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無痛分娩レポート④産後入院編

事無痛分娩を終えて入院に!

それでは入院編はじまりまーす


順大は出産から4日目が退院日です

何時何分に産まれても出産日を0日目とします

もし出産した時間が23:59の場合は
0時以降はもう1日目という数え方です

明け方に出産した私は平均よりも長めの入院になったと思います



病院食

病院食は前のレポートにもあった通り全体的に美味しかったです

バランスの良い食事
和も洋も

ただお祝い膳とかは出ないです
1食あたり700kcalくらいのバランスの良い食事が出ました

母子同室

退院までの間は基本母子同室ですが
新生児室にも預けることが可能です

私の場合は
0-時のミルクを終えて新生児室に預け、
3時のミルクを新生児室で、
6時のミルクのタイミングで迎えに行く母乳は夜中ほどホルモン分泌が盛んになりでやすくなるので
あまり回数を減らしたくないと思い
ミルクとしては1回分だけスキップする
という預け方にしていました

4日目の夜からはもう頼る人がいないですからね
産後は十分に甘えようと思いました

初日はあーだこーだ言い訳を言って預けましたが
特に預ける時に理由は要らなかったようなので
翌日からは普通にお願いしまーすだけで預けました

新生児のお世話

とにかく泣いたら様子見る(寝言かも)→オムツチェック→それでも泣き止まなければミルクというお手本通りのチェックを新生児のうちから行うようにしていました

私が参考にしていたのは
森田真里子先生の「医者が教える快眠メソッド」です

ネントレ本の一種ですが
それだけでなく睡眠自体の大切さや
昼と夜との区別がつかない新生児のうちから
1日の生活リズムを作る方法の紹介があります

色々なメソッドを見ましたが
ゆるーくネントレしたかった私は
この1冊が合っていたかなとおもいます

ちなみにネントレへの個人的な考え方は

1.夜はなるべくベビーベッドで寝る
2.寝かしつけはしんどくならない限りあっても良い
3.昼寝の寝かしつけのあとベッドに置いて睡眠時間が30分になるくらいなら一緒に寝て2時間がっつり寝る

こんなところですね
他にも1日のリズムを作るために自宅で新生児のうちから気をつけていたことはありますが
それは別の記事で

入院期間に「これだけは!!」と思って
生活リズムを作るために行っていたのは

18時くらいから徐々に光を暗くして20時には部屋を真っ暗にすること
そして朝は6-7時にカーテンを開けて
目一杯光を入れること(暗い部屋だったけれど

夜間のお世話中は無言で粛々と
お昼のお世話は実況中継しながら、お昼寝中も明るくしたまま音楽もかけて賑やかにしておく

というものです

昼夜の区別がつかない理由はホルモンにあるわけなんですがこのあたりも気になる方は森田先生の本に書いてあるのでぜひ買って読んでください!(私は電子版

逆にもっと調べておけば良かったなと思ったのはミルク/母乳のあげかたとオムツ交換の仕方です

入院期間中の赤ちゃんの哺乳量は
最初10ml→20mlと生まれた日にち+10mlずつ足していきます
母乳だと量がわからないので泣いたら授乳になります
病院にはスケールがあるので母乳の前後でどれくらい増えているか差を見て哺乳量を確認することもありますが
私は会陰切開がしんどすぎたので1度しかやってないです
(自主的ではなく助産師さんに言われて、という感じですが、、だいたい3日目で10mlは出ていたかなくらいでした)

母乳育児が軌道にのるまでに栄養が少ないのは不安だし
また哺乳瓶拒否になると私以外お世話ができないのは困る
と思い私は最初から混合を希望していました

産後すぐに完母?混合?
と聞かれるのでライフスタイルに合わせて決めておいた方が良いかなと思います

産後の体調

ミルクは基本3時間おきなので
それ以外は眠って体力を回復させます

とはいっても入院中書類対応やら
お薬の服用チェックやらで病室の中は目まぐるしいので
1時間ぐっすり眠れたのは日中だと片手で数えられるほどしかなかったと思います

特に初日は尿がうまく出きらず、
3時間ごとに導尿で要ナースコールとなってしまい
それがまた見事にミルクの時間とずれていて
もう導尿必要ありませんね!
ってなる1日後まではめちゃ大変でした

途中から自分で尿の量を測る機械のところにいって
ナースコール前に事前にチェックしてください
と言われるようになって
断れない私はしんどい身体引きずりながら測りに行ったのを覚えています、、

他の助産師さんに「え!自分でやってくれたの!」と驚かれたりしたんで
「あ、マストじゃないんだぁ」と思ったんで
次は絶対にしんどい時は「痛いんで無理です」と伝えようと思います

助産師さんと合わなかった話


これは珍しいのかもしれませんが産後0-1日目の夕方くらいまでは助産師さんとのやりとりがほぼ全てしんどかったです

すべて責められているような言葉に聞こえたり
助産師さん同士の連携ができていないことでうーんと悩んでしまうことがありました(おたくの助産師さんからきいたんだよーー!!というのは正直どうでも良かったので言いませんでした

1日目の夜以降はやや自分の仕事スイッチを入れて
「助産師さんもただの一般の社会人でナースステーションは社会の縮図だ」
「助産師さんの間で引き継ぎがうまくいっていないこともあるしあまり合わない担当(助産師さん)がいるのもむしろ当然だ」
と割り切ったら退院まで頑張れました

もちろん助産師さんに目一杯頼って仲良く
というのもママさんの心がプラスならいいと思います!

ただ合わない助産師さんがいた時に
その方に心潰されることのないよう
私はこう乗り越えた!ということをお話しします

どんなプロでも
ずっと子を見ているのは親です
生後何時間であってもお腹にいる時の時間を含めたら
やっぱり1番の理解者はママだと思うんです

医学的なことは除きますけれどね

最初にしんどかったのは出産日の9時には息子が病室にきて母子同室が突然始まったことなのですがなんとなんんんんんの説明も無かったんですね
全体的に

恐らく誰かがどこかのタイミングでやる予定だったと思うのですが
タスク漏れだと思いす

なぜなら他の妊婦さんには新生児室の使い方とかをレクチャーしているのを見たから

例えば新生児は
胃が大人の形と異なりとっくりのような形をしているので戻しやすいんでね

そのため肌着を汚しやすいのですが
そのお着替えは自由に新生児室で取って良いらしく
それを私が知ったのは産後2日目でした

まだまだあります
産後0日目で会陰切開の跡が痛すぎいいい
ってなって薬を処方してもらうことになったのですが
いくら待っても薬がこなくて14時くらいに限界を迎えたんですね
「あの痛み止めをもらうことになっているんですが処方にはまだ時間かかりますか?」
と聞いたところ「あれ?まだもらってないんですか?」
と言われて秒でロキソプロフェンが出ました

いわゆる普通の鎮痛剤かーーーい
てかすぐに出せたんかーーーい

となりまして催促すれば良かったと反省しました

他にも育児記録を病院からもらったノートに書くというタスクがあるのですが
そのノートに書いてある情報を新生児室で助産師がPCに打ち込んで
新生児の健康状況の把握をしているそうなんです

主となるデータは排泄の回数や哺乳量です

そんなことを知らない私は
便の回数はノートに記載できていたもの尿の回数をうまく反映できておらず
オムツの見方もまだ不慣れだったこともあり
尿+便の時に便しかメモしていなかったんです

すると助産師さんに「尿が全然出ていないみたいですが大丈夫なのかな ちょっとオムツ見せてもらっていいですか? これおしっこ出ているじゃないですか ちゃんと見ないと」的なことを言われまして
私は珍しく「ああ母親失格だ」と落ち込むわけですね
産後でメンタル状態もあまり良く無いので必要以上に落ち込みます

一方でもし赤ちゃんの尿が出ていないと
おそらく腎臓機能とかに疑いが出るかもしれないので
助産師さんが真剣に注意してくださったのだとも思います

それだけ新生児というのは何が起きるかわからないし
医療従事者としてあるべき姿だとも思います

ただその意図さえわかれば
この尿と便の回数のメモがどれだけ重要なことなのかが分かれば
助産師さん側でもPCで同期を取っていることさえ分かっていれば
私ももう少ししっかりできたのにな
という思いはありました

最後に最も残念だったのは
退院日に実は新生児のチェックの中で再テスト項目になったものがありまして
その結果を病室で待っていたんですね

そのとある項目が再テストであるということを聞いたのは2日目だったと思います
退院日に行われる再テストの日まで
もし専門機関での要検査となった場合に現代の医学で治るのか今後の詳しい検査はどこで行えるのか最悪のケースは
など物凄い勢いで調べてしまいました

再テストの結果問題なしだったのですが
その再テストの結果は催促して教えてもらったのです

「あ、そのテストなら問題なしでしたよ」と

それを聞いた瞬間は出産の時より泣いたんですけれど後から思い起こせばもう少し寄り添って早めにテスト教えてくれるなり、テスト結果わかっていたとしても「さっきちょうど出たんですけれど問題なしでした良かったですね」と言ってくれていたら違ったのになーと思いました

病院からすると
もっと大変な検査をしている子がいて
生死に関わるような子たちもいるのだから
生死に直接影響の無い項目の再テスト結果は
大きなことでは無かったのかもしれません

でもそれを患者にそう思わせちゃダメじゃ無いかなと社会人としては思ってしまうんですよね

相手の気持ちに立って話せない社会人の方が多いのでできている人がいたらむしろラッキーだと思いますから
そう意味でもいろんな助産師さん=社会人がいるよ、というのを伝えておきたいです(だからメンタル病まないでね)

病院はアットホームな助産院/個人院とは異なるよ
そこに重きを置く方は気をつけてね
というお話しです

もし助産師さんに色々教えて欲しいなら
主体的に質問する内容を決めておいた方が良いです

爪切り教わりたい
母乳あげる時の姿勢がどうしてもうまくいかない
胸が張り過ぎて痛いのでマッサージしてほしい

もちろんこういったリクエストには
笑顔で対応してくれます!

他にも色々と思うところはありましたが
ただの愚痴になっちゃうので控えます

経産婦さんだったらこれくらいサクッとしていて
聞きたいことをどうぞのスタンスとても楽だと思います

要望しなくても
母乳指導は毎朝ご飯の後に1回
沐浴指導は全1回
とかはあったと思います

担当の助産師さんは出産時にメーンで立ち会った助産師さんになりますが
退院までほぼ絡みはありませんでした

こんな感じだったので正直退院日が待ち遠しくて
家に帰ったらホッとしたのが本音です

会陰切開の傷で歩くのも痛かったですし
かといって歩けないので手伝ってください
と言えない意地っ張りな性格なのでね


マイナスな表現ばかりで申し訳無かったですが
何度も言います

それでも私はやっぱり順大を選びます
私の覚悟が足りなかったのと
少しここで愚痴らせてー
というお話しなので

出産前に知りたかったことベスト3

これは出産前にちゃんと知りたかった
次産むならこの対策する!!!
という3点をお伝えします

・産後のむくみで象の脚になるからむくみ対策を

産後2日目にはひっどい脚になりました
メディキュットで意味があるか分かりませんが
とりあえず持っていきますね

・産後3日目に胸ががちがちになるので初日からセルフマッサージ+搾乳機+吸水ブラ

オキシトシンが分泌され
母乳か胸で作られるようになると
「さて母乳を作る工場を作るぞ!」
と言わんばかりに胸ががっっちがちになります

私はこれで痛くなって夜眠れませんでした

これの対策には産後0日目から母乳をあげる(母乳が出ていなくても吸ってもらう)前に
胸を東西南北にゆっくり動かしてマッサージしたら良いんですって


知らん!!!!!!!


ということで既に手遅れな私は助産師さんにマッサージしてもらったり
メデュレの自動搾乳機を試させてもらって(産後4日目最終日の朝4時くらいですね)
胸を柔らかくしました

あまりに搾乳機で吸ってしまうと
そのあと母乳の時間であげる母乳が無くなってしまうので
5分くらいで搾乳機を終わらせるよう言われたと思います

もちろん搾乳機なのでそこで取れた母乳は哺乳瓶にうつして赤ちゃんに飲んでもらうことができました

わたしは割と初乳がスムーズに出た方で産後0日目から滲むように出ていました(が、そのあと量は増えなかったので早さと量は相関関係に無さそうです)

胸がガチガチになると赤ちゃんも吸いづらくなり
母乳が減らないから余計にガチガチになるという悪循環になります

その期間どうにか息子に初乳を飲んでもらうべく乳頭保護器を使うようになるのですがこれがまた曲者で、、
というお話しはまた今後の記事でしますね

最後の吸水ブラは突然母乳がぽたぽたずっと出だして
持参した母乳パッドを付けたのですが
見事に荒れまして(首のアクセサリーも赤くなるタイプ)
自宅に戻ってからRineさんの吸水ブラを買ったところ
ストレス0になりました

吸水ショーツは有名ですが
吸水ブラもありますので
気になる方はぜひ試してみてください

・買い出しはパートナーに大量に依頼して

面会はできなくとも買い出しをパートナーに依頼しましょう

特に産後すぐは本当に動くのがしんどいです
また売店に行くにも分娩後24時間以内はナースステーションより外に出られないというルールがあるそうなのですぐは無理です

順大の場合は午前中に移動販売がきてくれていたのですが
何かとイベントがあったり
自分のシャワーの時間と睡眠のスケジュールによっては
移動販売を活用できないこともあったので
思いきってパートナーに頼りましょう

具体的には下記です

-1日最低2リットル飲むための水
(なのでとりあえず2リットルの水5本くらい?)
-夜用の生理用ナプキン(悪露用)
(トイレに最低3時間ごとに1度行く時に付け替えるので夜用だと3袋くらいあっても良いかもという感覚です
-洗浄綿 トイレ行く回数分
(トイレットペーパーNGウォシュレット推奨と書いてあるにも関わらず口頭で「とはいえ衛生面考えるとウォシュレットは使わない方が良いです」と言われるので)

入院バッグに全てつめこむのは無理なので
出産報告後すみやかに準備してもらうといいかなと思います

もちろん順大の場合なので
上記が既に分娩する場所で用意されている
無くなっても補充してくれる
のであれば不要ですよね

あと退院後の支払いですが赤ちゃんを待たせないためにも
新生児室に赤ちゃんを預けている間に精算できるようであれば
その方がスムーズだと思います

それを知らずに
「あれ!これからお会計なの?待合人多いから気をつけて、、」と言われたわたし

結果4組の待ちだったので大したことありませんでしたが
お家が遠い人はミルクの時間とかもあると思うので
先に会計できるならした方が良いと思いました


以上入院編でした!

最後に


この入院を終えて退院日のお昼12時ごろですかね
初めて家族で会えました

山の上のレストランのお食事券が退院祝いで貰えるのですが
子供を預かってもらえるわけでは無いので
うちは1ヶ月健診の時にお土産の方と交換してもらいました

もしまた出産するチャンスがあれば
順大で産みたいと思っているので
早く順大は入院前に通院前と全く同じことを用紙に書かせるの本当にやめてーーーー!笑


Regards,
manami

※掘り下げて欲しいトピックが有ればリクエストください※

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