見出し画像

2023年末のごあいさつと振り返り

2023年もあとわずかとなりました。
まずは、こうして無事に年の瀬を迎えられたことを、感謝したいと思います。
本稿では本年あるいはこれまでの私の活動や周囲で起こった出来事を振り返りつつ、来年の予定の話をしようと思います。
いわゆるKPTというやつでしょうか。


RPGツクールについて

プラグインのサポート方針について

今年は74個のRPGツクールMZ向けの新規プラグインを作成しました。別に数を意識しているわけではありませんが、継続的に活動できていると思います。

私がTwitter(当時)を開設したのは2015年のことで、前作MVの発売と偶然知ったことがきっかけでプラグイン作りを始めましたが、正直ここまで続くとは思っていませんでした。
来年以降もできる範囲で作成やメンテナンス活動を続けていこうと思います。一方でMV版については新規作成や大掛かりな機能追加は終了しました。バグ修正等は可能な限り対応していきます。

また、今さらですが、プラグインはすべてMITライセンスで公開していて、誰でも自由に改変および頒布ができます。ライセンスは今後も変更するつもりはありません。万一変更された場合も、すでにダウンロード済みのプラグインは引き続きMITライセンスが適用されます。

プラグインbotについて

今年は新たに自作のプラグインを定期的に宣伝するbotを作成しました。プラグインの数が増えるにつれ、個人的に有用だと思いつつも埋もれてしまっているプラグインが増えてきたので、それらを掘り起こす意味で作りました。

プラグインはスプレットシートのシートの内容を直接参照しているので、いつも通りプラグインを追加していくだけでbotの内容も勝手に拡充していく仕組みです。我ながらうまく作ったものだと自画自賛しています。

Electron For MZについて

RPGツクールMZをElectronで動かすためのテンプレートElectronForMzの公開は昨年でしたが、今年はライブラリを最新化したりPRをいただいてCI/CDが導入されたりしました。

個人的にNW.jsより将来性があると思っているので、来年もメンテナンスを続けていく予定です。こちらもMITライセンスとなります。

マシュマロの対応について

プラグインのリクエストや質問対応はマシュマロにて受け付けていますが、これは来年以降も継続します。

もともとサポートに向いたフォーマットではないと理解していますが、以下の理由で採用しています。

  • 匿名で気軽に相談、回答できること

  • やり取りの透明性を担保できること

  • 質問内容や回答を広く共有できること

  • きめ細かいサポートはもともと行わない方針であること

  • (質問者さまが誰かに拘わらず)依頼内容だけで対応可否を判断できること

フォーラム等に質問を投稿いただいたうえで、その旨をマシュマロで報告頂ければ見にいきます。またDMについては、原則として返信は行いません。

有償のご依頼について

有償依頼のご相談やゲーム制作サークルへのお誘いなどもいずれも承っていません。ご了承ください……
私はプラグイン制作やリクエストについては、広く浅く対応していこうと思っています。そのため特定の案件や人物に深くコミットすることは考えていません。

ツクールフォーラムについて

ツクールフォーラムにおいては数年前よりモデレータとして活動、サポートさせて頂いています。こちらはクビにならない限りは継続する所存です。

ツクールフォーラムについては、より活発に交流や情報交換がされるよう願っていますが、私にできることは日々のスパムをプチプチ潰す(わりとスパム多いので頑張っています)ことくらいですね……

RPG Maker UNITEについて

RPG Maker UNITEのアドイン開発についてご質問をいただくことが数回ありましたが、率直に言って難しいというのが現状です。

同作は購入済みですが、Unity自体に私が明るくないので、そこから学習していくには同作自体の未来が不透明すぎるというのが理由となります。

RPG Maker WITHについて

今年新たに発表されたRPG Maker WITHについては、実際に触れてみて好印象であれば、アセットシェアリングでコモンイベントなどを作れないか模索してみようと思います。

実は前作のTrinityも含めて家庭用版も毎回購入しています。このぶんだとMZの後継的なポジションの作品はしばらく出なさそうなので、WITHについてもできることは積極的にやっていきたいです。

なぜツクールに拘るのか

念のためにことわっておきますが、私自身はフォーラムのモデレータを除きツクール公式と雇用や業務委託などの契約を交わしているわけではありません。もちろん単発のプラグインやツール開発の依頼などはありますが、それは都度、公にしています。
それでも私がツクールに拘るのは、少なくとも現代日本においてアマチュア創作が物理的にも精神的にも救いとなり得ると考えるからです。セーフティネットと言い換えてもいいかもしれません。(この話は長くなるのでここでは割愛します)
創作にもジャンルは色々ありますが、ゲーム制作という分野においては、技術的な高さが参入障壁です。そのハードルを下げてくれるRPGツクールというのは価値あるプロダクトだと思います。
だから私は新規でゲーム制作を始める人を可能な限りにおいて応援したいと考えています。

アイマスについて

今年もプロデュース活動を頑張りました!
といっても私のプロデュース活動とは、3Dライブを観ながら上から振ってくる物体をポチポチするだけなのですが……

リズムゲーとしてのアイマス

もともとスマホゲーにはあまり興味はありませんでした。ガシャ云々というより、スマートフォンという媒体がゲームに向くとは考えていなかったからです。今でもゲームはやっぱりコントローラで操作してこそだと思っていますが、唯一の例外がリズムゲーでした。タッチパネルだからノーツを直感的に叩けるのが楽しくて嵌まっています。

フルコン埋めは常に頑張っています。

デレステ

デレステは2017年からやっています。
判定強化やコンボ継続なしでやっていますが、ブレスセンターだといつの間にかサポート掛かってるときもあってちょっとこわいです。恒常スコアタ(PRP)はGRANDでめちゃくちゃなスコアが出るようになってからやる気が減退してしまいました。

ミリシタ

ミリシタは2021年からやっています。
こちらは全曲フルコン済みで今も継続中です。こちらは恒常スコアタ(LP)も頑張っていて、先日6000の大台に乗ったばかりでしたが、環境更新であっという間に6100に到達しました。

デレステの体制変更

ちょうど振り返りを書いているときにデレステの体制変更(事実上の縮小)の話が出てきてビックリしてしまいました。

あと1, 2年は大丈夫そうですが、デレステはすでに日常の一部になっていたので寂しいものです。今まで6年間でログインしなかった日はなく、サービス終了する日までそれは変わらないと思います。

皆勤賞

その後は、あんきらが出演しているスタマスでもたまに起動して遊びましょうかね。こういうときにCSゲーがあるのはありがたいです。

まつり姫の考察Noteと台詞botについて

今年はまつり姫の考察記事をいくつか書きました。

まつりとのファーストコンタクトは実はポプマスだったのですが、そのときはそれほど響かず、ポプマス経由でミリシタを始めたときにピンときました。これほど真意や本心を知りたいと思ったキャラクターは初めてかもしれません。

始めた初日に出会ったSSR

今年はそんなまつり姫の台詞botも作りました。ちょうどプラグインbotを作ったばかりの時期で、仕組みをほぼそのまま流用することですぐに動くものが作れました。

今どき敢えて台詞botなんて作った理由としては、ひとつは前述した台詞を通じてまつり姫のことを知りたいという気持ち、そしてふわふわした台詞から垣間見える深淵を伝えたいという気持ちもあります。
ですが先日のデレステの件で改めて思うのが、アプリゲーの宿命として、終了した後にも世界に留まり続けるものを私の手で残しておきたかったという点です。正当な権利者でもないのに何を言うかという話ではあるのですが、現実問題として最悪何も残らないということもあり得る話ですから……

でらますコラボについて

ミリオンとシンデレラの開催時期が重なっていて、かつ暑さが落ち着いた時期である9月にでらますコラボに行ってきました。
名古屋は(私の住んでいる)横浜からはわりと近場ではあるのですが、今までなかなか行く機会がなかったのでこの機会に楽しんできました。

たくさんのまつり姫
観光案内所で撮った写真

私は今までゲーム外でいわゆる推し活的なことをやったことがなかったので新鮮な体験でした。
アイマスに関して私は消費者なのでゲームを単に楽しんでいればそれでいいと思っていましたが、SNS上で担当アイドルやブランドのダイマに熱心に勤しんでいる他ユーザの姿を見て、私も私なりにできる発信はやっていこうと思うようになりました。これは来年も続けていこうと思います。

日販コラボで購入した本としおり

先日の日販コラボでは、アイドルのオススメをスルーしてなんとも言えないラインナップの本ばかり買ってしまいました。

アニメの先行上映について

今年は(友人に誘われて等ではなく)自発的にひとりで映画館に足を運んだ珍しい年でした。ミリオンライブ、シャイニーカラーズのアニメの劇場版先行上映のせいです。

正直言って諸々の事情でミリアニにはあまり期待はしていませんでしたが、実際の内容は、個人的な懸念事項をほぼクリアしたもので嬉しい誤算でした。同時に映画館にひとりで行くことについてのハードルも随分さがったので今はシャニアニ第三章を楽しみにしつつ、他の映画も気になったものがあれば気軽に観にいこうと思っています。

映画館で写真撮影OKタイムと言われて慌てて撮った

なぜアイマスに拘るのか

私は現実のアイドルにそれほど興味はありませんでした。さらに誤解を恐れず言うと、幼少の頃から芸能関係全般を白い目で見るきらいがありました。今は偏見だったと反省しています。
アイマスに関しては全てのブランドを把握しているわけではないですが、少なくともデレとミリについて言えば、自分らしさに胸を張れる場所だと思っています。

たとえば、諸星きらりという身長が186cmのアイドルがいます。

あんきらの馴れ初め

アイドルになる前、きらりの身長が周囲からどのように見られ、どのように扱われてきたのか、あるいはきらり本人が身長のことをどう考えて、どう受け入れてきたのか、それは明確なエピソードとしては描かれていません。

あんきらの馴れ初めその2

ですが少なくともアイドルになった後のきらりは自分らしさに胸を張って輝いています。
諸星きらりの身長にしろ、上条春菜のメガネにしろ、自分らしさに胸を張ってこその個性です。アイマスはそれを教えてくれました。

もちろんアイドルなんて容姿が優れている人間だけに許された夢にすぎません。それでもアイドルになることで自由になれる人間がいるのだとしたら、アイドルも悪くないなと思ったのです。

今年はきらりのファン活をがんばりました

その他の個人的なこと

網膜剥離の手術について

今年は年始に網膜剥離と診断され、(赤ちゃんのとき以来)人生初の入院を体験しました。無事手術は成功したのですが、今も左眼の視力は低い状態です。幸い本業もゲームやプラグイン制作も続けられていますが、やや不便ではあります。

Skebについて

今年もかなりSkebのリクエストを送信しました。承認や納品待ちのものもあるので数字はずれていますが、高い確率で承認をいただき、承認頂いたすべてのリクエストを納品頂いています。

https://skeb.jp/@triacontane/reports/yearly/currently/client

およそ3年間の記録

ある程度、私の方で選別はしていますが、Skebは信頼できるイラストレータさんが多い印象です。

来年の抱負

穏やかで幸福な人生のために必要なことは余裕だと思っています。具体的には以下の4つの余裕です。

  • 肉体的余裕

  • 精神的余裕

  • 金銭的余裕

  • 時間的余裕

来年はこれらの余裕を意識しつつ、他人を急かさないことを抱負としたいと思います。本業においても日常生活においても、知人友人はもちろん、ただすれ違っただけの人に対しても。

おわりに

個人的な記録にも拘わらず、ここまで読んでくださってありがとうございました。私はこの国あるいはこの世界をもっと楽しい世界にしたいと常々思っています。来年は私にできる範囲で少しでもそれに近づけていけたらと思っています。

本年もありがとうございました。また、来年もよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?