扇山登山
皆さん本年も宜しくお願い致します。
昨日2023年度最初の登山をしてきたのでその報告をします。
1日の朝まで山形県鶴岡市の実家に帰省していて埼玉の自宅に戻り翌日の2日からジムの営業。
キックボクシングで年末年始に飲み過ぎた酒を流し出し、3日の登山に備えました。
新年一発目と言う事で富士山が見えるロケーションをググって探しました。
雪山を登るような経験も知識もないので1000mくらいの山がちょうど良いかなと思い布団に入りながら登山の計画を立てました。
そこでヒットしたのが山梨県大月市にある扇山でした。
YAMAPを使っての登山計画を引き続き布団の中でやってみました。
梨ノ木原登山口から登ると速攻で終わってしまいそうだったので鳥沢駅から登ってそこに戻ると言うルートです。
実家に帰省している間、レイとずっと離れていたのでなるべく長く歩かせたかったのです。
前に書いた棒ノ嶺、この間登った宝登山と共に山頂で何かを食べようとしたものの寒過ぎて、きつかったので今回はハイドレーションバッグに水とレイの朝ごはんだけを用意してシェラカップをカラビナで繋いで軽装備での登山です。
鳥沢駅
前の晩はそんなに飲まなかったので7時には起床。
着替えたりバッグを用意したり伸びるリードを探しているとレイが長女の部屋から起きてきました。
彼は俺、嫁、長女のベッドを深夜徘徊して寝床を移動して寝ています。
俺が準備している音で起きると、今日はどこかに連れて行ってもらえるのか?と目が輝いています。
軽装備なので準備は楽勝で終り、8時くらいには家を出ました。
快晴ですが外気はマイナスだったので温度差に驚いたレイはガタガタ震えているのでフリースを着せました。
圏央道入間ICから中央道、上野原ICを目指します。途中のパーキングでコーヒーと肉まんを買い朝食とします。
高速が終われば都内とは全く違う甲州街道20号を走り鳥沢駅へ。
駅の脇に駐車場があったので停車しようと思ったら月極とか書いてあったりで、そこに駐車して良いのか解らず。
Googleマップで駐車場を調べるとその場所がタイムズの鳥沢駅駐車場となっていてそのままネットで予約出来て300円の駐車料金で1日駐車出来るようでした。
タイムズのはアプリの支払いも登録済だったのですんなり駐車出来てこれは便利でした。
登山に関しては始めてYAMAPアプリの登山計画から活動を開始します。
9:04登山開始
駅から20号を渡り住宅地を通って梨ノ木原登山口を目指します。残念だったのがほとんど舗装された道路だったので登山している感じはありません。
YAMAPの地図で見ると山のように見えるのですが、まぁレイにすればいつもと違うロケーションを散歩しているだけでも十分良いのです。
あと登山愛好家は出発地点と終了の地点が違っても電車やバスで移動している人達が多くそうすれば行きと帰りを違う道で帰ったり2つの山を続けて登ったり出来るのでより山を楽しめます。
レイはクレートが無い限り、公共交通機関は使えないので車で行って車で帰って来る必要があるのです。
今回は残念ながら同じ道をまた戻るピストンと呼ばれるルートになります。
1時間近く歩き舗装道が終わり梨ノ木原登山口に到着しました。ここまでは普通に車で来れるのですが駐車場はもう何台も停めてありました。
山頂まで1時間50分と看板が。
さて我々はどうなるのでしょう。レイだけだったら山頂まで30分で登ると思います。
これからはレイの大好きな山道です。
今回もワイヤー式の伸びるリード。
しかし背負っているのは軍用のハイドレーションバッグで腰にベルトが無くて装着出来ないので片手にリードを持ったまま進みます。
30分ぐらいで割と真っ直ぐ目で緩い上り坂を登ると水場に到着しました。最初の看板には1時間と書いてあったはず。
ドラム缶に水が流れて溜まっています。
そこからは斜面が急になり、それに沿ったジグザグの道を進みます。
レイはほぼ自分を引っ張ってノンストップで進んで行きます。
何組か追い越し何組かすれ違いました。
天気とコンディションも良いので登山者は少なくないです。犬はレイ以外はいませんでしたが。
山は後半、急になってきますがレイのスピードは衰えず俺の足はだいぶ悲鳴をあげています。
登山ってもっとゆっくり景色を楽しみながら進んで行くものだと思うのですが仕方ない。
10:55扇山山頂
山頂結局梨ノ木原登山口から山頂まで1時間弱で到着。
レイは朝ごはんの時間が車の中だったので山頂で朝食。
山頂には3,4組くらいの登山者がいたので最初は気になって食事をしないのですが慣れてくると腹は減っていたようで一気に食べつくしました。
富士山は雲も無く綺麗に見えました。
この山をチョイスして本当に良かったと思いました。
最近の山頂での食事は寒過ぎて悲惨な状況が多かったので今回は人間用のものは水飲みしか持ってきていません。素晴らしい景色に日当たりも良好で暖かかったので食事やコーヒーセットを持って来るべきでした。
何もないこの日は長居する必要はなくレイが食べ終わったので下山します。
急斜面お構いなしにレイはぐいぐい引っ張っていくので登りよりも下りは危ないです。慎重に梨ノ木原登山口まで。
下りている頃には富士山に少し雲がかかっていました。
登ったタイミングも良かったようです。
下山
梨ノ木原登山口から車の停めている鳥沢駅に再び舗装された道を下り向かう。
途中で原付に乗って上がってきた男性に話しかけられる。
男性「柴犬見ませんでしたか?逃げられちゃったんです。」
犬の姿は一切見ていないと伝えるとスクーターは再び登って行きました。
俺とした事が電話番号聞いておけば、もしレイが見つけたら捕獲して連絡出来るのに咄嗟の話で頭が回りませんでした。
それからは辺りを見渡しながら柴犬を探しながら住宅地を下る。
するととある家の玄関から女性が出てきて携帯で話しながら「見つかったんですか?ありがとうございます」と答えた後に「〇〇君、〇〇見つかったって」と中にいる息子さん?に大きな声で話していました。
タイミングや立地的にもさっきの柴犬の可能性が大きく良かったね~とほっとしながら鳥沢駅へ。
駅に着くとYAMAPの登山は終了になりました。
トータルタイムは4時間ジャスト平均ペースは150~170%と速いそうでした。それはそうですね。すべてレイが引っ張り続けた結果です。
今回はまだまだ天気も良く熱いくらいだったので温泉には行きません。
体が冷えまくった時の回復の為に登山後に温泉探して行くのがルーティーンなのですが暑ければそんなに行く必要は感じないし、年始に営業していてタトゥーOKの場所を探すのはなかなか困難です。
代わりに俺の昼飯スポットを探す必要がありました。
富士吉田も近いので吉田のうどん一択です。
Googleマップでヒットしたお店に向かうも2件ほど休業中でした。
諦めて談合坂サービスエリアで何か食おうと車を走らせたら139号線沿いに沢山の路駐車が停まっていてそこは吉田のうどん屋でした。
豪に入れば郷に従えの精神で久しぶりに路駐して店に入りました。中では家族連れで賑わっていました。
探し求めた吉田のうどんは硬麺太麺のしょっぱい味で旨かったです。
腹が減っていたので大盛にしたら途中から顎が疲れてなかなか噛めなくなるくらいの硬さでした。
食べ終えて家に向かうと帰りの圏央道は渋滞しています。
レイは疲れきって熟睡しています。
今回も良い登山が出来ました。
レイは帰宅後も寝まくり深夜には寝ぼけてワオーーーーーと遠吠えをしていました。
何か夢でも見たのだろうか?
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