やかに弾いてしまいます。しかし彼女はどこに行ってもこのバンドに戻ってくるのです。ひさ子さんの居場所。PEDRO在籍時も天狗になることなく、愛ちゃんや江崎さんと楽しくTwitterでやり取りします。彼女の本拠地、博多、下北のように彼女は今はここから出発しているのです。本日時点でPEDROの活動は減ることとなっています。時間は空きます。もう今後のtoddleの動向に目が離せないなんて言っている場合ではありません。パワーアップしたひさ子さんがtoddleでなにをやるか。楽しみで仕方がありません。

出典

透明少女

ひこうき雲

猫背矯正中

Branch in the road