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日本No.1の美容医療プラットフォーム「トリビュー」 売上前年比172%成長の裏側と今後の展望

トリビューってどんな会社?

日本No.1の美容医療プラットフォーム

トリビューは、美容医療プラットフォームとして2017年7月に設立されました。美容医療プラットフォームとは、美容医療を受けたいユーザーと美容クリニックをつなぐためのサービスです。トリビューのアプリでは、美容クリニックに関する情報や口コミの検索から予約までを一括して行えます。

トリビューアプリの累計ダウンロード数は100万以上。月間利用者数37万人、累計流通額は150億円に達しており、美容医療プラットフォームとしては日本No.1を誇っています。提携先のクリニック数は、日本国内および韓国で850院以上に及び、全国展開している大手クリニックだけでなく個人院の数も豊富。開業のタイミングでトリビューの導入を決める個人院も多く、月に10~20件の新規契約があるほどです。

トリビューは、ユーザーに信頼できる情報を提供し、心から満足できる美容医療体験を増やすことを目的としています。表面的な情報ではなく、口コミなども含めた客観的で具体的な情報を提供し、ユーザーがニーズに合ったクリニックや施術を選択できる世界の実現を目指している企業です。

独自に蓄積された豊富なデータが強み!

競合他社にはないトリビューの強みは、なんといっても蓄積された独自のリアルデータの豊富さです。トリビューアプリの登録者は、初心者から上級者までユーザー層が厚いのが特徴。口コミ数は10万件以上、Before/Afterを含めた投稿写真数は100万枚以上に上ります。

また、皮膚科領域だけでなく外科領域も含めた幅広い分野のクリニック情報を公開しているのもトリビューならではといえるでしょう。ドクターのレーティングやポートフォリオ、選ばれた理由など、それぞれのクリニック・ドクターに関する詳細なデータも公開しており、ユーザーはニーズに合ったクリニックや施術を選択できます。

これらの豊富なデータは、クリニックにとってもメリットとなります。口コミ数が多いと「高くてもこの先生にやってもらいたい」という指名が増え、ユーザーが予約後にキャンセルする率も下がり、結果として売上の増加につながるためです。「信頼できるリアルな情報」を提供することで、ユーザー・クリニックどちらからも高い支持を得ているサービスといえます。

トリビューのビジネスモデルは?

トリビューの主な収益源は、アプリ経由で予約された施術金額から手数料を受け取る送客課金です。ユーザーはアプリ内で症例写真・口コミ・メニュー内容などの美容クリニックに関する情報を閲覧し、ニーズに合ったクリニックにチャットや電話で予約を行います。施術が完了すると、クリニックからトリビューに施術料金が共有され、料金に応じた手数料が支払われるという流れです。さらに、アプリに口コミや経過写真を投稿したユーザーにはインセンティブとして「トリビューポイント」を付与し、継続的な利用を促進しています。

トリビューの成長実績

高水準で伸長中

トリビューの2021年から2023年にかけての売上成長率は、189%→178%→141%と高水準を維持しています。2024年の第1四半期決算の売上成長率は、前年比172%を達成しました。先述の通り流通額は累計150億円を突破しており、前年比149%で引き続き伸長中です。

新規登録ユーザーの予約率を見ると、前年比で2倍近くまで高まっており、新規ユーザーにとってトリビューは魅力的で利用価値の高いサービスだということがわかります。また、6カ月後の継続率も48%と高水準を保っていることから、ユーザーの満足度の高さが窺えます。さらに、全体予約のうち65%がリピーター予約であることも着目すべき点といってよいでしょう。

トリビューが伸びている理由、それは…

トリビューがこのような成長を続けている理由は、マジックナンバーに沿ったUI/UX改善を中心とした各種施策や取り組みにあります。例えば、ユーザーがアプリに登録してから予約に至るまでの行動を詳細に分析し、その結果を基にプロダクト内でのユーザー体験を最適化しました。

また、クリニックやメニューの品揃えの拡充をはじめ、各種キャンペーンの設計などによって新規ユーザーの獲得やリピート率の向上などを図っています。さらに、アプリ内だけでなく、メルマガやLINEを活用したCRMにも力を入れるなど、ユーザーとのコミュニケーションを強化しています。

ほかにもさまざまな施策や取り組みを行っているので、興味のある方はカジュアル面接などでぜひ聞いてみてください!

トリビューの今後の成長余地

マーケット内でのシェア拡大!

トリビューが成長を続ける理由のひとつに、美容医療業界の市場規模の拡大があります。2019年に公表された日本美容外科学会の「第1回全国美容医療実態調査」によると、美容外科・美容皮膚科を合わせた市場規模は、約4,000億円に達することが分かりました。審美歯科を入れると約7,000億円の市場規模になるともいわれています。

それでは、なぜ美容医療市場はここまで拡大を続けているのでしょうか。そこには主に2つの理由があります。1つは、美容医療が自己実現の手段として身近になってきていることです。最近は、美容医療を受けたことを公開する芸能人やインフルエンサーも多く、化粧品だけでは改善できないコンプレックスを解決する手段として、美容医療を選ぶ人が増えています。

もう1つは、美容医療技術の進化とともに、エステやスキンケア商品と変わらない価格で受けられる施術や、痛みの少ない施術が増えてきたことが挙げられます。一方で、現在飲食・理美容などのさまざまな業界に主要な口コミ・比較サービスがあるなか、美容医療に関するメジャープラットフォームはまだ存在していないのが現状です。実際、施術に関してはクリニックへの直接予約が大半を占めています。

2023年にトリビューが独自で行ったインターネット調査では、女性の約40%が美容医療を検討していることが分かりました(対象:15~49歳の女性2,400万人)。年間ターゲットユーザーは975万人となり、十分なユーザーボリュームがあるといえるでしょう。こういった状況において、約7,000億円といわれる美容医療市場規模の流通額シェア1%を占めるトリビューは、今後もNo.1サービスとして市場をけん引していく存在として期待されます。

周辺領域にも事業を拡大!

今後も、トリビューは美容医療の予約でNo.1シェアを狙い、送客事業での売上拡大を目指しています。さらに、美容に関する周辺領域にも視野を広げて事業展開させていく予定です。今後のトリビューの成長戦略に興味がある方は、ぜひカジュアル面談でその内容を確かめてみてください!

まとめ

これまで順調に成長を遂げてきたトリビューは、今後さらに大きくグロースするフェーズに入っています。これまで築き上げてきた基盤や資産を活かし、さらなる事業の拡大と新たな売上創出を目指します。急成長中の企業で自分の力を試してみたい、ともに成長したいという方は、ぜひ一緒にチャレンジしましょう!