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元ADが感じたアシスタントディレクターで楽しかったこと

こんにちは、テレビ番組制作のアシスタントディレクターをやってました。

3年間やってて悪かったこと、辛かったことはある程度ぶちまけた(まだある気もしますが、思い出し次第ですかね。)ので楽しかったことも少しは話そうかと思います。辛いことばかり話すのもアンフェアでしょうしね。

万が一これに感銘を受けてテレビマンになりたいと、もし思ってしまったのであれば、少しでも給料や福利厚生、設備や立場のしっかりしているであろうテレビ局の正社員をお勧めします。
それ以外の番組制作会社に入るのであれば自分自身が
めちゃくちゃ好きな番組を多く扱っている会社かテレビ局系列会社
(CX共同テレビジョンとかテレビ朝日映像、日テレアックスオンとか)
の方がいい気がします。
そこにいなかったので偏見にすぎませんが…。
選択肢が多い分逃げ道はありそうな気がします。

①有名人を見られる(ただしすぐに飽きます)

何と言っても大きな特権といえばこれではないでしょうか。
自分もプロ野球とかアニメが好きなので選手や声優さんに会えたら
いいなという気は強かったです。
結果としてプロ野球選手に関しては別番組の控え室に入っていく
松坂大輔投手とタレントになったあの方ぐらいでしたが。
タレントさんの中で見かけた中で嬉しかったものとしては、
最初に体験した収録で別番組の収録に来ていたV6の井ノ原さん(スターのオーラがありました)と先述の松坂大輔投手(大きかった)でしょうか。
美人な女子アナさんも居たみたいですが、誰が誰だかあまり分からず…

声優さんはナレーションやボイスオーバー(吹き替え)でお会いする機会が多いです。嬉しかったのは
・爆竜戦隊のブラキオサウルスとか魁!!男塾でJをやっていたベテラン
・葛城ミサトやラブライブのにこの母親役の人
・刃牙・花山薫役などの人気声優

(身バレが少しでも避けられるように名前は伏せさせていただきました。)
ただ、私としてはラブライブ!が大好きで、誰か会えないか期待してましたが、メインメンバーの担当声優さんにお会いする機会はありませんでした…。
(特に自分の推しキャラの声優さんで自分が見ていた
戦隊のヒロインでもあった小宮有紗さんに会いたかったのですが。。。)

どの番組でも誰かしら有名人に会えるかと思いますが、会いたいのであれば
やはりバラエティ番組をメインでやってる会社にしましょう。
逆にドキュメンタリーはスタジオでの収録という機会がないケースがとても多いので難しいですね。

声優さんにお会いできる機会はどの番組にもありますが(マツコの深夜の巷を徘徊するのようにナレーションがなかったり、モヤさまみたいに自動音声だったり、水曜どうでしょうやゲームセンターCXみたいにスタッフがやる…という例外ケースもありますが)、アニメにはほとんど出ずにナレーションがメインでやられている方が担当されるケースが非常に多いので、(鉄腕DASHや青空レストランなどを担当される平野義和さん、月曜から夜更かしやロンハーなどの佐藤賢治さんなど)自分みたいにアニメや声優が好きで入りたいというケースはちょっと注意が必要かと思われます。
尤も、ナレーションメインの方でも聞き馴染みのあるあの声だ!という感覚、尺やタイミングなどを考えて読む技術や日本語力は目を見張るものがあると思います。

②美味しいものが食べられる

これは収録やロケ、編集所でも共通ではないでしょうか。
ただ、ロケでのレストランの場所や編集所の出前はADが選ばなければなりません。
ロケなら地方っぽさ、編集所の出前なら食べやすさや時間の問題(届いてすぐに食べれるとは限らないので麺などは不向きです。)、編集担当やディレクターの好みなどもあるので意外と面倒ですが。

ロケは…正直あまり覚えてないですね。関東ばかりであまり地方のロケに
出ていないというのも大きいですが。寿司とかお菓子とかは食べたと思います。

収録では撮影で使用した物の余りやロケ弁が食べられます。
弁当は主に
・津多屋(のり弁が大エースの和食系 局のおじさん方絶賛)
・オーベルジーヌ(「夜の巷を徘徊する」など、有名人からも名前が出る欧風カレーのお店、一番好きでした)
・金兵衛(魚系和食。)
・鳥久(マツコの知らない世界にも出ていたようです。自分はここの唐揚げとジャガイモが美味しいと思います。)
・崎陽軒(駅弁でもおなじみのシウマイ弁当。残念なことに某女性タレントが好きじゃないとのことでした… が僕はプライベートでも食べるぐらいには大好きです)
・喜山(ボリューム満点の中華)
・塚田農場(チキン南蛮などお肉が人気)
あたりが来ます。
ちなみに、番組や局によって頼む人が自分らアシスタントディレクターだったりアシスタントプロデューサーだったりで異なります。
また、番組によって1つの弁当店だけだったり、3つ4つのお店が来る場合もあります。某討論番組のAD時代に隣で収録していた某バラエティ番組では給食やバイキングみたいに鍋が並んでました。すげえ。
また、収録で食べ物を食べたりすると、余ったものがたま〜に食べられたりします。
某トーク番組では一流ホテルのケーキや有名店のお菓子などを食べました。
一番記憶に残るほど美味しかったのは高級有名店のローストビーフでした。

編集の時に滞在する編集所では出前を頼みます。
あまり編集日程が長かったりするとここの店は飽きたとかこの店は嫌いだとかとなって結構面倒臭い。F※※K YOU!我慢してくれ。
また、どうしても若干の栄養バランスの偏りは否定できないです。
これに運動不足や生活バランスの乱れが重なって太るか、疲れやストレスで痩せるか人によって異なります。。。(1年目は痩せましたが2年目以降は太ったかと思います。最終的には自分のように体調不良の原因の一因になるかもです。。。)

ちなみに出前の定番ですが、
・唐揚げ弁当の京華(人によって絶対頼んだり、逆に頼むなと言われたり…結構好みが分かれるようです。Tポイントが美味しいのは内緒。)
・赤坂蘭苑(ボリュームのある中華。自分のAD時代の途中から営業休止になってました。もう再開したのかな?)
・鉄人(花の名前が弁当につけられてるお弁当屋。付属のご飯をそぼろご飯とかツナマヨご飯などにできるのが面白いです。)
・オーベルジーヌ(ロケ弁でも触れましたがカレーの名店)
・大阪王将
・ジョナサン
・ココイチ
あたりがよく頼んだかなというイメージです。
一部の店は出前以外でも食べられるようです。
詳細は色々と検索してみてください。味は保証します!

③いろんな場所にロケに行ける

まあ番組にもよりますが大体のバラエティだと行けるかと思います。
(今のコロナでタモリ倶楽部や巷を徘徊するのように方針転換があったりして、厳しい部分もあるかもしれませんが…)
逆に密着ドキュメンタリーだと予算や人員、受け入れ先の都合で
ディレクターだけで行け!というケースも多々あります。
警察24時や外国に行くドキュメンタリーはほぼADはロケと無縁だと思います。
(バラエティでも予算の都合で遠い場所は一人でなど、ケースバイケースですが)

自分はバラエティ番組時代に白川郷や新潟、静岡、大阪などに行きました。
記憶に残っていたのは白川郷。初来訪でしたが、とても綺麗でした。五平餅を食べたかったのですが、ディレクターがいる手前食べられなかったのが
気がかりでした。結構おすすめです。宿が少ないようなので要注意です。
ロケについては、鉄道好きなので、新幹線移動が楽しかったです。
外国には行けなかったのでイッテQとかは少し羨ましかったです。
とは言え、あの番組で行くような辺境の地はあまり行きたく無いですが。

警察24時担当AD時代では1回だけプロデューサーの計らいなのか、助手が欲しいのか、某県の警察のガサ入れのロケに連れて行ってもらいました。
別のディレクターからは刑事さんによってロケのしやすさ、印象など個人差あるようでタフな現場になりがちだと聞きましたが、そういったロケにおおらかで優しい刑事さんで良かったです。(その事件は色々あって使われませんでしたが。)
密着ロケについては、基本的に好きな番組、好きな取材対象でもないとやってられない気がします。長期に及ぶ上に、深夜や早朝に密着する可能性もあるので。とある密着取材番組に行かされたのは地獄でした。
バラエティ番組と違って楽しめるような場面も少なかったので・・・。

尤も、バラエティでも、月曜から夜ふかしみたいに深夜のちょっと治安の悪そうな地域だったり聞きにくいことを聞いてみたりとなかなか根気の要るロケもあったりすると思うのでその辺は個人差かもしれないです。

以上のように一応楽しい場面も多くあります。
もちろん、辛い場面も前回で述べたように多々ありますが…。

最後に

上記の体験をしたければゴールデンのバラエティ番組を多く担当している
制作会社や局に行きましょう。
極論ですが、ドキュメンタリー系はほぼそういう恩恵がないと考えてもいいかと思います。
ちなみに、自分は報道やワイドショーは担当したことがないのでそちらについては、なんとも言えません。
ただ、やはり昨今のコロナであったり、ネット局(日テレにとっての読売テレビ、テレ朝にとってのHTB、メ〜テレなど)の連携で行ってもらったりもあるかと思うので、地方へ行くロケの機会は少ないかと思います。
残業代がきっちり計算されて出るか出ないか(おそらく局以外は厳しいかと思いますが)などもあるので、本当に、入る会社選びは慎重に…

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